ワットストアの評判・口コミは?太陽光発電投資のメリット・デメリットも

株式会社チェンジ・ザ・ワールドが運営する「ワットストア(旧:CHANGE)」は少額で太陽光発電所に投資が出来るサービスです。スマートフォンやPCなどから実際に所有することなく太陽光発電投資ができるという特色があり、新たな投資方法の1つとなっています。

今回はワットストアの評判や口コミを紹介します。また、利用するメリットやデメリット、注意点も解説しますので、ワットストアでの投資を考えている方は参考にしてください。

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. ワットストアとは
    1-1.太陽光発電投資とは
  2. ワットストアのメリット
    2-1.少額(300円)から太陽光発電投資ができる
    2-2.売電収入はいつでも換金できる
    2-3.メンテナンスなどの手間は不要
    2-4.好きなタイミングで購入・売却できる
  3. ワットストアのデメリット
    3-1.レバレッジを効かせることはできない
    3-2.発電所をすぐに売却できないケースがある
    3-3.現金への換金には手数料が発生する
    3-4.発電所を必ず購入できるとは限らない
  4. ワットストアを利用する際の注意点・リスク
    4-1.運営会社の倒産リスク
    4-2.売電価格の下落リスク
    4-3.実質利回りの表記が通常の金融商品と異なる
  5. ワットストアの評判・口コミ
  6. まとめ

1.ワットストアとは

ワットストア
サービス名 スマホで買える太陽光発電所 ワットストア
運営会社 株式会社チェンジ・ザ・ワールド(英語表記 CHANGE THE WORLD Inc.)
代表 池田 友喜
本社所在地 〒998-0864 山形県酒田市新橋2丁目26-20
事業内容 CHANGE for Biz事業(企業の再エネ100%転換支援)
ワットストア事業(スマホで買える太陽光発電所)
ソーラーシェアリング事業
SOLA VEGE(ソラベジ)事業
設立 2014年2月
資本金 1億6,000万円

ワットストアはスマートフォンで1Wから欲しい分だけ太陽光発電所を購入できるのが特徴で、少額から太陽光発電投資を始められます。太陽光発電所で作られた電気は電力会社に送電され、売電収入が毎月分配されます。

発電量の集計は1ヶ月周期で実施され、検針から売電収入が入金されるまでの期間は半月程度です。入金があった3営業日以内に管理費を引いた売電収入が購入者に分配されます。購入者は売電収入をアプリやサイトを通じていつでも自由に換金することができます。

1-1.太陽光発電投資とは

太陽光発電投資とは、太陽光発電所を設置して発生する電気を電力会社に売却することで利益を得る投資方法です。また、太陽光発電で生み出された電気の売却価格は固定価格買取制度(FIT制度)によって国が定めた単価による買い取りが保証されています。

太陽光発電による電力の売却価格は一定ではないため、買取価格が下落してしまうと収入が低下してしまう可能性があります。FIT制度は、固定価格による買取を保証することによって太陽光発電の導入のハードルを下げ、再生可能エネルギーの普及を目指した仕組みです。

FIT制度により20年間買い取ってもらえるため、市場相場の影響を受けることなく利益を期待できます。

【関連記事】太陽光発電投資のメリットとデメリットは?2020年以降のFIT制度も解説

2.ワットストアのメリット

ワットストアを利用するメリットは下記のとおりです。

  • 少額から太陽光発電投資ができる
  • 売電収入はいつでも換金できる
  • メンテナンスなどの手間は不要
  • 好きなタイミングで購入できる

2-1.少額(300円)から太陽光発電投資ができる

ワットストアでは1つの発電設備を利用者でシェアする仕組みによって運営されており、約300円から発電所を購入することができます。

一般的な太陽光発電投資では設備投資にまとまった資金が必要になりますが、ワットストアを利用すれば少額から投資可能です。実際に土地を所有したり、潤沢な資金がなくても太陽光発電投資ができるというのは、ワットストアを利用するメリットとなります。

