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関西電力社員 経産省サイトを不正閲覧 調査結果発表「営業活動のためではない」

02/24 15:56

 関西電力の社員が経済産業省が管理するWEBサイトを不正閲覧していた問題で、関電は社内調査の結果を発表しました。

 2020年に子会社に付与されたIDを使って、関電社員2人がひと月に4~9日ほどサイトにアクセスしていたとしています。

 この問題は子会社の「関西電力送配電」にのみ与えられているIDとパスワードを使って、本来はアクセス権限のない関電社員が再生可能エネルギーの発電事業者の個人情報や、発電設備に関する情報が記されている経産省の「再エネ業務管理システム」を不正に閲覧していたものです。

 関電によりますと2020年2月、社員の1人が関電送配電の社員からIDとパスワードの提供を受け、情報共有したもう1人の社員とともに月に4~9日程度、システムにアクセスし情報を閲覧していました。

 また2人がアクセスできることを知っていた22人のうち、不正閲覧を依頼したことがある社員が13人いたことも社内調査で判明しました。

 関電がアクセスした2人と、不正閲覧の依頼歴がある13人の計15人に理由をただしたところ「国からの交付金にエラーが出た時の対応」「工事申し込みの際の内容確認のため」などの回答があり、自社の営業活動のための不正閲覧や依頼はなかったとしています。

 社内調査によりますと「2人がアクセス可能」と知っていた22人のうち、約8割にあたる18人が今回の行為を「問題ないと思っていた」と回答。

 関電は今後、業務プロセスの再構築やマニュアルの整備を図る方針です。

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