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【議員報酬UPは必要?】
2019年、台風19号により多くの団体や市民が復興作業および募金活動を行なっている最中においても「議員報酬UP」の議案を賛成多数で可決され、合計3,631,525円の公金が余計に議員に流れました。
川崎市の議員報酬は、約1,400万円で、これは会社員平均年収(402万円)の3倍以上、公務員平均年収(716万円)の約2倍です。
さらに議員報酬UPは市民感覚では理解できないでしょう。
オンラインホテル予約「Agoda」より引用
【川崎市の海外視察事情】
4年に1度行き、視察の旅費は議員ひとり80万円を上限として議員報酬および政務活動費とは別の公金で賄われています。2012年はアメリカやオランダ等へ視察に行き、宿泊ホテルはヒルトンホテルやシェラトンホテルなどの高級ホテルばかりです。
2016年も変わらず4つ星高級ホテルに宿泊され、昼間からビールを飲まれている姿もマスコミに確認されています。
海外視察の成果も見えない中、公金の無駄使いではないでしょうか。
【閉ざされた議会】
政務活動費の使途について透明性を高めるため、ホームページで領収書を公開する地方議会が増えている中、川崎市議会は市民から領収書の公開を求める陳情を提出されましたが、驚くことに847日間も審査されず、いまだに公開をしません。
不審に感じたため、何度も市議会に行き、徹底調査したとこ「公開しない」でなく「公開できない」と思えるような、市民感覚では理解できない使い方を多くの議員がなされていました。
【政務活動費閲覧の問題】
ホームページの政務活動費領収書公開を拒否する川崎市議会では、市民が見るのに大きな壁があります。
①平日の議会業務時間内でないと閲覧できません。
②閲覧は個室に案内され複数の事務員から監視あり。
③閲覧する際に個人情報や閲覧した記録が残ります。
④過去に議会事務局から議員に閲覧者の密告あり。
【複数議員が詐欺疑惑】
この題名で驚かれた人は多いと思いますが、令和になってから起きた最近の出来事なのです。
内容は、実態不明の個人事業者と共謀して虚偽の領収書で政務活動費を騙し取っていた疑いがあるのです。
関わったのは自民党の議員で、詐欺疑惑の時期は令和2年3月~4月です。
この時期、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言があり、多くの市民が不安の中で生活をされていた真っただ中です。
わたしは、この悪徳業者の領収書を税金から支出していた議員たちに対して刑事告訴または住民訴訟を起こしました。
【なぜ自身で動かない】
今までに、何十回も議会局で、政務活動費の領収書を閲覧しました。
すると、多くの議員が議会での質問や調査に高額な税金を使いアウトソーシングしているのを知り驚きました。
また、議員の中にはたった600枚のチラシさえもポスティング業者に1枚40円の¥24,000(税抜き)を税金で依頼しています。
自分で配れば1時間ほどで終わるのに、わざわざ業者に依頼して「配布地域の指示・打合せの手間・作業後の支払いの手間・収支報告書まとめの手間・ムダな税金の支出」が増えるだけです。
【監査委員は半分が議員】
川崎市の監査委員は4名で構成されていますが、そのうち2名は重鎮の現職議員が選任されています。
しかし、監査委員の議員選任については、妥当性を問う議論が各地で起こり、ついに国も動き2017年に地方自治法を改正し、条例で定めれば「議員のうちから監査委員を選任しないことができる」ようになりました。
この改正を受け、透明性の高い地方議会は「議員の中から監査委員の選任をしない」条例を定めております。
川崎市においては、議論さえもされず、いまだ半分議員が選任されていますが、政務活動費の監査請求では、監査対象は議員ですので、忖度された結果を危惧しています。
【議員側の提案は少ない】
2015年~2019年の5年間で議員側が提案し可決された議案は、市民には関係ない自分たち議員が得する議案「議員報酬UP」のみです。
けれど、あれだけ多くの議員がたくさんの政策を掲げていながら、議員が得する議案しか可決していないことに驚きです。
【不祥事議員の再立候補に疑問?】
全国の地方議会では、たびたび議員による不祥事が起きており、任期の半ばに辞職するケースもあります。市民の血税である公金を騙し取っていたにも関わらず、再び立候補することや議員を続けていることに理解ができません。芸能人で不祥事を起こして再び活動再開するのとわけが違います。市民を大きく裏切り二度と議員をやる資格がないと私は考えます。
【市民への情報公開が低い政務活動費】
全国で20ある政令指定都市において、川崎市は領収書や会計帳簿や活動報告書をネット公開しない透明性が低い議会のため、情報公開度や使い切りランキングは下位です。
川崎市議会は、政務活動費運用指針において「支出の透明性を高めるために、研究会、視察調査活動、研修会等の開催および参加、広報・広聴活動に係る経費等の支出に際しては、支出内容を明確にするため、政務活動記録票を作成し、支出伝票に添付の上、議長あて提出後、会派又は交付対象議員が保存する」ことになっています。
そのため、視察報告書で加点(10点)されているため最下位は免れていますが、議員によっては5行だけの報告書もあり、市民が納得できるかは別問題です。
また、多数の自民党議員が、ずさんな視察報告書の作成提出を繰り返していたことが発覚されています。
全員ほぼ同じ内容の視察報告書を提出され、多数議員の視察同行は公金のムダ使いではないでしょうか。
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