ディスコ・アーティスト列伝<18>
ティーナ・マリー Teena
Marie
ご存知、“ブルー・アイド・ソウルの女王”である。ソウルの殿堂モータウン・レコード初の白人アーティストとして、ディスコブーム真っ只中の1979年にデビュー。初期の“Behind
The Groove”や“I Need Your Lovin'”、“Square
Biz”といったパワフルなディスコ・ファンクから、80年代半ばのプリンス・ライクなエレクトロ・ファンク“Lovergirl”、そしてクワイエット・ストームの大傑作“Ooo
La La
La”など数多くのヒット曲を放つ一方で、まさに山あり谷ありの波乱万丈なキャリアを歩んできた。一時期はレコード会社との契約を失い、10年以上に渡ってメジャー・シーンから遠ざかっていたこともある。
しかし21世紀に入って奇跡の復活を遂げ、カムバック・アルバム“La
Dona”は彼女にとって初の全米アルバム・チャートトップ10入りを記録。今やR&Bミュージックの重鎮として確固たる地位を築いており、レニー・クラヴィッツからアリシア・キーズまで、ティーナのことを敬愛する後輩R&Bアーティストも少なくない。
実際、ティーナほどブラック・コミュニティーから尊敬されている白人アーティストは他にいないと言われている。それは彼女自身が黒人住民の多い地域で生まれ育ったこと、時代の音楽トレンドを受け入れつつも常にR&Bのルーツに忠実であることなどが大きな理由として挙げられるだろう。しかし、それと同時に忘れてならないのは、彼女が一人の女性アーティストとしてR&B及びポピュラー・ミュージックの世界で成し遂げてきた数々の偉業である。
ティーナは作詞・作曲・歌のみならずプロデュース、アレンジ、さらにはピアノ、ギター、シンセサイザー、ドラム、パーカッションの演奏まで一人でこなすマルチ・プレイヤーとして知られる。つまり、自作の主導権をほぼ100%彼女自身が握っているわけだ。これは彼女が頭角を現した70~80年代当時、女性アーティストとしては非常に画期的なことだった。
特に、当時の黒人音楽の世界はプロデューサー主体でレコード製作が行われるのが当たり前。女性アーティストの場合はなおさらだったと言えよう。ティーナもデビュー・アルバム“Wild
and Peaceful”では恩師リック・ジェームスの強力なバック・アップを受け、セカンド・アルバム“Lady
T”ではリチャード・ルドルフのサポートを得ていた。完全に独り立ちしたのは、サード・アルバムの“Irons In The
Fire”からである。
当時のR&B系女性マルチ・プレイヤーとして、ティーナのアルバムにも何度か参加している才媛パトリース・ラッシェンの存在も忘れてはならないが、一般的なポピュラリティーという点ではティーナの足元にも及ばなかった。やはり、姐御肌でバッド・アスなティーナに比べると、優等生的で玄人受けするパトリースはどうしても小粒な印象が拭えない。
また、黒人音楽を演奏する白人アーティストというのは、ダスティ・スプリングフィールドやジャニス・ジョップリンを例に出すまでもなく、ティーナの以前から少なからず存在した。同時代のアーティストだと、ホール&オーツなんかがその良い例だろう。
しかし、彼らの音楽は基本的に白人リスナーへ向けて発信されたものであり、必ずしも黒人社会で高い支持を得たものではなかった。当時は黒人が白人の演奏する音楽を聴くということは非常に稀で、事実ティーナもデビュー当時は白人であることを隠していたくらいだ。
その後、ポール・マッカートニーとスティーヴィー・ワンダー、フィル・コリンズとフィリップ・ベイリーなど、白人と黒人のアーティストによるコラボレーションが相次ぎ、両者の垣根が次第に取り払われていくことになる。そう考えると、早くから黒人社会に受け入れられたティーナは、本当の意味でのブルー・アイド・ソウルの先駆者だったと言えるだろう。
しかも、これほどまでに長く黒人社会で愛されている白人アーティストは音楽史上他に例がない。デビュー当初から現在に至るまで、ポップ・チャートよりもR&Bチャートで圧倒的に強いという事実も、それをしっかりと裏付けてくれるはずだ。
さらに、彼女がモータウン・レコードとの契約を巡って争った裁判では、音楽業界の仕組みそのものに大きな一石を投じることとなった。事の発端は、モータウンが彼女の新作のリリースを却下したこと。これに不満を持ったティーナがレコード会社の移籍を打診したところ、契約違反でモータウンから訴えられてしまった。というのも、当時は所属アーティスト側から一方的にレコード会社へ契約の解除を申し出ることが出来なかったのだ。
裁判の結果はティーナ側の勝訴。これは彼女の本名から取った“ブロッカート・イニシアチヴ”とも“ティーナ・マリー法”とも呼ばれ、それまでレコード会社の言いなりだったアーティストの権利を向上させることに大きく貢献したのである。
ティーナは本名をメアリー・クリスティーヌ・ブロッカートといい、1956年3月5日にカリフォルニア州サンタモニカの黒人居住地区オークウッドにて生まれ育った。彼女自身はポルトガル、アイルランド、イタリア、そしてネイティヴ・アメリカンの血が混ざっているという。
土地柄もあって幼い頃から友人の殆んどが黒人で、スモーキー・ロビンソンやマーヴィン・ゲイ、アレサ・フランクリンなどの黒人音楽を浴びるように聴いて育った。つまり、生まれながらにして生粋のソウル・シスターだったわけである。