2-2.売電収入はいつでも換金できる

ワットストアで購入した太陽光発電所で作られた電気は電気会社に送電されるため、購入者には売電収入が毎月分配されます。

売電収入は「ワットプラス」という独自の単位で分配され、その時点での販売価格でいつでも売却して現金化することが可能です。またAmazonギフト券などにも手数料無料で交換することができます。

2-3.メンテナンスなどの手間は不要

ワットストアで購入した太陽光発電所のメンテナンスは、すべて運営会社が行います。そのため、購入後は発電量をチェックする程度で、他に手間が掛かることはありません。

また、災害用の保険料や管理費用などを考慮したうえでの実質利回りや収入見込みとなっているため、諸経費の増加などによって利回りや収入見込みが悪化することはありません。

2-4.好きなタイミングで購入・売却できる

ワットストアでは24時間いつでも投資することができます。スマートフォンアプリやWebサイトから好きなタイミングで取引できるので、昼間に時間が取れない方でも利用しやすいサービスといえるでしょう。

また、保有した発電所もいつでも売却することが可能です。ただし、キャンペーンなどで取得した場合には売却できないため、注意しましょう。

3.ワットストアのデメリット

一方、ワットストアを利用した場合のデメリットは下記のとおりです。

  • レバレッジを効かせることはできない
  • 発電所をすぐに売却できないケースがある
  • 現金への換金には手数料が発生する
  • 発電所を必ず購入できるとは限らない

3-1.レバレッジを効かせることはできない

レバレッジ(効果)とは小さな資金で大きな投資効果を得て収益性を高めることです。ワットストアでは、融資を活用したレバレッジ効果を得ることが出来ない点がデメリットと言えます。

実際に土地に設備を設置して行う太陽光発電投資では、金融機関の融資を受けることで手元資金以上の大きな規模で投資を行うことが可能です。一方、ワットストアでは自己資金の範囲内での投資しかできません。

3-2.発電所をすぐに売却できないケースがある

ワットストアで購入した発電所は、発電期間途中での売却も可能ですが、なかにはすぐに売却できないケースがあります。

発電所のなかにはロックアップ期間(=売却できない期間)が設定されていることがあります。ロックアップ期間は6ヶ月程度となることが多く、分譲募集されている発電所の一覧には「売却可能日」が記載されています。

3-3.現金への換金には手数料が発生する

売電収入を現金に換金する場合、手数料が発生します。現金への換金1回につき390円の手数料が掛かり、換金依頼額より差し引かれます。

そのため、換金額が少ないと手数料によって利益が目減りする可能性があるのがデメリットです。なお、Amazonギフト券への換金では手数料は掛からず、15円分から換金可能となっています。

また、少額投資を検討する際に注意しておきたいのが「手数料負け」です。ワットストアは300円という少額資金で運用することが可能ですが、期待利回りが6%であることから、まとまった資金を現金化しないと得られたリターンよりも手数料の方が大きくなることに注意が必要です。

3-4.発電所を必ず購入できるとは限らない

ワットストアで募集されている太陽光発電所のなかでも、利回りが高い発電所では応募が殺到する場合があります。そのような発電所はすぐに売り切れてしまうため、購入したくてもできない可能性があります。

利回りの高い発電所を購入したい場合は、募集情報をこまめにチェックする必要があるでしょう。

4.ワットストアを利用する際の注意点・リスク

ワットストアでの投資には主に下記のようなリスクが伴います。

  • 運営会社の倒産リスク
  • 売電価格の下落リスク

その他、実質利回りの表記が通常の金融商品と異なる点にも注意が必要です。それぞれ詳しくみて行きましょう。

4-1.運営会社の倒産リスク

ワットストアでの投資には運営会社の倒産リスクがあります。案件の募集時に想定されていた利回りや収益見込みとなるとは限らないため、注意が必要です。

なお、運営会社(株式会社チェンジ・ザ・ワールド)が破綻した場合は、運営会社を変更して対応が行われるほか、太陽光発電所はオーナー(利用者)の資産として残るような対策が取られています。

