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良い集約拳

kage

2018/05/13 (Sun)

下の最後の写真のキャプションは、俺がK合君に対して行った指導について、SSさんの質問に
対し回答した内容である。K合君の簡易強健術第一動・腓腸筋練修法を見て「それ毎日100回
やれ」と指示をした。その理由は極めて簡単。彼の場合、数をこなして疲れ果てて力が入らなく
なる方が良いと判断したためだ。

その逆に、横で稽古していたI藤君の腓腸筋練修法における左右後方に開く両腕が、これがまた
いかにもダルそうで、それがかえって良いのである。元気で体育会なK合君がこのように脱力
するには、とにかく少しくらい型が雑になっても構わないので、数をこなすしかない。
I藤君はその調子でダルく続けるべし(爆笑)。

稽古のシメは三骨軽打法だが、これもまた趣のある練修法だ。力が抜けていればいる程、叩く時に
軽快な音がするのは勿論の事、鎖で繋がれた分銅を正中心から振り回すように続けて行くと、
そのうち「良い集約拳」に仕上がって行く気がする。

良い集約拳とはどんな集約拳か? 書いている俺自身も実のところ上手く説明出来ない(ガクッ)。でも、
だんだんと良い集約拳になってきている気がするのであります(笑)
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kage

正中心は生まれた時から存在している「中心生命」

こんばんは。お邪魔します。

>鎖で繋がれた分銅を正中心から振り回すように続けて行くと

この文章を読んで「あっ!」と思いました!

人間って、生まれた瞬間「正中心」が宿るんですね。

型が決まった瞬間だけ「中心」が発生するのではなく、
準備運動の段階から本運動はおろか、

寝てても、座っても、遊んでいても、常に正中心があり続ける。
「正中心」が消滅した時は「死」の時って事ですね。

60兆の細胞の一つに「中心」があり、
その全細胞を統括する「中心」が下腹部にある。

それを「自覚」できるかどうかだけだと思います。

恐らく腸間膜の一点が「正中心」だろうと思います。

人間は、骨と筋膜で形作られています。
膜は蜘蛛の巣状態となって全身と繋がりあってます。

いや、空間にも蜘蛛の巣は繋がっていて、地球の中心、
太陽の中心、銀河系の中心、そして全宇宙の中心と
繋がっている。

そんな感じがしました。
繋がっている。 そう思います。

Posted at 20:58:48 2018/05/13 by 山中

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kage

元々あるのに気づかない

僕の文章が何がしかのヒラメキ、気づきのきっかけと
なれば幸いです。書いてる甲斐があるというものです♪

>人間って、生まれた瞬間「正中心」が宿るんですね。

そうかもしれません。元々全ての人間に備わっていて、
それが成長、齢を取ると共に見失われて行くのかも。

正中心って身体の部位でもあるけど、最近は「在り方」
そのものが正中心なんじゃないかという気もしています。

Posted at 18:40:46 2018/05/14 by 三宅琢也

この記事へのコメント

kage

一本やられました。

正中心は在り方そのもの。
まさにそうですね。

仕事柄、何とか解剖学的に
説明したいと思ってしまいますが、
昔の達人は、そんなものも知らずに
達人だった。

昨日あたりから不可思議体験が
増えてきまして、説明できない
んです。

頭の百会を天のある一点に定めると、
一瞬で疲労感が消えたり。
何じゃこりゃ!って感じです。

智拳印という印を結ぶと
視界がピシャッと明るくなります。

不思議現象が雪崩の如く
起こってます。

Posted at 19:59:26 2018/05/15 by 山中

この記事へのコメント

kage

不可思議バンザイ♪

古の賢者は体験的にそのような「叡智」を知っていたのでしょうか?
先に体験ありき、理論は常に後付けですからね。

>頭の百会を天のある一点に定めると、
>一瞬で疲労感が消えたり。
>何じゃこりゃ!って感じです。

その「ある一点」ってどこだ?? みんな知りたいと思いますよ(^^;

Posted at 18:31:18 2018/05/16 by 三宅琢也

この記事へのコメント

kage

頭の重心が両足支持面中央に落ちる

頭の百会が天のある一点というのが、
明確になりました。

頭の重心を捉えるってことですね。
顎を引いた姿勢は、頭の重心が前方に寄りすぎるし、
上を向きすぎると、後方に行き過ぎる。

その前後のバランスが取れた一点ですね。

肥田春充の外腹斜筋の型の写真でも、
顎は引いてなくて、少し上がり気味。

あの一点が頭部の重心が両足支持面中央に
落ちている状態なんでしょう。

人間は、二足歩行になり重い頭を胴体に乗せる様になりました。
いかに重い頭を軽くするか。

重い頭が中心に落ちると、力が下にストーンと抜ける。
上体は脱力しやすくなると力学的に思います。

Posted at 05:26:44 2018/05/17 by 山中

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kage

スゴイ!

流石山中さんアタマがいいですね!
スゴいこと考えつきましたね!
なかなかそういう境地までいけませんよ!
もっといろいろと発表してください!

Posted at 19:18:25 2018/05/17 by ブログ読者

この記事へのコメント

kage

重心を感じる力を育てないと正中心には至らない

「頭の中心を捉える」
少し顎を上げただけで、すごく頭が軽く感じます。
色んな人で実験してますが、成功しています。
みんな、無意識にはやっている時があるはずなんですが、
気づかないんでしょうね。

結局、「重心を感じる力」がどれだけあるかって事ですよね。
自分の重心が「今」どこに落ちているかって事を感じられないと、

「正中心」には永遠に至らないと思います。

赤ちゃんの時はみんなできているんですよ。

ほんと。

内臓の重さを丹田に確り落として座ってますもの。
どこにも力が入っておらず完全に脱力しています。

肥田春充を形容する言葉に、
「まるで赤ちゃんがそのまま大人になったようだ」
というのがあります。

純粋無垢の一点の曇りもない赤ちゃんの如くの
素直な心があって、あの姿勢なんでしょうね。

正中心の極意は赤ちゃんにあると私は思えて仕方ありません。

Posted at 06:22:07 2018/05/18 by 山中

この記事へのコメント

kage

赤ちゃん最強!

>正中心の極意は赤ちゃんにあると私は思えて仕方ありません。

ですね。僕もそう思うし、家族に赤ちゃんや幼児がいる人は、
彼らをよ~く観察し、見習えって事をよく言ってます。

彼らは肉体の一部分だけを使うという事をしない。常に全身を
連動させて動いている。部分力が発達していないので、
そうする他ないからですよね。

Posted at 10:30:53 2018/05/27 by 三宅琢也

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kage


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