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元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~ 作者:沢村治太郎(合成酵素)

第十四章 スタンピード編

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327 心、ここ


 ヴァニラ湖南東の地点を離れる前に、ざっと戦況を確認しておく。


 まず、錆色の巨人はエコが一人で上手く抑えられている。


 マサムネの時のようなハプニングは、エコには起こらないだろう。何故ならVITが倍以上違う。巨人の攻撃の2~3発、エコならどうってことはない。


 それにしても、エコは良い壁役として成長したな。“筋肉僧侶”としての活躍はまだ先になるだろうが、既に壁としては申し分ない役割をこなしている。


 特に、楽しみながら壁になれているところが素晴らしい。魔物からの攻撃を長時間耐え続ける壁役は、なかなか根気のいるポジション。飽きてしまう人も多いのだ。



 さて、シルビアはどうだ? ああ、いた。


 戦場をあちこち走り回り、なるべく多くの魔物へ大ダメージを与えては移動してを繰り返している。


 色々と試していたようだが、最終的にはその形に落ち着いたか。


 正しい。魔弓術師は単なる後方支援と勘違いされがちだが、実のところは火力を出すポジションだ。


 惜しむらくは、いまいちシルビアのDEXとINTが足りていない点だろう。もう少し経験値を稼いで他のスキルを覚えてステータスを上げれば、こんな魔物など一撃で何十体と葬れる。


 今後の課題だな。



 次は……まずノヴァが目に付いた。


 良い。実に良い。バケモノじみたステータスによる、【体術】のゴリ押し。


 しかし、立ち回りやスキル選択についてはよく考えられている。素直に上手いし、【体術】だけでよくここまでやっているなと感心できるほどだ。


 なるほど、見えたな。


 ノヴァはやはり、手札を増やした方がいい。これまでずっと【体術】一辺倒でやってきたからか、咄嗟になると慣れ親しんだ【体術】ばかりを頼り、他のスキルを活用するという発想が浮かんでこないようだ。


 なまじ【体術】オンリーでもなんとかなってしまうバカ火力があるため、この問題は意外と根深いかもしれない。


 チーム・ファーステストに入ってくれると言っていたので、今後じっくり訓練していけばいいだろう。



 そして、キュベロとエルとクラウス。誰か一人が《変身》している状態を維持できるよう、前衛と後衛を使い分けて上手く立ち回っている。


 これは流石に訓練の成果が出た。ダンジョンでの経験が生きたな。


 クラウスもよく二人に付いていっている。【剣術】にこだわらず柔軟に考えて、積極的に他のスキルを活用しようと意識しているのが功を奏したようだ。まさしく戦いながら成長している最中に見える。



 あとは、レイヴ君か。


 うーん、本当になんでもやれるオールラウンダーだな。何やっても上手い。吸収も凄まじく早い。器用貧乏にならないといいが、今のところ心配無用だろう。


 あらゆることを99点でこなせる急速成長の若者か……前の世界にもいたなあ。元気してるだろうか、鬼丸君。



 あ、そういえばプリンスもいた。


 うん、まあ、特に言うことなし。ピンスポ撃ち上手くなったね。




「そろそろグロリア見に行くか」



 俺はアンゴルモアを憑依させ、《雷光転身》で港町クーラ西の地点へと転移した。


 クールタイム中にいざという時が来てしまった場合は、あんこの転移召喚で現場へ急行すればいい。



「おっほ! やってるやってる」



 おおっと、ついムラッティのような声が出てしまった。


 いやしかし、久々にリンリンさんのクアッドオペレーションを見たが、何度見ても慣れない。よくできるなあんな器用なこと。この領域まで来ると、もう脳の構造の違いとしか思えない。


 なるほどなあ、あれで良い具合にタゲを散らしているからエコが抜けても余裕があるんだ。流石である。


 で、噂のグロリアはというと……。



「おー」


 確かに強い。思ったより。


 火力は高くないが、とにかく範囲に振って、ノックバックさせて、大量にまとめて相手にしているのか。あれで安定させるのは至難の業だが、立ち位置の調整が絶妙だ。AGIの高さも立ち回りを助けているな。


 ああなると弓術師の亡霊をどう捌くかが問題だが、それは……なるほど、ムラッティを利用して処理させているわけね。


 ワンドで魔魔術連発する固定砲台があそこに陣取れるとド安定だな。リンリンさん、さては知っていたな?



