大阪・2人死亡事故“くしゃみして意識が遠のいた”
1日、大阪市で病院の敷地に車が突っ込み女性2人が死亡した事故で、逮捕された男が、「くしゃみをして意識が遠のいた」という趣旨の話をしていることがわかりました。
1日午後3時ごろ、大阪市生野区の病院の敷地に乗用車が突っ込み、巻き込まれた黒田シマ子さんと口池邦子さんが死亡しました。2人は向かいの家に住む友人同士で、病院に用事があったということです。
逮捕された呉昌樹容疑者が運転する車は、車道を逆走し歩道に乗り上げたとみられていますが、呉容疑者が調べに対し、「事故直前にくしゃみをして、意識が遠のいた」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
また、逆走したとみられるおよそ60メートルの道路には、ブレーキをかけた痕が残っていなかったということです。
警察は、1日朝から呉容疑者の自宅を家宅捜索していて、原因などを詳しく調べています。