9歳の時に人気テレビ・ドラマ『じゃじゃ馬億万長者』に出演して子役デビューを果たした彼女は、当時から周囲に音楽の才能を認められていたらしい。そんな彼女がモータウンと契約することになったきっかけは、70年代半ばにモータウンの映像事業部が製作したテレビ・シリーズ。ティーナはこの番組の主要キャストに起用されたのだが、結局ドラマは放送されずに終ってしまった。
しかし、彼女の音楽的才能に注目した関係者の推薦で、76年にレコーディング・アーティストとしてモータウンと正式に契約する。ところが、それまで白人アーティストをほとんど手掛けたことのなかったモータウンは彼女の売り出し方に苦慮し、最終的にデビューが決まるまで実に3年という歳月が流れてしまった。(※ティーナよりも3年前にシャーリーンという白人女性歌手がモータウンと契約したものの、レーベル的に畑違いのカントリー・ポップスで売り出されたことから、82年に“I've
Never Been To
Me”がヒットするまで全くの鳴かず飛ばずだった)
その間、様々なプロデューサーが入れ替わり立ち代りティーナを担当し、数多くのデモ・テープがレコーディングされたという。だが、そのいずれも彼女の個性にマッチしているとはいい難かった。そんな折に知り合ったのが、当時モータウンで頭角を現していたファンクの帝王リック・ジェームスだったのである。
モータウンのロサンゼルス・オフィスに立ち寄ったリックは、廊下から聞こえてくるティーナの歌声にすぐさま魅了された。それが黒人でないことはすぐに分ったが、驚くほどソウルフルであったという。ただ、その時はリハーサル・ルームでお互い軽く挨拶を交わす程度だったようだ。
それからほどなくして、リックのもとへティーナのデモ・テープが送られてきた。それを聴いた彼は、自分こそが彼女をプロデュースする運命にあるのだと直感したという。ティーナを自分の門下生として迎え入れたリックは、彼流ファンク・ミュージックのノウハウを基礎から伝授。さらに、彼は友人でもあったリチャード・ルドルフ(ミニー・リパートンの夫)をティーナに紹介し、より高度なボーカル・レッスンを受けさせた。
そして、リックはティーナのデビュー曲として、もともとダイアナ・ロスのために書き下ろしたディスコ・ファンク“I'm
a Sucker For Your
Love”をプレゼント。自らデュエットという形でボーカルにも参加した。これはR&B系のラジオ局でヘヴィー・ローテーションされ、ビルボードのブラック・シングル・チャートで8位というヒットを記録。その直後にはファースト・アルバム“Wild And
Peaceful”もリリースされ、こちらもブラック・アルバム・チャートで18位と健闘した。
実はこのファースト・アルバム、ジャケットにティーナの写真が一切使用されていない。というのも、先述したように当時は黒人リスナーが白人アーティストのレコードを買うということは極めて稀で、モータウンとしては彼女の素性を明かさない方が得策だと考えたのだ。そのため、一般のリスナーはもちろんのこと、ラジオ局の関係者までもが、当時はティーナのことを黒人アーティストだと信じて疑わなかったという。
それだけに、堂々と素顔を見せた翌年のセカンド・アルバム“Lady
T”のジャケットを見たファンは誰もが驚いた。当然のことながら反発も予想されたが、このセカンド・アルバムも前作同様にブラック・アルバム・チャートで18位をマーク。シングル“Behind
The
Groove”はブラック・シングル・チャート21位と若干低調だったが、その一方でUKチャートでは最高6位にランクされ、ティーナにとって初のインターナショナルなヒット曲となった。
ちなみに、本作ではリチャード・ルドルフがメイン・プロデューサーとしてクレジットされており、ティーナは共同プロデューサーとして名を連ねている。楽曲も半分以上が他人との共作。当時の彼女は、まだ独り立ちするには早過ぎると感じていたそうだ。
ところが、その約半年後にリリースされたサード・アルバム“Irons
In The
Fire”では、モータウン社長ベリー・ゴーディの後押しもあって、ほぼ全曲の作詞・作曲・アレンジ・プロデュースを自ら担当。ここからはディスコ・ブーム末期を代表する傑作ナンバー“I
Need Your
Lovin'”がブラック・チャート9位をマークし、ポップ・チャートでも37位にランクされるクロスオーバー・ヒットとなった。アルバム自体もブラック・チャートで9位、トップ200で38位を記録している。
そして、81年にリリースされた4枚目のアルバム“It
Must Be
Magic”はブラック・チャートで2位、トップ200で28位というメジャー・ヒットとなり、最終的に100万枚を突破する好セールを記録。ファースト・シングル“Square
Biz”はブラック・チャート3位をマークし、その後もヒップホップ・ネタとして使われるなど高い人気を誇っている。また、サード・シングルとなったジャズ・バラード“Portuguese
Love”もクワイエット・ストームの定番として愛されており、こちらもヒップホップ・ネタに使われたことがある。
かくして着実にR&Bの世界で知名度を上げていったティーナだったが、ポップ・チャートではいまひとつブレイクできないでいた。やはり当時はまだブルー・アイド・ソウルという存在そのものの認知度が低かったし、なによりも彼女のサウンドがポップ・マーケットで戦うには少々黒すぎたのかもしれない。恐らく、モータウンが彼女の新作リリースにストップをかけた理由もそこにあったのだろう。
