年を明けてすぐにあるのが、薬学のCBT試験。
OSCEは大抵、クリスマス前には終わっている大学がほとんどですが、
CBTは年明けまで引き延ばして、クリスマスとお正月をのんびりと過ごさせなくする魔の試験です。
CBTという試験は、合格率97~99%くらいであるのですが、
「合格基準は、310題中186題(60%)以上正解することです。」
となかなか高めの合格基準になっているが、実際のところどうなのかを詳しく書きたいと思います。
実際、簡潔に言うと、6割も要らないです。
こういう事を書いている記事は他にはないと思うのですが、
具体的に書くと、得点開示したところ私はCBTは正答率56%で合格にしてもらいました。
私の大学では、学年で2人の方がCBTで落ちて、
学年で3人の方がOSCEで落ちました。
CBTよりもOSCEで落ちるリスクの方が例年高いのですが、
CBTで落ちた人の2人のうち1人は正答率43%で落ちました。
もう一人の人に関しては、よく知らないです。
なので、総合的に考えると、正答率55%以上であれば普通に合格にしてもらえると思います。
正答率が50%以上でも大抵の大学であれば合格になると思います。
正答率が50%を切ってくると、不合格になる可能性も高いと思います。
ただ、CBTには救済措置として、1か月後に再試験というのが設けられています。
薬学のCBTの再試験は、だいたい2月の末くらいに行われるので、
万が一、CBT本試験で落ちても、そこから約2か月勉強をして、
再試験で教授陣の納得する点数を叩き出せれば合格になるというわけです。
ただ、この再試験で受かる可能性は一般的に物凄く低いそうなので、
CBT本試験で不合格になってしまった場合は、かなり厳しいとは思います。
とはいえ、学年で下から3番くらいに入らなければ合格できる試験なので、
大抵の人にとっては、何も気にする事がない試験であるでしょう。
私もCBTに関しては、ほぼ勉強をした覚えがなく、
ほぼノー勉状態で受けました。
薬学のCBTは国試の必須問題と同じような問題であると言っている人が多いですが、
実際のところ、国試の必須問題とはだいぶと傾向が違うようには思います。
国試の必須問題対策として勉強するよりかは、
ちゃんとCBT対策用に勉強をした方が短期間で得点はアップすると思います。
=========追記===============
一見、誤解があるような表現になってしまった可能性があるので、
追記をいたします。以前の記事で書いた内容を引用しますと、
薬学共用試験CBTを主宰する薬学共用試験センターは
CBTとOSCEについて、次のように言っています。
CBTとOSCEの試験結果は、
試験実施後1週間以内にセンターから各大学に送付します。
これに基づいて各大学が合否の判定・通知をします。
各大学が個別に実施する成績評価により、
個々の受験生の実務実習をするために必要な資質の有無を判定します。
つまりは薬学共用センターは採点をするだけであって、
最終的な合否は大学側に一任されているというわけです。
具体的には大学側に採点結果が送られてきて、
60%以上ある人に関しては無条件で合格とし、
60%無かった人に対して、教授会にて判断をして最終決定をします
以前書いた記事の内容の通り、
CBTとかOSCEの最終判断は大学に一任をされていますので、
あくまで、私の大学においては、上記のような結果になりましたが、
大学の卒業試験の難易度が、若干他の大学よりも難しい所があるように、
CBTやOSCEの判定も、若干他の大学よりも厳しめな大学もあります。
大抵の大学は、私の大学と同じような基準で、合否を判定していると思いますが、
例外の大学もあるという事です。
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