08 男女共同参画局 総務課 国際機関係長 窪堀 和代(Kubohori Kazuyo)
所属部局の仕事について
男女共同参画は政府の重要かつ確固たる方針であり、国際的にも共有されている守るべき規範です。男女共同参画基本計画に基づき、あらゆる分野における女性の参画拡大、女性に対する暴力の根絶、男女共同参画の裾野を広げる地域における取組などを行っている部局です。
私自身は、国際関係業務を担当しています。業務の具体例として、APECの女性経済フォーラムを挙げますと、開催にあたって、議長国の担当者とのやり取りから始まり、実務者レベル間で行われる会議への出席、また本フォーラムに日本政府代表として出席する大臣のスピーチ文案の検討、録画収録対応、またAPECの共同声明文の取りまとめにかかる調整を各省庁と協働して行いました。
現職のやりがいや達成感を感じる瞬間
男女共同参画社会の実現は、女性のためだけのものではなく、すべての人のためのものです。古の時代から男性に都合が良いようにカスタマイズされた社会に女性を適合させるのではなく、誰もが自由で居心地よく暮らせる社会の実現、誰もがあらゆる分野で活躍できる社会を目指して尽力するこの職場の一員として業務に携われることに、日々やりがいを感じています。
仕事をする上で心がけていること
入府以来、沢山の興味深い仕事に携わらせていただきました。統計公表、研修事業、国際会議開催業務の他、衆議院事務局と消費者庁への出向も経験しました。府内及び出向先で初めて携わる業務を通じて多くを学ぶと同時に、沢山の方々と一緒に仕事をさせていただいた事は、自分にとって大変貴重な経験となりました。様々なバックグラウンドをお持ちの方々のお仕事振りから多くを学び、自分の仕事の進め方に固執することなく、その時々で柔軟な判断と対応を目指し、周囲と協調して業務を進めることを心がけています。
内閣府の求める人材
多種多様な職場に異動する可能性のある内閣府では、戸惑うことや、迷うことがあると思います。それでも、諦めず、粘り強く努力し、新たに挑戦することを楽しむことが出来る人材を内閣府は求めていると考えます。そして、困った時は一人で抱え込むことなく、躊躇せず周囲に相談することが大切だと考えます。困難を一緒に乗り越えてくれる上司・同僚の方々が内閣府には沢山いますので、安心して内閣府を志望して下さい。
Career
- 平成16年
- 経済社会総合研究所 景気統計部
- 平成17年
- 育児休業
- 平成19年
- 衆議院調査局 調査員
- 平成20年
- 経済社会総合研究所 景気統計部
育児休業 - 平成22年
- 経済社会総合研究所 経済研修所 研修企画官付
- 平成25年
- 経済社会総合研究所 情報研究交流部 研究交流官府
- 平成27年
- 消費者庁 消費者政策課 財産被害対策室 財産被害調査官
- 平成29年
- 消費者庁 総務課 契約係長
- 平成30年
- 日本学術会議 事務局 参事官(国際業務担当)付 専門職
- 令和3年
- 現職