先述したモータウンとの契約を巡る裁判には半年以上が費やされ、最終的にティーナはエピック・レコードへと移籍。83年には5枚目となるアルバム“Robbery”がリリースされたが、ブラック・チャートで13位、トップ200では119位と前作を下回る成績となってしまった。ファースト・シングル“Fix
It”もブラック・チャート21位とイマイチ振るわず。しかし、ここで初めて挑戦したシンセ・ファンク路線が、次回作で本格的に開花することとなる。
それが、翌年発売されたシングル“Lovergirl”。当時のプリンス・サウンドを意識したこのナンバーはブラック・チャートで9位、さらにはポップ・チャートでも最高4位をマークする大ヒットとなり、ティーナのキャリアで最大のセールスを記録した。
アルバム“Starchild”もブラック・チャート9位、トップ200で31位にランクされ、100万枚のセールスを突破。ただ、当時のメディアでは“女プリンス”などと形容されてしまい、一時的にではあるにせよ一般のリスナーに誤ったイメージを植えつけてしまった。
それにさらなる拍車をかけたのが、85年に発表されたアルバム“Emerald
City”。ここではプリンス・ファミリーを彷彿とさせるようなバック・バンドを従え、ロック色の強いシンセ・ファンクを披露したティーナ。現在ではカルト作品として評価の高いアルバムだが、当時はコアなファンからもそっぽを向かれてしまった。
そんな彼女にとって起死回生となったのが、88年リリースのアルバム“Naked
To The World”。原点である正統派R&Bへと回帰したこのアルバムからは、泣く子も黙るクワイエット・ストームの大傑作“Ooo La La
La”がシングル・カットされ、ブラック・チャートで見事1位を記録。アルバムもブラック・チャート15位と好調だった。ただ、ポップ・チャートではシングル、アルバム共にほとんど無視されてしまい、改めてクロスオーバーの難しさを痛感させられる結果となった。
さらに、ニュージャック・スイングやグランドビートに挑戦した90年のアルバム“Ivory”も不発に終わり、ティーナはエピック・レコードを解雇されることに。当時の音楽シーンはハウスやクラブ・ミュージックの全盛期で、残念ながら彼女の受け皿となるようなレーベルは見つからなかった。
94年に自ら設立したサライ・レコードからアルバム“Passion
Play”をリリースしたティーナ。ラッパーのYo-Yoやレニー・クラヴィッツをゲストに迎えるという話題性はあったものの、インディペンデントでの発売だったこと、作品的にもかなりコアな仕上がりだったことなどから、チャートインすらままならないという結果に。また、私生活ではシングル・マザーとして一人娘アリ・ローズ(父親は不明)の子育てが忙しくなり、次第に音楽活動から遠のいていってしまった。
その一方で、90年代半ばからヒップ・ホップ系アーティストによるティーナへの再評価の気運が次第に高まり、“Ooo
La La
La”をサンプリングしたフュージーズのナンバー“Fu-Gee-La”が世界的な大ヒットを記録。リアルタイムで彼女の活躍を知らない世代にも認知されるようになっていった。
また、ティーナ自身もこの時期に全く活動をしていなかったわけではない。マイペースにライブをこなしつつ、時にはテレビ・ドラマにゲスト出演することもあった。また、自宅に併設したスタジオで新曲のデモ・テープも少しづつレコーディングしていった。そして、そのデモテープの一部が巡り巡って、とある人物たちの手元へと届いたことから、ティーナの華麗なるカムバックが実現することとなる。
その人物たちとは、アメリカ南部のルイジアナ州ニューオーリンズを拠点とするヒップホップ専門レーベル、キャッシュ・マネー・レコードのオーナー兄弟、ブライアン・ウィリアムスとロナルド・ウィリアムスの二人だ。ティーナのデモ・テープを聴いた彼らは、そのエッジの効いたR&Bサウンドが今の音楽シーンに十分通用すると直感。また、ちょうどその時期に正統派R&B路線の新レーベル、キャッシュ・マネー・クラシックスの発足を計画していたこともあり、彼らはティーナを契約アーティスト第一号として選んだのである。
ウィリアムス兄弟からの申し出を受けたティーナは初め面食らったものの、“やりたいことを好きなようにやっていい”という彼らの言葉を信頼して契約書にサイン。かくして、04年5月に約14年ぶりのメジャー復帰となるアルバム“La
Dona”がリリースされた。
恩師であり恋人でもあった故リック・ジェームス、大御所ジェラルド・レヴァート、人気女性ラッパーMCライト、そして愛娘アリ・ローズらが参加したこのアルバムは、発売と同時にトップ200を猛スピードで駆け上がり、なんと最高6位にランクされるという彼女のキャリアで最大のヒットを記録。R&Bチャートでも3位をマークし、シングル“I'm
Still In
Love”は翌年のグラミー賞で最優秀R&B女性ボーカルにノミネートされた。これは、モータウン時代にもエピック時代にも実現できなかった快挙である。
さらに、06年のアルバム“Sapphire”ではティーナにとって最大のアイドル、スモーキー・ロビンソンをゲストに迎え、こちらもR&Bチャートで3位、トップ200で24位と大健闘。09年には新生スタックス・レコードへと移籍し、自身のファミリーのルーツであるニューオーリンズをイメージしたコンセプト・アルバム“Congo
Square”を発表。ジョージ・デュークやフェイス・エヴァンズ、ハワード・ヒューイット、シャーリー・マードックなど豪華で渋いメンツをゲストに迎え、これまでとは一味違うジャジーでディープなサウンドを聴かせてくれた。セールス的にも、R&Bチャートで4位、トップ200で20位という好調な結果を残している。
