「けんかした後、寄り添った」…校舎超える高さの“ポプラの木”伐採へ 飯田市
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■空洞化が進み倒壊の恐れ
飯田市鼎小学校に植えられた樹齢60年以上のポプラ1本が今週伐採される。幹の腐りが進み、倒木の恐れがあるため児童の安全を考えて判断された。27日は「お別れ会」が開かれ、全校児童の他、植樹当時に在学していた住民4人が参加。当時の思い出話に児童らが聞き入り、参加者全員で巨木に思いを寄せた。
ポプラは1961(昭和36)年4月、当時の新1年生が入学記念で植樹。6年生の身長とほぼ同じだった苗は、4階建ての校舎をはるかに超える高さ…
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