テクノロジーや産業分野における最高峰の国家資格である技術士。
衛生工学部門は、特に難易度が非常に高いといわれています。
今回は、技術士衛生工学部門の合格率・難易度、受験資格などについて解説します。
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合格率から見る、技術士衛生工学部門の難易度
技術士衛生工学部門一次試験の合格率は、35〜54%程度で推移しています。
二次試験になると合格率は一気に下がり、高い年で10%くらいというのが現状です。10人受けて合格できるのは1人という計算になります。
合格率から見て、技術士衛生工学部門の難易度は高いといえるでしょう。直近5年間における技術士衛生工学部門の合格率は、以下の通りです。
年度 | 一次試験合格率 | 二次試験合格率 |
2021(令和3)年度 | 35.4% | 10.2% |
2020(令和2)年度 | 46.9% | 7.6% |
2019(令和元)年度 | 44.6% | 8.1% |
2018(平成30)年度 | 49.7% | 10.8% |
2017(平成29)年度 | 54.0% | 6.6% |
2016(平成28)年度 | 48.1% | 10.3% |
出典:技術士第一次試験 統計情報、技術士第二次試験 統計情報
関連コラム:技術士試験の難易度は?一次・二次試験の合格率全部門総合&部門別にまとめ
技術士衛生工学部門の受験資格
一次試験は年齢や性別、実務経験の有無といった受験資格の制限がなく、誰でも受験可能です。
しかし、二次試験を受けるには、第一次試験に合格、もしくはJABEE修了し、さらに4〜7以上の実務経験があることが受験資格となっています。
公益財団法人日本技術士会によると、技術士二次試験の受験資格について下記のように記載されています。
技術士第二次試験を受験するには、受験申込みを行う時点で(1)及び(2)の要件を満たす必要があります。
(1)技術士補となる資格を有していること
(2)下記の1~3のうち、いずれかの業務経歴(科学技術に関する実務経験)を有していること
1. 技術士補として、技術士の指導の下で、4年(総合技術監理部門は7年)を超える実務経験。
※技術士補登録後の期間に限る。
2. 職務上の監督者の指導の下で、4年(総合技術監理部門は7年)を超える実務経験。
※技術士第一次試験合格後の期間、指定された教育課程修了後の期間に限る。
3. 指導者や監督者の有無・要件を問わず、7年(総合技術監理部門は10年)を超える期間の実務経験。
※技術士第一次試験合格以前の実務経験、指定された教育課程修了以前の実務経験も含む。
関連コラム:技術士とはどんな資格?受験資格・仕事内容・技術士になるまでの流れを解説
まとめ
難易度の高い技術士衛生工学部門に合格するには、幅広い試験範囲を効率よく学習することが重要です。独学には限界があるため、オンライン講座やスクールを活用すると良いでしょう。
オンライン講座やスクールには、経験豊富な専任の講師が在籍。わからない箇所をいつでも気軽に質問できるため、疑問を残すことなくスムーズに学習できるはずです。
「今のやり方で合格できるか不安」「仕事と勉強を両立する自信がない」という方は、オンライン講座を検討してみてはどうでしょうか。
関連コラム:技術士衛生工学部門の試験対策に役立つ参考書を紹介
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