現在のティーナ・マリーは“第二の全盛期”を迎えているとも言われるが、実際は今が本当の意味での全盛期なのではないかとも思う。単純にアルバム・チャートでのアクションを比べてみても、カムバック以降の方が圧倒的に強い。
また、作品の内容も肩の力が抜け、彼女自身が本当にやりたいことを自由にやっているという印象を受ける。恐らくこれが20年前だったら、“Congo
Square”のように“激シブ”な作品がTOP40圏内に余裕でランクインされるなど考えられなかったはずだ。ようやく、時代が彼女に追いついたのである。
オリジナル・アルバム
Wild And Peaceful
(1979) Lady T (1980) Irons In The Fire
(1980) It Must Be Magic
(1981) モータウン時代のイメージ路線を決定付けた激烈ディスコ・ファンク#1で幕を開けるデビュー作。リック・ジェームスとの絡みも濃厚で、ワルい女のカッコよさを存分に堪能させてくれます。エレガントでグルーヴィーなパーティ・チューン#3も最高にクールですが、やはり本作の白眉はジャジーかつソウルフルなクワイエット・ストーム系ナンバーの数々。中でも#2と#4は名曲。ドラマチックなラブ・バラード#6も聴き応え十分。傑作です。
(P) Motown Record (USA)
(P)1991 Motown Record
(USA)
(P) Motown Record (USA)
(P)2002 Motown Record
(USA)
1,I'm a Sucker For Your Love 5:52 ビデオ
2,Turnin' Me
On 6:06 ビデオ
3,Don't Look
Back 7:32 ビデオ
4,De Ja
Vu
(I've Been Here Before) 7:38 ビデオ
5,I'm Gonna
Have My Cake
(And Eat It Too) 5:30 ビデオ
6,I Can't
Love Anymore 7:11 ビデオ
produced
by Rick James & Art Stewart1,Behind The Groove 6:07 ビデオ
2,Now That I
Have You 5:53
3,Lonely Desire 4:40
4,Aladdin's Lamp 4:55 ビデオ
5,You're All
The Boogie I Need 5:45 ビデオ
6,Can It Be
Love 4:25
7,Young Girl In Love 3:55
8,Why Did I Have To
Fall In Love With You 4:56
9,Too Many Colors (Tee's Interlude)
3:11
10,Why Can't I Get Next To You 3:59
11,Co-Pilot To Pilot
4:23
produced by Richard Rudolph
co-produced by Teena
Marie1,I Need Your Lovin' 7:33 ビデオ
2,Young Love
5:31 ビデオ
3,First Class
Love 5:07 ビデオ
4,Irons In
The Fire 3:35
5,Chains 7:14
6,You Make Love
(Like
Springtime)5:00 ビデオ
7,Tune In
Tomorrow 6:27
8,You Make Love Like Springtime
(Reprise)
3:25
written & produced by Teena Marie1,It Must Be Magic 6:07 ビデオ
2,Revolution
4:27 ビデオ
3,Where's
California 5:24
4,365 4:10 ビデオ
5,Opus 111
(Does Anybody Care)1:27
6,Square Biz 6:40 ビデオ
7,The Ballad
Of Cradle Rob And Me 3:42
8,Portuguese Love 7:17 ビデオ
9,Yes Indeed
4:57 ビデオ
bonus
tracks
10,Square Biz (Instrumental) 6:40
11,Someday We'll All Be
Free (Live)1:57
12,Deja Vu (I've Been Here Before)12:26
(Live)
produced by Teena Marie
guests:Rick James, The
Temptations
Patrice Rushen
ティーナの愛称をタイトルに据えたセカンド・アルバム。師匠リック・ジェームスの教えを受け継いだディスコ・ファンク#1がシングル・カットされましたが、やはりカッコいいですね~。その一方で、本作もジャズ&ラテンの要素を盛り込んだシルキーでソウルフルなクワイエット・ストームに名曲がズラリ。映画音楽のように繊細なメロディが美しい#2、ブルージーでロマンティックな#4、アーバンでクールな#10がおススメです。
