こんばんは。瀬谷松栄塾田中です。
今回はTwitter経由などでも多くの情報を寄せていただいたおかげで、データ数のわりにはそこそこ精度の高い読みになっているかなあ、と思います。
それでも合格ラインの読みは難しい。
特にボーダーぎりぎりのラインというものは、本当に0.3点の差で不合格、ということもあり、下手に「受かる」と伝えてダメだったときのことを考えると、たぶん大丈夫じゃないかな、のレベルでないと伝えにくい。
そして自分の塾生にだって、「これくらいでうかるんじゃないか」ということを予測しても、正直に言うとかなりの「願望」が含まれています。つまり、ボーダーぎりぎりの時点でたぶん厳しいのが現実。
それでも結局入試なんて言うものは、上から点数が高い順に定員まで合格していくのであって、たしかに倍率が上がれば二次選考枠のボーダーが上がるということが発生するにせよ、本当に団子状態で同じ成績で固まっている可能性もあれば、無理そうなのに受験する子もいるわけなので、読み切れるわけがないのです。
だから「去年だったら〇点で受かっている」というのは大学受験ならまだしも高校受験では問題の難易度にもよるし、なんとも言えない。だから、去年のデータで合否判定をする某LINEなんかも全くあてになりません。なるわけがないのです。
もちろん私の予測だって当たるかどうかなんてわからない。ふたを開けてみなければわからないし、わかったとしてもそれも学校の発表でない以上、たぶんこれくらい、というデータでしかないのです。
「もうだめかもしれんね」という覚悟を持っているか持っていないかで、当日のダメージの受け方は絶対に違うから、そういう意味でも知っておく必要があるのかもしれない。ただ、もう考えても結果は変わらないし試験もやりなおせないから、受け入れるしかないんだよな、と思っています。で、97%ではなく本当のぎりぎりを読んでいるので「受かると思ったのに落ちた」「落ちたと思ったら受かった」というのは勘弁してください。
さて、前置きが長くなりましたが、ざっくりと見ていきます。あくまで瀬谷の塾なので同地区の受験生向けに書きます。高校名のあとの()内にみんこう偏差値を書いておくので参考になれば。1次ボーダーは想定内申で計算します。
松陽高校(60)は、今回倍率低すぎるのでボーダーもかなり下がりそうだから割愛します。実際は瀬谷より下がるんじゃないかな。270台ありえる。
今回は通常の偏差値60、内申比率4:4:2、倍率1.2の高校を想定します。
1次ボーダー 想定内申110 348
2次ボーダー 340
瀬谷(56)
1次ボーダー 想定内申102 300
2次ボーダー 285
霧が丘(48)
1次ボーダー 想定内申90 240
2次ボーダー 230
旭(47)緑園(45)
このあたりは例年よりむしろボーダーがあがるはずです(国語の超易化のため、国語平均点だけで15~20くらい上がります)
例年の倍率なら旭緑園ほぼボーダー変わらない感じだと思ったのですが今年は本当に久しぶりにちょっと倍率伸びましたね。
1次ボーダー 想定内申84 旭195 緑園170
2次ボーダー 旭 200 緑園 175
※ちょっと行き過ぎか?