美容系コンサルや化粧品の開発など、起業家として手腕を発揮する宮崎麗果さん。バリバリのキャリアウーマンの顔を持ついっぽうで、プライベートでは2021年にEXILEの黒木啓司さんとの結婚を発表しました。インスタグラムのフォロワーは現在、22万人超えでママインフルエンサーとしても幅広い世代の女性から支持を集めています。今回はそんな彼女のスタイリッシュな私服や充実したライフスタイルにフォーカスしていきます。
【Index】
6.黒木啓司さんとご結婚 インスタグラムではウェディング姿も
1.宮崎麗果さんってどんな人?
スラリと伸びた長い手足に、ぱっちりとした大きな瞳が印象的な宮崎麗果さん。10代の頃はアメリカ・テキサス州で青春時代を過ごしていたので英語も堪能。とはいえ、当時は日本語が日常会話程度しか話すことができなかったそうで、多文化・多人種社会であるアメリカの環境でアイデンティティ・クライシスに陥ったことも。その経験がその後の生き方を考えるきっかけになったそう。
固定概念に縛られず好きなことに挑戦する、そんな彼女のハングリー精神やグローバルな考え方は海外生活によって養われたのかもしれません。帰国後は上智大学に入学し、その美貌を活かして芸能活動を行っていたことも。現在は実業家として化粧品や美容系コンサルティング、バイオベンチャー企業を経営し、国内外の研究者と連携を図りながら創薬分野にも力を入れています。
また、最近はランジェリーブランド「Re; by reinest」も発表。大人な女性向けの脇高などの機能性も備えつつソフトワイヤーで着け心地が良いランジェリーを展開しています。プライベートでは三児のママで、昨年EXILEの黒木啓司さんと結婚。育児を両立させながら着実にキャリアを積み上げる麗果さんのパワフルな生き方は、まさに現代女性の憧れそのものです。
2.ファッション:大人の定番をそろえたワードローブ
シャネルのツイードジャケットはフォーマルに着てもステキだけれど、デニムでカジュアルな抜け感を演出するのが麗果さんのマイルール。
デニムのサイジングにもこだわりが。「普段は34を履いているのですが、あえて36をチョイスしてヒップとウエストまわりをきつめにお直ししました。逆に膝から下をゆったりさせることで、全体のシルエットに強弱をつけているのがポイントです。ラメ糸を施したツイードジャケットは一枚あるだけで、かっこよさと華やかさを同時に叶えてくれる必須アイテムです」
ジャケット:シャネル
パンツ:セリーヌ
バッグ:エルメス
時計:パテックフィリップ
ブレスレット:カルティエ
リング(右手):ヴィヴァン (左手):ミラモア ジュエリー
靴:セルジオロッシ
ここからは宮崎麗果さんが実際にインスタグラムで投稿したプライベートの私服を紹介。 エレガントで洗練された大人の着こなしをぜひ参考にして。
仕事の際はできるだけトーンを押さえた服装を心掛けているという麗果さん。この日はベージュ系で統一し、モダンな印象に。ボリューミーなロングコートはマックスマーラで、カットアウトした袖のラインが特徴。「コートの丈が長い分、ミニワンピの脚出しでメリハリをつけたのがポイントです。ブーツはグレージュなどのニュアンスカラーが今の気分。肌馴染みがよく、脚を長くきれいに魅せてくれます」
ネックレスはニューヨーク発のミラモア ジュエリー(Milamore Jewelry)で、彼女のスタイルを作る欠かせないブランドのひとつ。アート性やメッセージ性を感じとることができるドラマティックなデザインがお気に入りなのだそう。
コート:マックスマーラ
ニットワンピース:ザラ
ネックレス:ミラモア ジュエリー
ブーツ:コールハーン
モデルのヨンアさんがプロデュースする「コエルカフェ」へ。休日はスイッチを切り替えるために、カジュアルなチェック柄のスカートとフェミニンなシースルーニットでほんのりドレスアップ。エッジの効いた細身のライダースが、麗果さんの華やかさをより一層引き立てます。
「あまりガーリーな服は着ないのですが、気分をあげたかったのでロングスカートをチョイスしてみました。全体がスイートになりすぎないよう、仕上げは黒のライダースでシャープに引き締めたのもポイントです」オンオフともに、程よくモードのエッセンスを盛り込むのが麗果さんのこだわりです。
レザージャケット:サンローラン
ニットワンピース:シールーム リン
スカート:セリーヌ
バッグ:エルメス