初めて自ら全ての作詞作曲・プロデュースを手掛けたサード・アルバム。いよいよティーナの本領発揮といったところで、先行シングルとなったエレガントなディスコ・ファンク#1の完成度が彼女の意気込みと実力を如実に物語っています。ゴージャスなストリングスとホーン・セクションの絡みがまたカッコいいこと!#3のギターやベースの使い方もクール。もちろんクワイエット・ストーム系の完成度も高し。ほとばしる才気とはこのことでしょう。
高校時代にアナログで購入して以来の愛聴盤。間違いなくモータウン時代の最高傑作だと思います。先行シングル#6とセカンド・シングル#1の素晴らしいこと。これぞ究極のディスコ・ファンク。師匠リック・ジェームズに負けず劣らずのハードでバッドなファンク魂が炸裂です。フィリー・ソウルを彷彿とさせる#4やジル・ジョーンズと組んだスインギーな#7もユニークだし、メロウ&ロマンティックなラテン・ジャズ風バラード#8も傑作。最高です。
Robbery (1983) Starchild
(1984) Emerald City
(1985) Naked To The World
(1988)
(P)2005 Sony BMG (USA)
(P)1984 CBS/Epic (USA)
(P)1985 CBS/Epic (USA)
(P)1988 CBS/Epic (USA)
1,Robbery 5:23 ビデオ
2,Playboy
5:20 ビデオ
3,Shadow
Boxing 6:47 ビデオ
4,Midnight
Magnet 6:03 ビデオ
5,Fix It
4:44 ビデオ
6,Ask
Your Momma 5:25 ビデオ
7,Dear Lover
5:17
8,Stop The World 4:16 ビデオ
9,Cassanova
Brown 5:58 ビデオ
bonus
tracks
10,Playboy (12inch Remix) 5:48 ビデオ
11,Midnight
Magnet
(Instrumental Version) 5:56
12,Fix It (12inch Remix)
8:16 ビデオ
written,arranged
& produced by Teena Marie
guest: Patrice Rushen1,Lovergirl 4:50 ビデオ
2,Help
Youngblood Get To
The Freaky Party 5:42 ビデオ
3,Out On A
Limb 6:36 ビデオ
4,Alibi
5:23 ビデオ
5,Jammin'
5:47 ビデオ
6,Starchild
5:34 ビデオ
7,We've Got
To Stop
(Meeting Like This) 5:05
8,My Dear Mr. Gaye
5:24
9,Light 1:15
written, arranged & produced by Teena
Marie
guests: Narada Michael Walden, Jill Jones,
Leon Ware, Billy
Griffin1,Emerald City 4:10 ビデオ
2,Once Is Not
Enough 5:47 ビデオ
3,Lips To
Find You 5:11 ビデオ
4,You So
Heavy 5:07 ビデオ
5,Shangri-La
5:04
6,Batucada Suite 5:06 ビデオ
7,Love Me
Down Easy 5:24 ビデオ
8,Sunny Skies
7:14
written, arranged, produced & performed by Teena
Marie
guests: Bootsy Collins, Branford Marsalis,
Steve Ray
Vaughan1,Trick Bag 5:30 ビデオ
2,Call Me (I
Got You Number)5:39
3,Ooo La La La 5:19 ビデオ
4,Crocodile
Tears 6:21 ビデオ
5,Opus Ⅲ-The
Second Movement 1:12
6,Surrealistic Pillow 5:43 ビデオ
7,The Once
And Future Dream 7:43
8,Work It 5:50 ビデオ
9,The Ball
4:41
10,Naked To The World 6:21
written, arranged & produced
by Teena Marie
executive producer : Richard Rudolph
guests: Rick
James, Kristy McNichol
シンセ・ファンク路線を打ち出したエピック移籍第一弾。ただ、まだちょっとサウンドが硬いというか、当時のプリンス一派みたいなエロさに乏しいんですよね。逆に本作はクワイエット・ストーム系に名曲が多い1枚。中でも#3と#8、#9はファンの間でも非常に人気の高いナンバーです。また、ジャニス・イアンの“Society's
Child”へのオマージュとも言うべき#6も印象的。メロウなラテン・ジャズ・バラード#8も素晴らしい出来栄えです。
ティーナにとって最大のヒット・シングルとなった#1を含むメガヒット・アルバム。前作では硬く感じたシンセ・ファンク・サウンドにも貫禄と余裕が加わり、エッジの効いたハードな仕上がりで文句なしのカッコよさ。しかも超キャッチー。ただセカンド・シングルの#5よりも、個人的には#2や#6の方が好きかな。そして、相変わらず素晴らしいのが情感溢れるクワイエット・ストーム系。中でも情熱的でドラマチックなバラード#3は傑作です。