4-2.売電価格の下落リスク

太陽光発電投資では売電価格の下落リスクがあります。ワットストアで継続的に発電所を購入する場合は、買取価格の変動具合を確認する必要があります。

なお、ワットストアでの売電収益は、固定価格買取制度によって20年間の買い取りと購入時点での買取価格が保証されており、ワットストアで購入した発電所から生み出される電力の買取価格が、投資開始後に下落することはありません。

しかし、買取価格は年々下がりつつあり、翌年以降に発電所を購入する場合、同じような投資環境であるとは限りません。

4-3.実質利回りの表記が通常の金融商品と異なる

ワットストアのサイト上に表記されている実質利回りは、通常の金融商品と異なる点に注意が必要です。

ワットストアの太陽光発電投資では、購入した発電所の価格が少しずつ減少し、20年間で0円になる仕組みとなっています。一方、株式などの金融商品の場合、配当利回りの表記に株価変動の分は含めません。そのため単純に表記通りの利回りを比較することが出来なくなっています。

サイト上では年間の実質利回り7%前後と表記されていますが、金融商品に投資した場合と違って元本部分は償却となりますので、金融商品と同じ計算式だと約2%の年間利回り※が期待できるということなります。(※40%(20年間の運用利回り)÷20年間=2%)

以下、ワットストアのウェブサイト内のサービスページで実質利回りについて解説されている内容です。ご参照ください。

Q:「残り発電年数」が少ない商品は「実質利回り」が高くなっていますが、なぜですか?
また、保有している太陽光発電所の買取価格(投資家がワットストアに対し売却するときの単価)が、毎月少しずつ減少していくのは、なぜですか?

A:発電開始前・開始後に関わらず、どのタイミングで購入しても、表記されている予想実質利回りで発電所を所有できる仕組みにしているからです。

例えば、「残り発電年数が20年間」で「実質利回りが7%」、「販売価格1W(ワット)=200円」の発電所を100万円分(5,000W分)購入いただいた場合、毎年およそ7万円の売電収入が20年間お客様の元へ分配され、お客様の売電収入の合計は20年後におよそ140万円(7万円×20年)となることを見込んでいます(実際は売電収入は毎月分配されます)。

※引用:ワットストア「よくある質問>サービスについて」

5.ワットストアの評判・口コミ

ワットストアに関するポジティブな評判・口コミ

  • 金融経済の影響を受けづらいので分散効果が得られる
  • 20年間ちゃんと利益が出たらうれしい

ワットストアに関するネガティブな評判・口コミ

  • 実質利回りの考え方が他の金融商品と違って分かりにくい
  • FIT制度の買取価格が下がってきているので不安

※上記はすべて個人の感想です。投資を検討される際は、ご自身でもよくお調べの上ご判断下さい。

良い評判・口コミとしては、太陽光発電投資では経済情勢に影響を受けにくいため、リスクヘッジとして投資のポートフォリオに加えることを検討しているというものがありました。また、固定価格買取制度によって20年間の買い取りが保証されているため、長期的な利益を期待する声も見られています。

一方、ネガティブな評判・口コミとしてはワットストアで記載されている実質利回りの表記について分かりづらいという声がありました。その他、FIT制度の買取価格が下がっていることを不安視する声も見られます。これらの口コミが気になる方は、「4.ワットストアを利用する際の注意点・リスク」で解説した内容も確認し、慎重に検討されてみると良いでしょう。

まとめ

今回はワットストアの評判やメリット・デメリット、注意点について解説しました。ワットストアは300円程度の少額から太陽光発電所を購入でき、24時間取引可能であるなど、手軽に太陽光発電投資ができるサービスです。

一方、評判・口コミを見てみると実質利回りの表記について分かりづらいという声や、FIT制度の価格下落について不安視する声が見られました。投資を検討する際はこれらのリスクやデメリットについても注意することが大切です。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。