6年くらい前に、自動車同士でぶつかりました。
私が運転していました。
その数日前に、主人にドライブレコーダーを取り付けたいと言ったんです。
しかし、「必要ないよ。」の一言で却下されてしまいました。
そして、事故です。
相手は70歳代の女性でした。
左折の信号を通過し、10メートル位で、またすぐの信号を無視して突っ込んできました。
衝突当初も、警察がきた時も、自分の非を完全に認めていました。
保険会社に連絡すると、「お相手がそのように非を認めているのなら、何もしなくて大丈夫でしょう。」と言われたそうです。(主人)
私は一筆欲しいと思いましたが、ご老人で、酷く動揺もされていたので、主人に嗜められました。
そして、夕方、先方の保険会社から連絡が来ました。「私どものお客さまは、青信号を通過したと言っています。」と。
多分 人生色々と裏切られることはありましたが、この時ほど人を信じた自分を悔いました。
主人とも、このことが原因で何度も言い合いになりました。
交差点近くのスーパーの防犯カメラ、目撃者捜し、道路工事をしていた方の証言、後日行うことになった警察立会の現場検証。
個人的に依頼した調査。
その労力は半端ではありませんでした。
結果、証拠がなく、泣き寝入りです。
相手は15万程度の修理費、こちらは170万でした。
とてもとても悔しくて、この世の中、正義が通らないことがあると身を持って知りました。
この経験後、自分が必要だと思う物は、主人に聞くことなく揃えるようになりました。
相手がか弱そうな人だからと、同情することなく、証拠を残すという癖をつけました。
私が経験したように、人は平気でその場凌ぎの嘘をつき、信頼を得て、そして平然と裏切ります。
この時の痛みは、車の修理代以上の衝撃です。
でもそれが私達に日々襲いかかる現実です。
自分の身が大切であれば、自分で自分を守らないと生きていけません。
人を信じる気持ちを他人が大事になどしてくれません。
痛い目をみたくなければ、危ない問題に遭遇した時に、証拠を残す癖をつけて欲しいです。
さぁ、今日も一日頑張りましょう!