東宝×東映 コロナ前の水準に戻ってきた大手映画会社を比較
業績はどうでしょうか。
売上高は東宝が2284億円(22年2月期=連結)、東映が1175億円(22年3月期=同)です。営業利益は399億円と178億円、純利益は296億円と90億円となっています。
有価証券報告書によると、社員の平均年収は東宝が880万5000円、東映が846万9000円。1人当たりの役員報酬は1990万円と1410万円です。
年齢別の推定年収は、30歳時は東宝が671万円、東映が591万円。40歳時は916万円と807万円、50歳時は1088万円と959万円となっています。
生涯給与はこうです。
▽東宝…3億3100万円
▽東映…2億9200万円
両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)は東宝8638万円、東映7840万円です。85歳時は6214万円と5927万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。
(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)