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FILE 20

個人の特性を理解し、
より良い生活のために

心理

福祉総合支援センター 判定課

技師 渡部 美晴(令和3年度入庁)

※撮影時のみマスクやパーテーションを外しています。

現在の仕事内容を教えてください。

知的障がい児(者)のための“療育手帳”を発行するために必要な面接をすることが主な仕事です。面接の中で、知能検査や発達検査を実施し、日ごろの生活の様子などをお伺いしています。センターに相談に来られたお子さんの特性や関わり方を理解するために心理検査を実施することもあります。

職場の雰囲気は
どんな感じですか?

日々の業務で分からないことがあれば気兼ねなく聞くことができるような風通しのよい職場です。様々な相談があるため迷うこともありますが、先輩から丁寧にアドバイスしてもらえます。また、現在の職場は心理職以外に行政や福祉、保健師、教員など、様々な職種の方が働いているため、いろいろな立場から意見をもらうことができます。

あなたの職種の魅力を教えてください。

心理職が配属されている職場は県内に7か所あり、さまざまな場所や領域で働けることが魅力の一つだと思います。関わる相手や一緒に働く職種も異なるので心理司としても多様な働き方で様々な経験を積むことができると思います。

どんな時に仕事に対する「やりがい」「むずかしさ」を感じますか?
やりがい

子どもやご家族と直接会い、成長や変化を一緒に感じられることがやりがいの一つだと思います。子どもの特性を理解し、ご家族や周囲の方々と一緒に関わり方を考え、子どものより良い生活に繋がっていくようにと日々考えながら仕事をしています。

むずかしさ

一つとして同じケースがないことに、やりがいと難しさを感じています。同じことを伝えても相手によって受け取り方は様々です。言葉の選び方、伝えるタイミングは慎重に丁寧に行うように心がけています。
また、面接時は常に難しさを実感しています。限られた時間の中で子どもの様子をしっかり見て、必要な情報を聴き取る必要があり、時には助言を求められることもあります。困ったときには先輩に相談しアドバイスをいただきながら次に活かしていけるよう、事前の準備と日々の振り返りを大切にしています。

現在の職場で、特に印象に残った
仕事のエピソードを教えてください。

面接終了後に保護者の方に「話せてよかった。私も子どもの成長を確認できました。」と言っていただいたことがとても印象に残っています。一緒に成長を確認し、喜ぶことができるのはとても嬉しく思います。

若手職員から受験生へのメッセージ

心理職の配属先には、現在私が働いている福祉総合支援センター以外にも様々な機関があるため、多くの県民の方に寄り添うことができる仕事だと思いますし、やりがいもあります。一緒に働ける日を楽しみにしています。