野々市市は28日、酒気帯び運転で免許の取り消しを受けたと市に報告せず、偽造した免許証を提出して隠ぺいを図ったとして、総務部の50代課長補佐を同日付で懲戒免職処分にしたとホームページで発表した。
市の発表によると、職員は2021年3月6日午後10時半ごろ、自宅で飲酒した後、飲食店へ行くため車を運転し、踏切で一時停止せず警察官に呼び止められた。事情聴取中の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、道交法違反(酒気帯び運転)で運転免許取り消しと2年間の欠格期間の行政処分を受けたが、23年2月まで市に報告しなかった。
さらに22年4月、市が全職員に運転免許証の写しの提出を求めた際、職員は交付日、有効期間、顔写真などを偽造した免許証の写しを出した。職務でも運転する必要があったにもかかわらず、免許証を自宅に忘れたなどとうそをついて拒否していた。
23年2月8日朝に実施した市のアルコールチェックで、職員から基準値超えのアルコールが出たことがきっかけで判明した。偽造免許証の提出について、市は告発を視野に入れて警察と相談しているという。
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