 そして、イヴもよく頑張っている。【糸操術】は敵をひとまとめにするのに持ってこいのスキルだ。大量に釣って固めて、ムラッティの風参火火参相に巻き込ませる。見るからに効率の良い作戦である。


 レンコは変身時のステータスを活かして、離れた場所にいる弓術師の亡霊を各個撃破か。


 悪くないが、《変身》していない時はどうしているんだろう。一回退いて、ヴォーグと代わるのかな。


 ヴォーグは《精霊憑依》もあってバフを切らさず戦えるから、幅広く皆のフォローに回っているようだ。それに、高ランクの《テイム》も有効活用できているようで何より。敵を味方にして使い捨てる。よりタゲが散って安全性も増す。我ながら良い作戦だ。


 で、カレンは……あー、ちょっと行ってくるか。



「――いいか?」


「!?」



 俺が後ろから声をかけると、カレンは心底驚いたという顔でこっちを振り向いた。


 これはダークエルフ特有の何かかもしれない、耳がピンと立っている。ユカリもびっくりした時は耳が立つので、多分カレンもびっくりしたんだろう。「どうしてここに?」ってな感じで。



「ヒットアンドアウェイでやるなら、そういう直線的な動きはしない方がいい。特に敵が多い場合は」


「あ、ありがたい話ですが、ではどうすれば」


「木の葉がヒラヒラ落ちるみたいな感じで動いてみ」


「えぇ……?」



 伝わらないか。



「こんな感じだ。右から、斜め左~、後半ちょっと前進、斜め右~、ちょっと前進」


「!」


「ほら、だんだん敵が固まってきただろ?」


「本当ですね……!」


「“シミーバック”というテクニックだ。相手のAGIに合わせて遅くしたり早くしたり、幅を広げたり狭めたりすれば応用も利く」



 見たところ、カレンはこの中で一番火力が低い。


 ならばテクニックで補うしかないが、現状そのテクニックも一番低い。


 リンリンさんやヴォーグのおかげでターゲットが広く散っているからよいものの、カレンに魔物が集中したら相当しんどいことになる。


 リンリンさんもその辺はよくわかっているとは思うが、万が一ということもあるから、ここでワンランク成長しておいてもらおう。



「魔物に苦手意識があるのか?」


「!!」



 観察していて思ったことを聞いてみる。


 カレンは図星だったのか、目を見開いた。



「どうして」


「へっぴり腰だもん」


「…………」



 俺の指摘に、カレンはむすっとした顔をする。そして、暫しの沈黙の後、口を開いた。



「……しょうがないです。怖くないはずがないですから」



 私だって死ぬのは怖いです――と。



「…………あぁ~」


 ここで、俺はようやく思い出した。


 そうだ、死ぬかもしれないんだ。


 なのに皆は、これほど訓練して、これほど成長して、これほど勇敢に立ち向かっているのだ。


 ……なんか、感動した。



「じゃあ、もっとテクニック磨いて、もっと経験値稼いで、もっとステータス上げないとな」



 俺はシミーバックを実演しながら目の前の魔物を倒し切り、振り返ってそう口にする。


 カレンは一瞬きょとんとした後、「ふふっ」と笑った。



「普通、その逆ですけどね」



 そうかもな。


 わざわざ死ぬかもしれないところへ行く人の方が圧倒的に少ない。


 でも、ここにいる皆は違う。違ってくれる。


 嬉しいね。



「まあ……私も毒されてしまったということです」


 カレンは俺に背を向けると、再び向かってきた魔物の軍勢へと斬り込んでいった。


 早速、シミーバックを実践している。まだまだ粗削りだが、アドバイスする前と比べれば見違えるほど良くなった。




 ――おっと? 呼ばれたか。


 《精霊召喚》《精霊憑依》から《雷光転身》で、すぐさま現場に転移する。我ながら良い反応。


 すると、今まさに敵の攻撃を受けてダウンしようとしている巨躯・・が見えた。



「――間に合った?」



 吹き飛ばされた体を抱き留めると、図らずもお姫様抱っこのようになる。


 顔を覗き込んで聞いてやると、朝剃ったのだろう髭が既に薄らと青髭になり始めているリリィが、その顔をボッと真っ赤に染めた。



「アタシ、もう死んでもいいわぁ……」


「大丈夫そうだな」



 ハイポーションを飲ませて地面に降ろす。



「ご、ご主人様! 申し訳ございません、早計だったようです!」



 そこへ、俺に連絡をくれたベイリーズが戦いながらも謝罪の言葉を口にする。


 確かに、リリィのこのVITならクリティカルが出ていたとしても十分に耐えていた。今のダウンも、ベイリーズがフォローして、すぐに立て直せる程度の隙だった。



「暇だからもっと呼んでくれていいぞ~」


「!? は、はい?」



 俺の返事に、ベイリーズは混乱しているようだ。


 まあ、様子を見るに、この二人はなんの心配もないだろう。互いにフォローもできていて、上手に立ち回っている。


 さて、折角だから、ここも見て回ろうか。



 まずは……おい、ラズ。お前、手ぇ抜いてるな?