発売当時は散々酷評された挙句にセールスも伸び悩んだ一枚。露骨なくらいにプリンス・サウンドを目指したのが裏目に出たのかもしれません。確かにシーラEのアルバムでも聴いているような感じは否めませんし、ティーナらしいソウルフルなテイストはあまり感じられませんが、豪華ゲスト・ミュージシャンによるド迫力の演奏も含めて、これはこれで非常に良く出来た1枚だと思います。洒落たサンバ#6も最高。今ではカルト的人気の高い作品です。
リチャード・ルドルフにリック・ジェームスという二人の偉大なる恩師を迎えて原点回帰した名盤。なんといっても、クワイエット・ストームの大傑作#3が一番のハイライトでしょう。その一方で、本作はオールドスクール・スタイルのファンク・ナンバーに秀作の多いアルバムでもあります。中でもジャズ・スイング風のハード・ファンク#8がおススメ。なお、女優クリスティ・マクニコルがバックコーラスで参加しているのも興味深いところです。
Ivory (1990) Passion Play
(1994) La Dona (2004) Sapphire
(2006)
(P)1990 CBS/Epic (USA)
(P)1994 Sarai Records
(USA)
(P)2004 Cash Money Classics
(USA)
(P)2006 Cash Money Classics
(USA)
1,Here's Looking At You 6:14 ビデオ
2,The Sugar
Shack Prelude 1:06
3,The Sugar Shack 5:47
4,If I Were A Bell
6:41
5,Just Us Two 6:08
6,Mr. Icecream 6:05
7,Ivory (A Tone
Poem)1:21
8,Snap Your Fingers 5:07
9,Cupid Is A Real Straight
Shooter 5:45
10,How Can You Resist It 5:29
11,Since Day One 6:44 ビデオ
12,Miracles
Need Wings To Fly 5:12
13,The Red Zone 7:58
written, arranged
& produced by Teena Marie
* produced by Jazzie B.
guests:
Bernadette Cooper, Sean Devore
aux1,Warm As Mommas Oven 5:27 ビデオ
2,Main
Squeeze 5:18
3,Wild Horses 5:15
4,The Smooth Tip
5:27
5,Hypnotized (Prelude) 0:42
6,Hypnotized 4:09 ビデオ
7,Parking
Music-The Babymaker 6:03
8,Sweet On You 5:06
9,Slow Grind
5:08
10,Climb The Walls 4:37
11,Breakfast In Bead 5:04
12,Passion
Play 5:46
13,Pretty Man 4:50 ビデオ
14,The Air I
Breath 5:35
produced by Teena Marie
co-produced by Doug
Grigsby
guests: Lenny Kravits, Yo-Yo, Lady Levi1,La Dona-Intro 2:16
2,I'm Still
In Love 4:17 ビデオ
3,Honey Call
4:20
4,Baby I'm Your Friend 4:56
5,My Body's Hungry 5:33 ビデオ
6,A Rose By
Other Name 5:27
7,Off The Chain 4:38
8,Makavelli Never Lied
5:06
9,Revelations 3.8 Introduction 0:31
10,Recycle Hate To Love
4:53 ビデオ
11,The
Mackin' Game 5:33
12,I Love Him Too 5:28
13,I Got You 4:21
14,Hit
Me Where I Live 5:05
15,High Yellow Girl 4:58
16,Black Rain
4:27
17,I'm On Fire 5:33
produced by Teena Marie, Doug Grigsby,
Mannie Fresh,Pamela Williams,James Allen
Mooxs,
guests: Rick James,
Baby aka "The Birdm
an, Gerald Levert, Common, Lady Levi,Ali
a Rose,
M.C. Lyte, Medusa, De De O'Neal1,God Has Created 2:11
2,Cruise
Control 5:08
3,Baby Who's Is It 5:05
4,Make It Hot 4:30
5,Ooo Wee
3:55 ビデオ
6,Sleeping
With The Enemy 5:06
7,A.P.B. 4:50
8,Love Is A Gangsta 5:17 ビデオ
9,Ladies
Choice 4:52
10,Somebody Just Like You 5:35
11,You Blow Me Away
6:15
12,Simmer Down 5:15
