『特に痛めた覚えはないのに腰が痛くなった』という経験はありませんか?
新型コロナウイルスの影響もありリモートワーク、ステイホームでの長時間のテレビ鑑賞や読書など座っている時間が長くなり、腰痛を訴える人が増えています。
じつは立っているときよりも、意外と座っているときの方が腰に負担がかかっていることをご存じですか?(下のグラフの①と②)
読書やパソコン作業、ゲーム、スマートフォンを使っている時は本や画面に顔を近づけることで前かがみの姿勢を取ることが多くなります。座って前かがみになると腰への負担はさらに大きくなります。(下のグラフの③)
また、長く座っていたり、同じ姿勢をとり続けたりすると筋肉が働きにくくなり腰に力が入りにくくなります。これらが腰痛の原因になります。
≪どんなことに気を付けたらいいの?≫
最初に気を付けるポイントは、【長く座り続けないこと】です。
どんなに良い姿勢でも、長く座り続けると腰へのストレスは大きくなります。 予防するためには定期的に立ったり、歩いたり、姿勢を変える、休憩することが大切になります。これに気を付けるだけで腰痛を減らすことができます。
とはいえ、仕事や趣味など、理由があって長く座ってしまう方も多いと思います。次回はそんなときに気を付けるポイントについて紹介します。