07 賞勲局 審査官付 審査第三係 大西 奎伍(Onishi Keigo)
所属部局の仕事について
賞勲局では、栄典制度の調査・研究、企画業務のほか、春秋叙勲・褒章等における勲章・褒章授与にかかる審査業務などを行っています。栄典制度とは、明治頃に創設された歴史ある制度であり、国家又は公共に対し功労のある方、社会の各分野における優れた行いのある方などを表彰するものです。
審査第三係では、文部科学省から推薦のあった方の審査業務を行っており、教育・文化・芸術・スポーツ等のそれぞれの分野で功績のある方を対象としています。芸能関係の方など、世間的に著名な方も多いです。また、文化勲章にかかる業務も所管しており、文部科学省と綿密に連携しながら業務にあたっています。
現職のやりがいや達成感を感じる瞬間
春秋叙勲の審査時期に入ると、定例の審査業務に加えてさらに審査を行わなくてはならないため、抱える案件数が膨大になります。スピードと正確さを維持しながら審査をこなしていくのは大変ですが、無事に発令まで至り、マスコミ等で大きく報道される際には、大きな達成感があります。
成長したと思うこと
春秋叙勲・褒章では、自分が担当する案件を上司の方に御説明する機会があります。説明自体とても苦手でしたが、聞き手側の視点を軸とした事前準備を念入りに行うことで、よりよい説明ができるようになりました。
今後どのような職員になりたいか
様々な部署での業務を経験しつつ、多種多様な考え方に触れながら、いくつになっても常に能動的に学び続ける姿勢を崩さない職員を目指しています。
採用一年目の思い出
賞勲局では業務上の専門用語が多く、審査も独特であるため、採用1年目はとにかく勉強の毎日でした。実際に業務をこなせるようになるまでとても苦労したことを覚えています。上司や年の近い先輩職員の方々に沢山助けていただきながら、徐々に審査に慣れていきました。
また、審査業務以外にも、仕事に対する考え方や立ち回り方など、国家公務員としての基礎を多く学ばせていただきました。
Career
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