世界初のジャイアントマンタ飼育と展示にはいくつも難関があった。中心になって乗り越えたのは沖縄美ら海水族館の飼育員2人。金谷悠作さん(36)は5月末から半年間、海上のいけすで餌付けを工夫し、見守ってきた。「黒潮の海」大水槽の展示責任者、松本瑠偉さん(40)は搬送プロジェクトの現場リーダーを務めた。