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黒柳徹子と松任谷由実の不思議な友情 “わだかまりの初共演”から気の置けない関係になるまで

NEWSポストセブン / 2023年3月2日 7時15分

黒柳徹子と松任谷由実の不思議な友情とは(写真は松任谷由実のインスタより)

 いまの2人の関係性を、誰が予想できただろうか。2月17日、黒柳徹子(89才)がラジオ『松任谷由実のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にゲスト出演。ユーミンこと松任谷由実(69才)と、2時間にわたり濃密なトークを繰り広げた。

「パーソナリティーを務めるユーミンが、会いたい人をゲストに招く番組なのですが、この番組の55周年を記念した特別な回に黒柳さんを指名したんです。黒柳さんは『徹子の部屋』(テレビ朝日系)でゲストに鋭い質問をして会話を広げていますが、今回は逆の立場。まるで『ユーミンの部屋』状態でした。芸能界で黒柳さんとあれだけフランクに話せるのは、ユーミンくらいですよ」(芸能関係者)

 2人の出会いは1981年。重い空気が流れるなかでの初共演だった。当時ユーミンは絶大な人気を博していたが、テレビ番組にはほとんど出演しない歌手だった。その彼女が、黒柳が司会を務めていた音楽番組『ザ・ベストテン』(TBS系)に出演。きっかけは、夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆(71才)からの「そろそろテレビに出たら?」という一言だった。

「出演の経緯を耳にした黒柳さんは、生放送中にユーミンに対して“あなた、ご主人に言われたから出たの? ご主人のおっしゃるようになさるかたなの?”と尋ねました。当時27才だったユーミンは黒柳さんの言葉を苦言と受け取り、“女の自立とかにうるさい人”と感じて怖くなったとのちに語っています。初共演は、わだかまりを生んだまま終了しました」(前出・芸能関係者)

 2人の関係性が好転したのは、出会いから10年以上が経過してからだった。

「NHKの特番で再び共演することになったのですが、ユーミンはリベンジとばかりに、勇気を振り絞って黒柳さんのモノマネを披露したんです。それを見た黒柳さんは、あまりのクオリティーの高さに大ウケ。初共演のわだかまりがウソのように一気に解けました」(前出・芸能関係者)

 以降、2人は急速に距離を縮めていく。積極的に歩み寄ったのは、黒柳の方だった。

「黒柳さんはユーミンの自宅に遊びに行ったり、ユーミンの苗場(新潟県)でのコンサートに足を運んだりと親交を深めていきました。2人はいつしか、深夜3時頃まで長電話するほどの仲になっていた。黒柳さんはユーミンの豊かな感性やユニークな人柄に惹かれ、ユーミンはテレビ草創期から第一線で活躍してきた黒柳さんの勤勉さをリスペクトしていたようです」(芸能リポーター)

 気の置けない関係であることを表すこんなエピソードがある。2017年頃に、ユーミンは黒柳に「乾燥イチジク」とあだ名をつけた。

「業界では黒柳さんイジリはタブーとされているんです。有吉弘行さん(48才)は、2009年に“クソババア”とあだ名をつけて共演NGになったと、のちにテレビ番組で明かしています。『徹子の部屋』に14回出演し、盟友ともいわれていたさだまさしさん(70才)も、男女関係のきわどい質問をきっかけに2016年以降共演がありません。

 それなのに、“乾燥イチジク”という強烈なあだ名をつけたユーミンが共演NGになる気配はない。不思議な友情で結ばれているんです」(前出・芸能関係者)

 黒柳は『徹子の部屋』の最終回のゲストはユーミンと決めている。友情はまだまだ続く。

※女性セブン2023年3月16日号

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