【解説】街のにぎわい、どう回復 松本パルコ、2年後閉店へ

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■得意のアパレル需要が激減

 ファッションやカルチャーの発信拠点として商都・松本の象徴的存在ともなってきた松本パルコが、2年後に姿を消すことになった。人気ブランドのテナントなどで松本市内外から若者らを呼び込んできたが、インターネット通販の台頭などを受けて消費行動が変わり、売り上げは長期的に減少傾向が続いていた。閉店後の後利用は現時点で未定で、街のにぎわいをどう取り戻すかの議論が急務だ。

 パルコなどによると、松本パルコの来店者数は1990年代後半ごろから減少に転じた。ファストファッションが普及し…

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