レンダリング
れんだりんぐ
rendering
情報やデジタルデータを、コンピュータプログラムの演算によって可視化、つまりディスプレーに表示させることにより、その内容を把握できるようにすること。「表現」「演出」などの意味をもつ英語で、日本ではおもにコンピュータ用語として使われる。狭義では三次元コンピュータ・グラフィクス(3DCG)のデータを生成して可視化することをさす。
レンダリングを行うソフトウェアやシステムは、レンダラーまたはレンダリングエンジンとよばれ、元のデータや生成物の種類により、さまざまなものがある。たとえば、ウェブブラウザにおいてHTMLデータを読み取り、演算処理して画面に表示することや、ゲームソフトのデータを読み込み、映像を生成することなどもレンダリングである。表示するものには、動画、静止画、図形、テキストなどがあるが、音声の生成が含まれることもある。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
レンダリング
基本ソフトやアプリケーション・ソフトが、画面に表示すべき内容を、与えられたデータから計算しながら描き出すことです。ウェブブラウザが受信したHTMLのデータに基づいてページを表示すること、ゲームソフトが立体的で美しい景色を描き出すことなどがレンダリングの具体例です。
⇨ウェブサーバー
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
レンダリング
rendering
完成予想図のこと。デザインや建築においてクライアントやスポンサー,そしてスタッフの相互理解のために欠かせないもの。事物そのものの完成予想図はもちろん,使用のされ方,設置されるであろう環境などもともに描かれる場合もあり,模型や実物大の立体物と同時に提示されることもある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例