「けんかした後、寄り添った」…校舎超える高さの“ポプラの木”伐採へ 飯田市

有料会員記事
校舎を見下ろすように立つポプラを見つめる児童たち

■空洞化が進み倒壊の恐れ

 飯田市鼎小学校に植えられた樹齢60年以上のポプラ1本が今週伐採される。幹の腐りが進み、倒木の恐れがあるため児童の安全を考えて判断された。27日は「お別れ会」が開かれ、全校児童の他、植樹当時に在学していた住民4人が参加。当時の思い出話に児童らが聞き入り、参加者全員で巨木に思いを寄せた。

 ポプラは1961(昭和36)年4月、当時の新1年生が入学記念で植樹。6年生の身長とほぼ同じだった苗は、4階建ての校舎をはるかに超える高さ…

(残り352文字/全文579文字)

この記事は会員限定記事です
無料会員登録で月5本まで閲覧できます

ログインして読む

あわせて読みたい

大町西小150周年 桜並木を後世へ 補植を計画 CFで資金募る|信濃毎日新聞デジ...
帰り道に見つけた「慰霊碑」…刻まれた「333人」調べた子どもたちの思い 満蒙開拓...
JR飯田線の市田駅―伊那北駅間で運転見合わせ(14日)|信濃毎日新聞デジタル 信...
国重要文化財の校舎で特別授業 佐久市の旧中込学校、学制公布150年記念で|信濃毎...
邪魔物?いえいえ待ってました 河川敷の伐採木、人気上昇中で今年も抽選か 県奈良井...
太陽光設備計画、設置届け出書を出さず山林伐採 小諸市が中止要請 白馬村でパネル放...