アストロラボ、アマゾンの注文備品 リストを自動作成
備品管理のソフトウエア開発を手掛けるアストロラボ(東京・港)は、事業者向けの電子商取引(EC)サイト「アマゾンビジネス」での注文備品を自動でリスト化できるサービスを発表した。メーカーや製品名、製品番号などをソフトに自動反映し、管理担当者の負担を軽減する。
アストロラボは2012年設立でソフトの受託開発を主力事業としてきた。ここ数年でクラウドサービスの備品管理ソフト開発に力を入れる。登録する備品数に応じた月額課金で収益化している。
従来は注文品の詳細を企業の担当者が自分で調べて管理リストを作成する必要があったが、アストロラボは備品のデータベースを構築する。スマートフォンで注文品の製品ラベルを撮影し、データベース上に登録があれば自動でクラウド上に詳細が転記できる。
アマゾンビジネス以外のECサイトとも連携を進め、契約社数は現状の500社から26年メドに10万社まで増やす計画だ。備品の保有者も管理できるため、盗難や破損の発生を防ぐことにつながる。アストロラボは学校や病院などでも需要があるとみている。
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