直江津からやってきたのは、信州の城下町、松本。長野と並ぶ都市で、やはり長野と並んでこちらにも百貨店がある。
 
地方百貨店「井上」が松本駅近くと郊外のショッピングモールを運営しているので足を運んできた。

 

  松本駅前・井上本店

城下町、松本の駅から徒歩5分ほど歩くと、百貨店が見えてくる。これが井上百貨店の本店である。

 

 

井上(INOUE)のOを取っ手の形と合わせた、不思議なドアが出迎えてくれる。

 

かつては新館もあったが、現在は丸善などの入る別のビルとなってしまった。非常に小ぶりな運営となっている。人の数も少なそうだが、これは前日の降雪の影響もありそうだ。

食品売場でもかなりの商品が出払っていた。そういうわけで、信州土産だけ買って店を出る。小型の高齢者向けの店だが、近隣住民には無くてはならない店なのだろう。

 

 

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  アイシティ21

井上百貨店の本領が発揮されているのは、こちらだろう。松本の西、山形村に2000年10月にオープンしたのが「アイシティ21」というショッピングモールである。井上百貨店のほか、食品スーパー、シネコンなども入居している。

 

 

 

地元資本の大型ショッピングモールは頼もしい。

 

夜なので人は減っていたものの、それなりににぎわっていた。天井も高く、高級感やゆとりを感じる。

 

電子マネーにも対応したフードコート(大食堂にも近い)がある。2019年リニューアルでできたらしい。

 

18時5分を過ぎると終了してしまったが、その直前に滑り込んだので最後の1食をいただくことができる。

 

定食、どんぶり、持ち帰り弁当などいろいろな商品がある。

 

私はから揚げ定食を注文した。地元民にとっては車でアクセスしやすいが、駅からは遠い、アイシティ21。なのですごく体力を消費したし、凍えていた。体中が満たされる、そんな食事だった。
 
メインの百貨店の食品売場や北海道物産展なども南関東や西日本ほどではないものの、そこそこ人がいて、松本周辺の大きな拠点なのがよくわかった。
 
 
本店はともかく、アイシティ21はアクセスが大変だ。しかし、買い物を楽しむ人々を見ると、わざわざ足を運んでよかったと思う。