1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

湯の交換“年2回”の旅館「塩素の臭いが嫌いだった」謝罪会見で社長が発言…従業員の指摘も無視

FNNプライムオンライン / 2023年3月1日 7時10分

創業1865年の老舗高級旅館「大丸別荘」(福岡・筑紫野市)の温泉で、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された問題。

2月28日、社長が謝罪会見を開いた。しかし、そこで語られたのはあきれ果てた説明だった。

「あまり大した菌じゃない」

大丸別荘・山田真社長:
レジオネラ菌があまり大した菌じゃないという認識がひとつと。

大丸別荘・山田真社長:
塩素注入しなかったのは、塩素の臭いが自分の体質にあわず嫌いだったという、身勝手な理由でございました。

レジオネラ菌は過去にたびたび入浴施設での感染が報告されており、なかには死亡した事例も。

しかし、山田社長は「大した菌じゃない」と認識していたと説明。さらに、条例で決められているお湯の入れ替えなどを行っていなかった事については「自ら指示した」と明らかにした。

従業員から法令違反の指摘も無視

大丸別荘 山田真社長:
ただ、命がどうでもいいという考えではなかったんですけれども、ただ結果としてそうなってしまったということで。

大丸別荘 山田真社長:
店自体どうなるかわかりませんが、(今回の件が)ある程度落ち着きましたら、もちろん退任するということになると思います。いま放り出すわけにはいきません。

一部の従業員から法令違反を指摘する声があがっても、無視していたという。

(「イット!」2月28日放送より)

CCPA Notice
あなたにオススメ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む