前回は長く座っていることが腰痛の原因となり、定期的に立ったり、歩いたり、姿勢を変える、休憩をすることが大切になると紹介しました。まだ見ていない人は≪腰痛の原因、自分でつくっているかも?!≫からごらん下さい。
とはいえ、仕事の内容によってはデスクワークなど、長く座り続けなくてはならない場合もあります。そんなときは悪い姿勢にならないように気をつけることが大切になります。下記のような猫背のような姿勢は腰への負担が大きく、腰痛になりやすいです。
≪長く座ってしまう場合の対策は?≫
腰への負担が少ない姿勢で座るように心がけましょう。
①画面に顔が近くなりすぎない。
②肩の力を抜く。
③骨盤を軽く起こす。
④足を床につける。
これらに気をつけると良い姿勢で座れます。
また、浅く座って背もたれに寄りかかるのではなく、背すじを伸ばしやすい深さで座りましょう。背もたれによりかからないように背もたれと背中の間にクッションなどを入れると楽に座ることができます。
とはいえ、良い姿勢でも長く座り続けることは腰痛の原因になります。トイレ休憩や飲み物を取りに行くなど、こまめに席を立つようにするだけでも腰痛を予防、軽減する事ができます。
今回紹介したポイントに気を付けてもなかなか良くならない腰痛もあると思います。そういった場合はお気軽に当院スタッフにご相談ください。症状改善のために一緒に取り組んでいきます。