09 北方対策本部 啓発係 丸山 将平(Maruyama Shohei

所属部局の仕事について

  北方対策本部では、北方領土返還に向けて日々業務に取り組んでいます。北方領土問題の解決のためには、一人でも多くの国民に理解と関心を持っていただき、国民世論を盛り上げ、外交交渉を後押しすることが重要です。特に、北方領土問題に対する認知度が低い若年層に関心を持ってもらうためにSNS等を通じた情報発信や修学旅行の誘致などの啓発活動に力を入れています。また、日本国民と四島在住のロシア人との相互理解の増進や北方領土問題の解決のための環境整備を目的とした四島交流事業や、故郷を追われてしまった元島民の方々に対しての援護などの施策も行っています。
  私の所属している啓発係では、名前のとおり北方領土問題に関する国民世論の啓発に関する仕事を行っています。具体的には、北方領土問題に関する広報の実施や内閣府が主催する行事や会議の開催などを行っています。仕事の性質上、関係団体や地方自治体、民間(旅行代理店や報道関係者等)と仕事をする機会があり、幅広い業界の方と協力して仕事をする機会が多いのが特徴です。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  自分の携わった事業がテレビなどで放送された時にやりがいを感じます。企画の段階から当日の運営まで携わった事業などがテレビなどを通じて多くの方々に見ていただけるということはやりがいと達成感を感じます。

成長したと思うこと

  上司などに自分の考えも伝えられるようになったことです。入府したての頃はなかなか意見を出すことができませんでしたが、最近では自分なりの考えなどを伝えてその意見が反映されることもあるのでやりがいを感じます。

今後どのような職員になりたいか

  上司など周りの職員から頼られる職員になりたいです。社会人としての知識や配属先の知識をしっかりと身につけ、この人なら任せられると誰からも思われる存在を目標にしています。

採用一年目の思い出

  北方関係団体による総理表敬の対応をしたことが一番印象に残っています。今まで、テレビでしか見たことがない総理官邸の中に入り、総理大臣を始めとする国会議員の先生方を間近に見ることができ、貴重な経験をしました。また、本表敬がニュース等で取り上げられているのを見て、携わっている業務の大きさを実感するとともに、より一層、日々の業務を頑張ろうと思う機会となりました。

Career

令和2年
現職