 いや、仕方ないか。あんこが無双している。やることなさ過ぎて暇なんだろう。


 アルファは、理想的な“殴り魔”だな。周りもよく見えている。その気になれば、さっきのリリィのダウン時にシェリィへ指示して転身を使わせてフォローに向かわせることも可能だったかもしれない。やはり彼女はリーダー向きだ。


 お次はシェリィだが、あいつ【魔術】の使い方上手いな。援軍に向かわせた一時間で何か掴んだか? もっと場数を踏めば、化けるかもしれない。


 ヘレスは、まあ無難だな。慣れない【盾術】を基本に忠実に、慎重に使っているという感じか。あいつのガンガン前に出ていく戦闘スタイルとは、相性が悪いようだ。しかし要点はきちんと押さえられているので、問題ないだろう。


 ロックンチェアは、流石の一言。ラズのバフも合わさって、攻守隙なしという感じだな。


 ロスマンは、なんとなく萎縮しているような感じもするが、動き自体は悪くない。あの年齢で新たに始めた【盾術】をあのレベルで使いこなすというのは、やはりセンスが良いんだろう。


 で、あんこは……言うことなし。やりたい放題である。




「そろそろ行くか」



 ひとしきり見て回って、俺は最後の場所へと移動を決める。帝都マルメーラ東の地点だ。


 《雷光転身》で転移すると、真っ先に俺に気付いた男が話しかけてきた。



「まさかとは思うが、暇だなどと思ってはおらんだろうな?」


「暇」



 俺が即答すると、シガローネはわざとらしい呆れ顔をする。



「良いご身分だな、閣下」


「俺の分まで頑張ってくれ、閣下」


「人の心がないのか貴様は。恋人の心配よりよっぽど熱を入れて巨人の倒し方の説明をしていた時は、流石の私も開いた口が塞がらなかった」


「照れるぜ」


「…………」



 いよいよ本当に呆れられてしまったらしい。シガローネは戦闘へと戻っていった。


 いいんだよ、俺とマサムネはあれで。言葉にせずともわかっているから。


 さて、そんなシガローネはどんな具合かというと……。



「おお」


 凄いな。多彩で、パワフルで、そつがない。自信家、辣腕家というイメージ通りの、シガローネらしい戦闘スタイルだ。


 ……んー、多分、先生・・がいないんだろうな。壁にぶち当たってから暫く経っていそうだ。動きに年季が入っている。ここから先の成長となると、手本にできる何かから見て学ぶのが良いだろう。


 ちょくちょく、何かの機会に誘ってみるか。


 お次は、ナトの様子を見てみよう。


 おっ、良いね。良い動き。基本に忠実、捻りのない力勝負が得意で、得意を活かす剛速球ストレートの連発だ。良く言えば実直、悪く言えば愚直。なんとも彼らしい。


 帝国勢は元のレベルが高いなぁ。



 アカネコはどうだろう?


 あぁ~、いいっすね。ずっと見てられる。吸収したことをクソ真面目に実践して、戦闘しながら勉強している感じだ。実に微笑ましい。


 シャンパーニは……とにもかくにも美しい。彼女もまた基本に忠実だが、味があるというかなんというか、独特の美麗さがある。アカネコとはまた違った意味でずっと見てられるな。


 コスモスは、へぇ、意外だな。彼女もまた美しい。美的というよりは、芸術的な表現というべきか。効率よりも表現したい何かがあるんだろう。なまじ実力があるから成り立っているのがまた面白い。


 アルフレッドとミックス姉妹は、なるほど、完全に裏方に徹しているようだ。射程勝ちを狙い、アルフレッドだけシルビアのように立ち回って随所で火力を出す。うん、良い働きだ。


 そして、ミロクは……。



「!!」


 おい! あいつフレーム回避しやがった!


 あっ、零環さんだな!?


 ちくしょうやられた。ネタバレだ。見なきゃよかった……。


 まだ何か隠しているかもしれない。俺は意識して視線をミロクから逸らす。もうネタバレを食らったりはしないぞ。



「……おぉ」


 そうして最後に目がいったのは、マサムネ。


 マサムネは、俺が教えた通りの巨人対策を完璧にこなしていた。


 たった一回見せただけでこれか。相変わらず飲み込みが早い。




「…………」



 見て回って、理解した。


 皆、真剣だ。


 かつての世界では、皆これほど真剣ではなかった。


 ゾクゾクと、不思議な嬉しさが込み上げてくる。


 もっと見せたい。もっと教えたい。


 ああ、やっぱり、この世界は最高なのだ。



 時計の針は、もう間もなく17時を指そうとしている。


 皆が俺に見せてくれた、その成長。


 心から感動した。


 今度は、俺がお返しする番だ。



 17時からのボスラッシュは、俺の“ソロ”でやる。



 現時点での・・・・・俺の集大成・・・・・である。



 さあ、篤と御覧じろ――。



お読みいただき、ありがとうございます。


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