3.愛用ブランド:圧巻のエルメスコレクション
麗果さんのモチベーションをあげてくれるのがエルメスのバッグたち。出会えたら即購入するほど筋金入りのエルメスマニアを公言しており、バーキンやケリーのほかピコタンなど入手困難なレアモデルを多数所有しています。プレゼントされるのではなく頑張ったご褒美に自分で購入する、というのも彼女の徹底したこだわり。
素材の種類もさまざまで、組み合わせによって雰囲気が異なるため、その日のスタイルにあわせてコーディネートを楽しんでいるそう。彼女のインスタグラムから、エルメスコレクションの一部をご紹介していきます。
4.ジュエリー:想い紡ぎながら引き継ぐ、宝物の数々
大切な人から譲り受けたジュエリーは一生ものとして、時を重ねながら紡ぐ楽しさがあるもの。どこか気品を感じるジュエリーの数々には麗果さんの特別な想いが詰まっています。
「イエローダイヤは祖母から譲り受けたもの。お婆ちゃんっ子だったので、どうにかこのダイヤを活かそうということで、夫とミラモアブランドヴィジョニアの稲木ジョージさんが一緒に婚約指輪のデザインを考えてくれました」
「二つのダイヤのセッティングをマリアンナハートと命名し、ミラモア ジュエリーのDNAである金継ぎをイメージした金線を描いているのが特長です。人生を金継ぎしながら強い絆で結ばれる家庭をイメージしています。ミラモア ジュエリーは二人の人生を繋いでくれたといっても過言でありません」と麗果さん。
結婚指輪もミラモア ジュエリーで、点字をモチーフにしたブレイルコレクションを夫の啓司さんとおそろいで。想いがたくさん詰まったジュエリーは二人の絆を深めてくれる存在になってくれそう。
リング:ミラモア ジュエリー
「稲木さんとは長い付き合いで、公私ともに親しい間柄なんです。彼が創るデザインには訴えたいメッセージ性があり、ひとつひとつに愛情がこもっています。肌に着けることで人との繋がりや、優しいぬくもりを感じます」ピアス、ネックレス、リングは日本の伝統工芸技術、金継ぎにインスパイアされたミラモア ジュエリーのKINTSUGIコレクションから。金継ぎは割れたパーツを漆で接着し、金属粉で装飾して蘇らせる技術で、そのユニークなシェイプが特長。身体の一部のように寄り添うようにデザインされているので毎日のパートナーになってくれそう。
ピアス、ネックレス、リング:ミラモア ジュエリー
5.ウォッチコレクション:仕事を頑張ったステイタスの証
大人としての品格と佇まいを表現する腕時計は自らのアイデンティティを示す名刺のようなもの。歴史ある名門ブランドならではの洗練されたビジュアルと精度を理解したうえで、なおかつ資産価値の高いメンズ時計を選ぶのが麗果さんのこだわりです。
「時計はファッションとして身につけて楽しめる資産価値と捉えています。ジュエリーもそうですが子供たちに受け継げること、そして自分の名刺代わりになるようなものを購入することが多いですね。仕事をしているうえで信用にもなりますし」高身長ということもあり、華奢なデザインではなく流行に左右されないメンズウォッチを愛用することが多いと語る麗果さん。
この日はパテックフィリップのノーチラスをメインに、ジュエリーの自由な重ね付けでモードな遊び心を添えて。
時計:パテックフィリップ
手元にゴージャスな品格を与えるデイトナは、店舗で実物を見ることができないくらい、入手困難なモデルでロレックスの王様とも呼ばれています。クロノグラフとタキメーターを搭載しており、機能性はもちろんどの角度から見ても美しい洗練されたビジュアルが特長。
その魅力について、「デイトナは造形的なフォルムの美しさとバランスが完璧なんです。いつまでも眺めていられます。希少価値が高いので、店頭で見つけたら即買いして間違いなしです」と麗果さん。コレクターならではのロレックス愛は尽きることを知りません。
時計:ロレックス
数々の名品時計を所有する麗果さんですが、なかでもロレックスへの愛はひとしお! ここからは、永遠のマスターピースとなる彼女のお気に入り6本を紹介します。
左から)
1.確信的な技術を追求したデイトナ。上品なシルバーが手元を優雅に彩ってくれる。
2.こちらも同じくデイトナで、艶やかなピンクゴールドが手元にラグジュアリーな存在感をもたらす。
3.麗果さんの祖父が愛用していたデイデイトは夫の啓司さんへ。ロレックスの最上位モデルとしての風格はさすがの一言!
