動画編集などはよくわからないのでtiktokで許可されている音源を載せるくらいしかできないのですが、作業工程がなんとなく分かれば良いな〜と思ってます。素体は実際自分でポーズを取ったりポーズデッサン人形の写真を撮ってそれを見ながら起こして行きます。漫画の時にもとても便利なので2体持っています。
これはこの前のメイドの絵の時の素体起こしの写真です。これをそのままトレスすると体型などが変わってしまうのでキャラクターに合うように変えていきながら描いていきます。(背景は汚くて隠しました)
データで全体のバランスを取るのが苦手なので素体まではバランスを見るためにアナログでの作業をしています。なので自分の場合写真を撮ったものをトレスしたい時はプリントアウトをしないといけません。工程も面倒なのでここは見ながらなんとなく当たりをとって描いていきます。デッサン人形の手がどっか行っちゃったので手は別に自分の写真を撮ったりしてそれを参考にして見て描いたりします。
取り込んでから別レイヤーで洋服を書き足していきます。最初から洋服を着せた状態の時もありますが、このほうがバランスよくかけます。参考にしているだけでトレスではないので上のものを重ねてもぴったりにはならないと思います。
データに取り込むのが素体からなのでtiktokはこの辺りから仕上げまでをタイムラプスにしています。
最近トレパク疑惑をかけられてる絵師さん多いですが、比較画像のソースがなかったり(ないのに言われることあるのか!?と思ったんですがあるっぽいです。)、最近では冤罪の方が話題になってたりしてたので、自分もいざと言うときに作業工程のデータを残しておくことは大切だなと思いました。
顔の輪郭だけ合う!とかたまに見ますけど輪郭だけしかトレスしてないくらいなら多分その人は全部描いたほうが早いんじゃ…と個人的には思います。
自分もいちいちプリントアウトする工程を考えると描いたほうが早いです。
自分の写真を撮る場合はノートパソコンの内カメを使っています。写真だと押してから3秒で1ショットしか撮れないので、動画録画にして少しずつポージングを変えて動いたものをとって、後からバランスのいい部分を一時停止してそれを見ながら素体を起こす、という作業工程です。自分でポーズを取ったほうが動きが自然で柔らかい印象のシルエットになりますが、体型がキャラクターと異なる場合は元の写真からキャラクターの体型に変換する必要があるので自分が取ったポーズに近いポーズをデッサン人形にとらせて、その2つを資料にしながら描く、という場合もあります。
アナログ工程も動画が撮れれば良いのですが、スマホスタンドなどを用意しないと真上からのアングルって難しそうなので皆さんどうやってアナログ作業を撮っているのか今度調べてみます。ずっとアナログで描いてきたのでいまだにアナログのほうが描きやすいです。最近の絵師さんはデータでしか絵を描かない人多いみたいですごいなと思います。データはまだまだバランスとったり細かなニュアンスをペンで出したりするの苦手なので勉強が必要だなと思ってます。パースのきついものとか背景がしっかり必要な場合はパース定規が便利なのでデータから起こしたりもします。