05 沖縄振興局 参事官(特定事業担当)付 特定事業第1担当主査 比嘉 啓公(Higa Takahiro

所属部局の仕事について

  沖縄振興局では、沖縄が抱えている歴史的・地理的・社会的な特殊事情に鑑み、沖縄振興特別措置法等に基づいて、沖縄振興に取り組んでおり、社会資本整備や農林水産業の振興、医療の確保、子供の貧困対策など、様々な施策を講じています。
  私が所属する特定事業担当では、戦後処理の観点から沖縄振興に取り組んでいます。例えば、先の大戦において激しい戦闘が行われた沖縄県には、未だに多くの不発弾が埋没していることから、県民生活の安全を確保することを目的として、沖縄県へ不発弾探査等のための交付金を交付するとともに、実際に現地を訪れ、探査場所や保管庫の視察も行っています。また、そのほかにも様々な戦後処理業務を行っており、それら一つ一つを通して沖縄振興に取り組んでいます。

現職のやりがいや達成感を感じる瞬間

  戦後処理事業は、沖縄県民の生活に深く関わるものだと思います。本事業を推進することで、県民の方々が安心した生活を送ることができるのであれば非常に嬉しいことだと思います。また、私は沖縄県の出身ですが、国の仕事に携わって初めて知ったことも多くあり、とても貴重な経験をしているなと感じています。

仕事をする上で心がけていること

  依頼により多くの対応が発生するため、仕事の優先順位を整理した上で円滑に業務を行うように心がけています。また、他省庁との関わりも多いため、広い視野で物事を考えながら調整を行うようにしています。数年おきに異動があり、異動直後は、分からないことも多く戸惑うこともありますが、上司に相談しつつ、なるべく早く仕事を覚えるようしています。

内閣府の求める人材

  内閣府は、総合調整業務も多くあるため、幅広い視点から物事を見ることが大事です。部局や担当によっては、全省庁を取りまとめる立場になることもあり、各関係者を円滑に繋ぎ、全体の進捗管理を行う力が求められます。また、政府の記念行事への対応も発生するため、行事を仕切る力も必要になると思います。このように幅広い業務を担っているため、貴重な経験をする機会も多いと思いますので、このような仕事にやりがいを感じられるような人材が求められると思います。

Career

平成26年
大臣官房 会計課 出納第1係
平成28年
大臣官房 企画調整課 調整係
平成30年
大臣官房 総務課 皇位継承式典 事務局 局員
令和2年
大臣官房 人事課 企画係
令和3年
現職