13,Romantica 5:41
14,The Way You Love Me
5:02
15,Ecstasy 4:41
16,Resilient (Sapphire) 3:41
produced by
Teena Marie, L'Tonya Hall,
Tmix,Doug Grigsby
guests: Smokey
Robinson, George Duke,
Gerald Albright, Kurupt,Lady Levi
ヒップホップにニュージャック・スイング、グランドビートと当時のトレンドをふんだんに盛り込んだ意欲作ながら、なぜか全くヒットに恵まれなかった1枚。全体的な完成度としては決して悪くないのですが、確かに抜きん出た楽曲に欠けるという印象は否めないかもしれません。ソウルⅡソウルのジャジーBと組んだ#11はなかなかの名曲なんですけどね。元クライマックスのバーナデット・クーパーも参加してますが
、そっちの路線で突っ走ったほうがティーナらしかったかも。 レコード契約を失ったティーナが、自ら立ち上げたインディペンデント・レーベルよりリリースした通算10枚目のアルバム。全体的にかなり渋いR&Bで統一されていて、先行シングルとしてリリースされた#1からして、チャート・アクションを狙うにはかなり地味な仕上がり。レニー・クラヴィッツやYo-Yoなどゲストは豪華だし、決して悪い出来ではないものの、いまひとつインパクトに欠けるのは否めないかも。残念ながら、シングル・アルバム共に全く売れませんでした。
タイトルの“ラ・ドーニャ”とは“ゴッドマザー”の意味。オープニングのイントロからして、女版ゴッドファーザー的な雰囲気で、まさしく女王の貫禄を見せ付けてくれる重厚な仕上がりです。基本的には前作の激シブな正統派R&B路線を踏襲しつつ、随所に今風のストーリート的な味付けを施しているという感じ
。かなり玄人受けするような内容だと思うのですが、やはり10年ぶりのカムバックという話題性もあってでしょうか、アメリカでは予想を遥かに上回る大ヒットとなりました。 前作よりもさらに若返った印象の12枚目。クールなストリートサウンドに情感溢れるクワイエット・ストーム、そして往年のフィリーサウンドを彷彿とさせる正統派R&Bまで、実にバラエティ豊かな内容に仕上がっています。それでいてベテランらしい余裕と落ち着きを漂わせているのはさすが。#1と#2では敬愛する大御所スモーキー・ロビンソンとのデュエットも披露しています。さらに、故リック・ジェームスへ捧げたバラード#11がまた傑作。鳥肌ものの美しさです。
Congo Square
(2009) 1,The Pressure 5:32
(P)2009 Stax/Concord Music
(USA)
2,Can't Last A Day 5:06 ビデオ
3,Baby I Love
You 4:58
4,Ear Candy 101 4:48
5,Lover's Lane 5:08
6,Marry Me
5:32 ビデオ
7,You
Baby 4:16 ビデオ
8,Milk N' Honey 5:27
9,What U Got 4:43
10,Rovleta's Jass
0:32
11,Congo Square 4:55 ビデオ
12,Harlem
Blues 5:18 ビデオ
13,Black Cool
2:00
14,Ms. Coretta 5:20
15,Soldier 4:26
16,The Rose N' Thorn
5:30
arranged & produced by Teena Marie
guests: Faith Evans,
M.C. Lyte, Rose Lebe
au, Howard Hewett, George Duke, Shirley
Murdock
新生スタックス・レコードへの移籍第一弾。これは傑作です。ティーナの一族のルーツでもあるアメリカ南部はニューオーリンズをイメージした作品で、これまでになくジャジーでクールなアルバムに仕上がっています。どこかノスタルジックで、程よくメロウな味わいを残しているのがまたグッド。中でもエモーションズへオマージュを捧げた#7と、ジョージ・デュークの流麗なピアノをフィーチャーした#11は必聴。アルコールを片手にじっくりと耳を傾けたい一枚ですね。おススメ。
ベスト・アルバム
Greatest Hits Lovergirl :
The Teena Marie
Story
(P) Motown Records (USA)
(P)1997 Sony/Epic/Legacy
(USA)
1,I'm A Sucker For Your Love
5:52
2,Deja Vu (I've Been Here Before)4:15
3,Behind The Groove
4:00 ビデオ
4,It
Must Be Magic 4:14
5,I Need Your Lovin' 3:35 ビデオ
6,Alladin's
Lamp 4:50
7,Portuguese Love 3:24
8,Square Biz 6:24
9,Opus Ⅱ(Doest
Anybody Care) 1:341,Just Us Two 6:05
2,Ooo La La La
(12inch Version)6:13
3,The Sugar Shack
(Extended Club Mix)
6:58
4,If I Were A Bell 6:38
5,Stop The World 4:17
6,My Dear Mr.
