11 経済社会総合研究所 景気統計部 松岡 和子(Matsuoka Kazuko

所属部局の仕事について

  経済社会総合研究所は内閣府のシンクタンクとして、経済社会活動に関わる研究、政策の企画や実施を担う人材の育成等に取り組んでいます。そのうち所属している景気統計部では主に5つの統計を作成し公表しています。
  5つある統計の中で、私は機械受注統計調査を担当しています。設備用機械類の受注状況を調査することで、設備投資動向を早期に把握し、経済動向分析をするための基礎資料になっています。
  主な業務としては、月ごとに調査対象企業から調査票が送付されるので点検作業をします。必要に応じて電話やメールで照会を行い、正確な数値を集計できるよう努めています。また総括業務にも携わっており、主に庶務関係の発注が来た際は部内への周知やとりまとめを行っています。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  月に1度の公表に向けて日々の業務に取り組んでいるため、公表日が一番達成感を感じます。また、新聞やネットニュースで記事が掲載されていると、内閣府ならではの規模感の仕事に携わっていることを実感します。

成長したと思うこと

  至らない点が多く反省の日々ですが、業務への知識が以前より深まったことで疑義照会や、外部からの問合せにスムーズに対応できるようになったと思います。

今後どのような職員になりたいか

  内閣府では異動が定期的にあり業務内容も大きく変わることが多いです。そのため常に勉強する気持ちを忘れず、何事にも謙虚に取り組む気持ちを忘れない職員になりたいです。

採用一年目の思い出

  入庁してすぐ一度目の緊急事態宣言が発令され、配属になった1週間後には右も左も分からずにテレワークを行っていました。新しい環境への不安とコロナ禍への不安が重なり精神的に追い詰めてしまうときもありましたが、上司や先輩方の手厚いフォローのおかげで徐々に業務に慣れていくことができました。振り返ると仕事面でも私生活でも多くの方に支えていただいた1年間だったと思います。

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