日本酒造組合中央会の一階にある日本の酒情報館。
日本酒、焼酎、泡盛のテイスティングや購入ができ、
お酒に関する様々な情報を発信している施設です。
そこで定期的に開催されている、海外メディアサロン。
今回は、在日の海外メディアの方々に「燗酒」をテーマにした
講座があり、私も参加させていただきました。
講師は、燗酒師のレジェンド、多田正樹さん。
燗酒の歴史や本来の意味合いを解説してくださり、
その後に多田さんによるスペシャルな燗酒2種類を、
生ハムやチーズに合わせながらいただきましたよ。
玉川の大吟醸は、フラスコに入れて
ゆっくりお湯の中で回しながら48度くらいまで上げて。
悦凱陣の生原酒は、65度くらいまでチロリで一気に上げて、
徳利に入れた時に60度くらいになるように。
それぞれ熟成したものを、最適な方法、温度で出してくださいました。
酒器も、多田さんがお持ちになったもので、中には年代物も。
参加者の中には、燗酒を飲むのは初めて、という方も結構いらして、
初めての燗酒体験が多田さんのお燗とは、なんとも贅沢ですね。
同席したフランスのメディアの方は、私はこっちの燗酒が好き、
この温度が好き、など色々感想を述べつつ、楽しんでおられました。
まだまだ知られていない燗酒の素晴らしき世界、
海外の方にも正しく広まっていくといいな。
大好きな燗酒の奥深さに触れることができた貴重な機会、
お声がけいただき心より感謝です
有難うございました