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FILE 05

営業マン的思考を忘れず、
県民からも企業からも気軽に頼られる人材になりたい

民間企業等経験者(行政事務)

経済労働部産業雇用局 企業立地課

主任 岩井 和人(平成28年度入庁)

※撮影時のみマスクやパーテーションを外しています。

現在の仕事内容を教えてください。

地域経済の活性化や良質な雇用の創出のため、県外企業の県内への誘致活動のほか、県内企業のワンストップ窓口として、様々な企業支援に関する業務を行っています。
 また、コロナ禍においては、地方への拠点分散化の流れを受け、都市部のIT企業を中心に愛媛へのサテライトオフィス誘致に特に力を入れています。

転職を考えたとき、愛媛県職員になろうと思った理由やきっかけは?

県が「民間企業経験者採用を始めた」と耳にし、はじめは小さな興味から県の仕事を調べてみたところ、「営業本部を設置している」「観光・サイクリングに力を入れている」など、いわゆる公務員のイメージとは違う面も多く、自分でも故郷の力になれるのではないかと思い、志を強くしました。

現在の職場で、特にやりがいを感じたエピソードを教えてください。

企業の方から「こんなことはできないか」と連絡を受けた時は、自分に相談してくれたことを嬉しく思いますし、こちらからのご提案に喜んでいただけることを目指して仕事に取り組んでいます。誘致企業の方から、愛媛での基盤がまだ弱いため地元キーマンと連携したいとご相談いただいたケースでは、希望するマッチングができて喜んでいただき、双方にメリットを生むことができたとやりがいを感じました。

入庁の前と後でギャップを感じたことを教えてください。

組織としての意思決定の過程に驚きました。民間企業であれば成果へのアプローチは個人に任せられていることが多かったのですが、県ではそれぞれの段階で組織としての意思決定を行っています。行政組織として意識の共通化とその精度を高めるため、とても大切なステップだと感じています。

仕事をするときに心がけていることを教えてください。

相手にとって分かりやすい説明をするなど、社会人として当たり前のことを大切にしながらも県民に寄り添った対応をすることを心がけています。そのために行政職員として必要な知識をきちんと蓄えながら、必要なアウトプットができるよう、民間企業時代の感性を忘れないようにしたいと思っています。
また、上司からの「苦労して身に付けたことは忘れない」という言葉が心に残っており、大変な仕事にも逃げずに取り組むことを心がけています。

ワーク・ライフ・バランスについて、どうやってリフレッシュしているか教えてください

有給休暇だけでなく各自の事情に合わせた休暇制度のほか、テレワーク、時差出勤など、柔軟な働き方に対応できる制度があり、もちろん希望するタイミングで活用できます。
祝日と組み合わせた大型連休にして旅行に出かけたり、早い時間に仕事を終わらせて友人と食事に出かけたりしてリフレッシュしています。

民間企業等経験者試験の受験を検討している方へ

自分の頑張りが「県民のため」に直結する大切な仕事です。
民間企業等経験者試験枠では、仕事をしながら受験する方も多いと思います。私も同様で、限られた時間の中での対策に苦労しました。求められることは「これまでの経験を県職員としてどのように生かせるか」だと感じたので、まず県の仕事を研究して自分が貢献できることを見つける、そして自分の強みを整理して言葉にしてアピールすることに力を入れて取り組みました。
今の県庁は、大きな方針をもとに若手の考えを事業に反映できるなど、多様な考え方を求めている政策立案型の組織だと感じています。
自由な発想でぜひ一緒に愛媛県を盛り上げていきましょう!