Gaye 5:25
7,Shadow Boxing 6:49
8,Light 1:12
9,Out On A Limb
6:35
10,Lovergirl 4:50
11,Dear Lover 5:17
12,Fix It (12inch
Version)6:34
13,Casanova Brown 5:58
モータウン時代の主なヒット・シングルを網羅したベーシックなベスト盤。殆んどの曲がシングル・エディットなのは残念ですが、あくまでも入門篇と考えれば許せるのかもしれません。
こちらはエピック時代の作品からセレクトされたベスト盤。他にもソニーから幾つかコンピレーション盤は出ていますが、12インチ・バージョンも織り交ぜた本作が最も充実した内容です。おススメ。
マキシ・シングル
Jammin'/Lovergirl
(1984) 14K (1985) Work It (1988) Surrealistic Pillow
(1988) side A
(P)1985 Epic Sony Japan)
(P)1985 CBS/Epic (USA)
(P)1988 CBS/Epic (USA)
(P)1988 CBS/Epic (USA)
Jammin'
(Dance Mix-Long Version)8:20 ビデオ
side
B
Lovergirl
(Dance Mix-Long Version)5:47 ビデオ
written,
arranged & produced by Teena Marie
remixed by Tommy
Vicariside A
14 K
(Extended
Version-Dance Mix)6:11ビデオ
side B
14
K
(Extended Version-Dance Mix Instr
umental) 6:11
written,
arranged & produced by Teena Marieside A
1,Special 12" Hip Hop Mix
6;44
2,Extended Lp Mix 6;56
side B
1,Instrumental 6:01
2,A
Cappekka Mix 4:20
written, arranged & produced by Teena
Marie
remixed by Tommy Vicariside A
1,Extended Re-Mix 6:59
*
2,Sexy Pillow Re-Mix 6:25
side B
1,Instrumental 5:40
2,Bonus
Beats 6:10
written, arranged & produced by Teena Marie
*
featuring Cheeba
アルバム“Starchild”からのシングル2曲をカップリングした、日本独自企画の12インチ。A面はトミー・ヴィカーリによるリミックス
。ヴィカーリはもともとジャズ&ソウル畑出身のミキサーなので、遊びの少ないオーソドックスな仕上がりです。また、B面は単純なエクステンデッド。12インチとしては及第点の内容かな。 こちらは映画『グーニーズ』の挿入歌として制作された楽曲で、アルバムには未収録の作品。“Lovergir
l”まんまといった感じのエレクトロ・ファンクで、可もなく不可もなくといったところでしょうか。ティーナとしてもお小遣い稼ぎ程度の仕事だったのでは。ちなみに、エクステンデッドなので、リミキサーのクレジットはありません。 “Naked To The
World”からのセカンド・シングル。トミー・ヴィカーリによるリミックスはジャジーなヒップホップといった感じで、悪くはないんですけど、なんとなくUKソウルの安直なパクリみたいな印象は拭えません。個人的にはアルバム・バージョンをボリュームアップしたエクステンデッドの方がお気に入り。聴き応え十分です。
そして、これがサード・シングル
。アルバム中でも最もパワフルでファンキーなナンバーです。ドライブ感のあるストレートなエレクトロ・ジャズ・ファンクに仕上げたエクステンデッド・リミックスは手堅い出来栄え。ゴリゴリにハードな仕上がりのセクシー・ピロウ・リミックスもなかなかカッコ良しです。ちなみに
、12インチはプロモ・オンリー。
Bad Boy (1989) Here's Looking At You
(1990) Since Day One
(1990) Warm As Mommas Oven
(1994)
(P)1989 CBS/Epic (USA)
(P)1990 CBS/Epic (USA)
(P)1990 Sony/Epic (UK)
(P)1994 Sarai Records
(USA)
side A
1,Bad Boy (Jack Swing Club
Thing)8:00
2,Bad Boy (7" Radio Edit) 4:10
side B
1,Bad Boy (The
House Arrest Mix)7:55
2,Bad Boy (I Call It Teeeena・・・")4:30
3,Teena
Marie (B-Boy Bonus Beats)1:30
produced by Teena Marie, Dennis
Matkos
ky, Matthew Wilder.
remixed by Cliff Massieside A
1,12" Club 7:15
2,12"
Underground 6:40
3,Dub 2:34
side B
1,LP Version 6:10
2,Club
Radio 5:41
3,Instrumental 5:35
written, arranged & produced
by Teena Marie
remixed by James Reese & Teena Marie1,Single Version 3:56
2,Remix
5:59
3,LP Version 5:44
produced by Jazzie Bside A
1,New School Flow
5:51
2,New School Flow Instrumental 5:53
side B
1,Pre Heat 451
5:58
2,A Cappella 5:52
produced by Teena Marie & Doug
Grigsby
グレゴリー・ハインズ主演の映画『タップ』の挿入歌です。プロデュースには、あのマシュー・ワイルダーも参加。スインギーでクールなファンク・ナンバーです。A面は文字通りニュージャック・スイングな仕上がり。B面はハウス・ミックス・・・かと思いきや、ワリとオーソドックスなファンクって感じかな。ただ、楽曲の弱さはいかんともしがたい。
アルバム“Ivory”からのファースト・シングル。バリバリのニュージャック・スイングです。リミックスにはティーナ自身も参加し、かなり力が入っているように感じますが
、残念ながら凡庸な印象は否めず。悪くはないけど良くもない。ゴリゴリのヘヴィー・ファンクに仕上がったアンダーグランド・ミックスの方が好みではあります。 ジャジーBのプロデュースということもあってか、UKではこちらがファースト・シングルとしてカットされました。もともとはグランドビートですが、#1と#2のリミックスではアフロ・ジャズ・タッチの味付けが施されており、個人的にはこちらの方がお気に入りです。UKチャート68位と奮いませんでしたが、もっと売れても良かったのに。
“Passion
Play”からのファースト・シングル。アルバム自体もアンダーグランド色の強い印象でしたが、こちらの12インチ・バージョンもかなり渋い出来栄え。とはいえ、かなり上質なダウンビート系ジャズ・ファンク・ナンバーに仕上がっており、耳の肥えたコアなファンであれば十分に満足できるかと思います。12インチはプロモ・オンリー。
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