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  1. はい、本命はこちら【日米韓はみんな踊らされたのね】(04/15)
  2. 北朝鮮善人説に基づく銀河3号ミッションの考察(04/13)
  3. 日本陸海軍の特殊攻撃機と飛行爆弾(03/05)
  4. Soviet & Russian Ekranoplans(01/16)
  5. ところで中国の空母の話題なんだが。(01/07)
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はい、本命はこちら【日米韓はみんな踊らされたのね】

2012.04.15(19:08)
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.北朝鮮が新型弾道ミサイル公開 軍事パレードで

>【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は15日、故金日成(キム・イルソン)主席の100回目の
>誕生日 に合わせて行った軍事パレードで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される
>新型の長距離 ミサイルを初めて公開した。
>韓国軍消息筋は同日、このミサイルについて「まだ一度も試験発射したことがなく、
>実戦配備 したかどうかは不確実だ」と述べた。ミサイルは直径2メートル、長さ18メート
>ル以上で、射程 距離は中距離弾道ミサイル「ムスダン」(約3000~4000キロ)よりも
>長いと推定されると説明 した。
>
>北朝鮮が50発(2009年基準)を実戦配備したムスダンは直径1.5~2メートル、長さ
>12~18.9 メートルで、2010年10月の朝鮮労働党創建65周年記念の軍事パレード
>で初めて公開された。
>また別の韓国軍消息筋は、北朝鮮が新型ミサイルを配備したかどうかを韓米の情報
>当局が 追跡中だとした上で、「ミサイルの長さがムスダンより長い。射程距離は
>約5000~6000キロで、 ICBM級に分類できる」と話している。

いやはや、笑うしかないね。
目先の「銀河3号」に日米韓が踊らされていたわけで、移動式大型トレーラーに乗せられた、こっちの「本命」は誰も、どこで開発・製造され、何処に保管されていたのか分からないんだもの。
この大きさのミサイルを可搬型に出来るのは、かなりの脅威だよなあ。
(もっとも、ちゃんと飛べばだけど)
東倉里の西海発射場が純粋なロケット発射場だとして、舞水端里の東海発射場の存続意義は何かって事を考えていたわけだけど、今何らかのロケットエンジンの燃焼試験を実施してるのよねえ。
確かに「銀河4号」の可能性もあるんだけど、東海発射場でミサイルの燃焼試験を行うようになったとしたら、状況が符合するんだよね。言っておくけど、金正恩も宇宙オタクなのかどうかは、誰も知らないわけで。親父の道楽に付き合うのもこれっきりって事だってある。
さて、このミサイル。それこそ飛翔試験とかどうするんだろうねえ。
イランのミサイル開発を、ますます注視しなきゃなんなくなったって事だわねえ。
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北朝鮮善人説に基づく銀河3号ミッションの考察

2012.04.13(20:38)
えー、これから展開いたしますのは

徹底した北朝鮮善人説

に基づく

銀河3号打ち上げミッションの考察

となります。巷に溢れるマスコミの論調を見て、かなり可哀想になりました。

というわけで、頭っから

テポドンがミサイル

と考えている人とか、

衛星がハリボテ

だと頭ごなしに考えている人は、この後の自分の考察を読むのは時間の無駄ですし、ただのお目汚しですので読まなくて結構です。

というか、帰れ!




⇒北朝鮮善人説に基づく銀河3号ミッションの考察の続きを読む

日本陸海軍の特殊攻撃機と飛行爆弾

2011.03.05(20:29)


この本の原書は以前紹介したJapanese Special Attack Aircraft and Flying Bombs
なんですが図版の差し替えとか、かなり手の入った内容になっています。

特に、特殊吸着爆弾 け号(本当は○けって書きたい)は、かなり考証の入った図版が作られています。け号は、安定翼がX字なので、そのままでは四式重爆撃機「飛竜」には搭載出来ません。
飛竜の離陸時には、2枚の安定翼が地面と平行になっていて、飛竜からの投下時にX字に展開するんだけど、実はこの展開機構がある事が、これまで出版された書籍にはほとんど書かれていない(以前出版した拙著にはしっかり書きましたけど)。
今回のけ号の図版は、更にその上に尾部の安定板がシフトしているところまで考慮されています。

元より、日本語で読めるのがとても嬉しいですね。

Soviet & Russian Ekranoplans

2011.01.16(14:36)


日本でもおなじみのイェフィム・ゴードン氏の新刊著書、ソ連とロシアのエクラノプラン(表面効果船)が届きました。今回は、セルゲイ・コミザロフ氏との共著になっています。
まあ、現時点でカスピ海の怪物、表面効果船の本としては最強の部類に入りますね。エキップコンサーンの円盤形効果船とか、愛知万博のロシア館に置いてあったベリエフの大型輸送効果船とか、いろいろと興味深いです。
掲載されている表面効果船のデザインも、最初にリピッシュ博士(Me163コメートを作った人な)が考案したデザインを元にしたものや、お馴染みの飛行艇を基礎としたデザインばかりでなく、たとえばフェリーボートを表面効果船としてデザインしたようなものも掲載されており、非常に興味深いです。

ところで中国の空母の話題なんだが。

2011.01.07(23:22)
英空母、中国で再利用も=華人実業家が競売参加

>【香港時事】英海軍が売りに出している空母「インビンシブル」について、英国籍の華人実業家が
>6日までに競売参加の手続きを取った。香港のラジオなどが伝えた。購入できた場合は中国の
>港に係留し、艦上にインターナショナルスクールを開きたいとしている。
>中国は既に旧ソ連製の空母「ワリャーグ」と「ミンスク」を買い入れており、インビンシブルが中国
>に来れば、3隻目の空母となる。
>ミンスクは深セン(広東省)で軍事テーマパークになっているが、大連(遼寧省)で改修中のワリ
>ャーグは中国海軍が訓練用に使うとみられる。インビンシブルも中国に回航されてから、同軍が
>国産空母建造の参考にするため調査を行う可能性がある。
>(2011/01/06-16:48)

えーと、すいません……。
インヴィンシブルを調査して、何かメリットがあるんでしょうか?

invincible  

ご覧の通り、H.M.S インヴィンシブルゆーたら、VTOL機のシーハリアーを主眼に設計された空母で、オマケでヘリ運用が出来る船ですわな。もちろん、カタパルトはありません。
中国に現在ある「ワリャーグ」は、スキージャンプ式だけどシーフランカーを運用するための空母。
「ミンスク」の方は、確かにフォージャーとヘリコプターを運用するための空母だったんだけど。
そもそも、中国にはVTOL機がありませんし、ヘリコプターもろくな機体がありません。もちろん、対戦車ヘリとか対潜ヘリコプターとかに関しては、かなり出遅れています。設計もしていません。
中国海軍が建造しようと考えていた空母は、そもそも通常飛行型の艦上機をスキージャンプで発艦させる拡大「ワリャーグ」型の空母だったはずで、ここに来て「インヴィンシブル」を調査する意味が解りません。
仮にその実業家が落札出来たとしても、技術があまりにもかけ離れすぎているので、はっきり言って意味はないと思うのですが。

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