インタビューシリーズ第19回 笠井誉子さん
インタビューシリーズ第19回 JWLI Bootcamp2019年卒業生
笠井誉子さん
(NPO法人徳島の働く女性を元気にする会理事長 、株式会社reクラーレット代表取締役)
- JWLI Bootcampとの出会い(なぜ応募したか)
公益財団法人ジョイセフの吉留桂さんと、「ホワイトリボンラン(世界中の女性がより健康に、自分らしく生きることを支援する運動)」を通じて知り合い、桂さんがJWLIボストンプログラムの卒業生だったので、そこで初めてJWLIと言うものを知りました。その後、国際女性会議(WAW!)のセッションの一つでJWLI創設者の厚子・東光・フィッシュさんが登壇していて、その会場で JWLI Bootcampのチラシを見たのが直接のきっかけです。実施会場の名古屋は地元ではないのでダメかと思ったのですが、思い切って応募してみたら思いが通じました。
- 「これで私は変わった」/JWLI Bootcampで特に印象に残っていること
JWLI Bootcampが終わってから、迷わなくなりました。それまでは自分のやっていることは自己満足じゃないかとか、そんなことやって何になるのと言われて傷ついたり、やめようと思ったことも何度もありました。「徳島の女性はもともと元気なんだから、これ以上元気にならんでよろしい」と面と向かって言われたりして、自分たちのやっていることに意味を見出せなくなることもありました。でも、JWLI Bootcampで厚子さんの情熱に触発され、柴沼さんのこれからの未来の話や山川先生のアントレプレナーシップと失敗学に触れ…すべてがミックスされて、自分のやっている活動の方向性に確信が持てるようになりました。手弁当でやっていた活動も今では補助金を得たり、自主事業にもたくさんの方が参加してくださるようになりました。徳島県にもしっかりと活動の重要性を認めてもらい、一緒に女性支援を盛り上げていけるような関係性が出来ています。
- JWLI Bootcampをきっかけに、やり始めたこと、これからやりたいと思っていること
JWLI Bootcampの後、学んだことは全部自分の事業に取り入れてます。例えば、オリエンテーションの心構えや、参加者同士がお互いに褒め合い感謝を伝え合う「サンキューカード」は自主事業にも取り入れています。組織運営の質も上がりましたね。事業の在り方のお手本として、JWLIは私がこれからどこに向かっていくべきかを示してくれました。規模も分野も違うNPOのみなさんと一緒になって、共に学ぶ中で自分たちの今後のビジョンが見えてきたんです。
- JWLI Bootcampに興味を持っている方へ一言
私のように「自分なんかが入っていいのかな」と思っている人には、勇気を持って挑戦して欲しいです。絶対、あなたの世界が変わるから!全員知らない人同士でも、JWLI Bootcampではみんながあたたかく応援してくれます。今まで批判ばかりされてきた中で、応援してくれる人がいるというのはすごく嬉しいことです。JWLIコミュニティ内でいろいろな経験もできるし、他の卒業生をイベントの講師に呼んだり、仲間ができてすっごく楽しいです!そして、自分がJWLIで得たものをまた自分の団体のスタッフに還元していくこともできます。参加を迷われている方にもぜひ、こうした仲間を得られるJWLI Bootcampに参加して欲しいと思います。
- インタビュワー Yuki’s コメント
とにかくまだ見ぬ自分に出会いたいというポジティブな気持ちが溢れている誉子さん。人とつながるのも大得意で、周りの人を巻き込むのが誰よりも上手です。JWLI Bootcampを体験して迷いのなくなった誉子さんの未来創造の勢いは止まりません!NPO法人徳島の働く女性を元気にする会は、共催団体として JWLI Bootcampを徳島に呼んでくださり、2022年7月29日~31日(金土日)に開催予定です。詳しくは、JWLI Bootcampのウェブサイトをご覧ください。