4.定番のサブマリーナ。
5.こちらもデイトナで、ブラックのベゼルと文字盤がメリハリのあるフェイスに。
6.ロレックスのスタンダードとして普遍的デザインが人気のデイトジャスト。
6.黒木啓司さんとご結婚、ウエディング姿も披露
プライベートでは、2021年にEXILEの黒木啓司さんと結婚を発表した麗果さん。自身のインスタグラムでは、ウェディング姿も披露しています。二人の馴れ初めやプロポーズの言葉、さらに夫婦円満の秘訣とは?
2021年、自身のインスタグラムでウェディング姿をアップした麗果さん。ドレスはインポートブランド、アントニオ リーヴァをセレクト。ウエストから裾に流れる優雅なラインとウエストの大きなリボンが、彼女の美しさをより引き立てています。
ドレス:アントニオ リーヴァ(ミラー ミラー)
2ショットはドラマティックなモノクロ写真で。肩を寄せ合う二人から、幸せいっぱいの感情が伝わってきます。麗果さんに出会いの馴れ初めや啓司さんの人柄について聞いてみました。「共通の知り合いが何人かいたので、最初はお友達からスタートしました。啓司さんはまっすぐで誠実な人。ピュアですごく優しいですね。彼はどんなときもわたしの絶対的味方でいてくれるので、心強い存在です。子煩悩な一面もあり、わたしが仕事で疲れていても子供たちを公園に連れて行ってくれたり。とにかく子供たちが可愛くてしょうがないみたいです(笑)」
さらに夫婦円満の秘訣について、「1日の終わりに必ず今日の出来事を話すようにしてます。もちろん意見が食い違うことだってあります。それでも子供の前では絶対に喧嘩はしません。わたしたち夫婦の仲が良いことが子供の幸せであると思っていますから。あと、どれだけ忙しくても自炊して健康な食事を心がけています」。
2枚目のウエディングフォトは、ビジューがちりばめられたイネス・ディ・サントのドレスで。首元から流れる長いトレーンはため息が出るほど美しく、柔らかな曲線美がデコルテをキレイに魅せてくれる。
「啓司さんはオーラがあるので、それに負けじと横に立っていてもインパクトのあるドレスを選びました(笑)。このドレスはとにかくシルエットがキレイなんです」
ドレス:イネス・ディ・サント(ミラー ミラー)
7.愛車:ロール・スロイス、ベンツと過ごすカーライフ
仕事と育児を両立する忙しい麗果さんですが、オフの日はお気に入りの車でドライブに出かけることが多いのだそう。運転は自分でするのが好きで、富士山周辺に出かけたり軽井沢へ足を延ばすことも。欲しい車は自分で手に入れるのがポリシー! というこだわりも、エネルギッシュでハンサムな麗果さんらしいルールのひとつ。
2021年に購入したというロールス・ロイス・ドーン。エネルギーあふれるボディと流麗なフォルムはまるでアートのよう。「音楽を聴きながらドライブをするのがわたしのストレス発散法なんです。空飛ぶ絨毯のような乗り心地で、癒しの空間へと変えてくれます」と麗果さん。次に狙っているのはメルセデス・ベンツのマイバッハ。
こちらはメルセデス・ベンツGクラス、G63マヌファクトゥーアエディション。黒のコントラストで引き締めた圧巻のボディが魅力。「オフの日は千葉方面に出かけたり、遠出をするときは富士山や軽井沢までドライブすることもあります。平日はドライバーさんがいるので、一人になれる空間がなく、車庫にある車のなかでボーっとすることも(笑)」
フォロワーの方から『応援してます。勇気づけられました』と、声をかけてもらえるのが嬉しいと語る麗果さん。「こんな私でもいろんな人にポジティブな影響を与えられているのかなって。自分自身への励みにもなっています。これからも自分にできることを模索していきたいですね」
Photos: Cedrinc Diradourian, Insutagram @reikamarianna
Text: Megumi Otake
Special Thanks: ボルボ スタジオ 青山
住所/東京都港区北青山3-3-11
お問い合わせ/tel.03-6896-1141
https://volvostudioaoyama.vc-dealer.jp/
※登場するアイテムはすべて私物です。ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。