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画像ファイル名:1676465597471.png-(297243 B)
297243 B23/02/15(水)21:53:17No.1026951819そうだねx1 23:07頃消えます
「今日も今日とて来てるッスねぇ」

まだ寒気の厳しい2月。温かいお茶の入った湯呑を片手に、窓の外を眺める
後ろではプイ先輩が「あー………」なんて納得したような表情
エールちゃんもソングラインちゃんも、どこか苦笑いといった風で

「やっぱり近づいてはこないプイ?」
「そうッスね。前よりは少し距離縮まった感じッスけど、まだまだ遠いッス」
「やっぱりこちらから声をかけましょうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「落ち着けメイケイエール!!それで何度も失敗してるだろ!!」

窓の外に見えるのは、プレハブの近くの茂み
そこからピョコンと生えた、綺麗な毛並みのカワイイ鹿毛の耳。流石にもうそろそろ見慣れてきたそれは、いつまでたっても距離が開いたままだ
このスレは古いので、もうすぐ消えます。
123/02/15(水)21:53:38No.1026952009+
「いつになったら近くに来てくれるッスかねぇ」

そう………少し前からこのプレハブの周りでよくこちらを伺うようになった、その人影
問題は、彼女がどうすれば一歩を踏み出してくれるかと言う事なのだ

「ハギノモーリスちゃん。是非新メンバーに欲しいところッスけど」

極めて臆病な彼女……ハギノモーリス
その動向が、直近のプレハブ小屋での議題そのものであった
223/02/15(水)21:53:52No.1026952141+


「つーわけで。改めて、いかにハギノモーリスちゃんを正式に加入……とまではいかずとも、見学くらいにまで持ち込むか。何回目かも忘れたッスけど、会議ッス」

コタツを囲む、自分とプイ先輩。エールちゃんにソングラインちゃん
議題はシンプルなのだが、なかなかに進展のないその会議を今日も開くこととなった

「何度も言うッスけど、彼女は極端に臆病ッス。下手にこっちからアクション起こすとそれだけで全力逃亡されるのがネックッスね」
「初手で詰んでる感が凄いですね!!!!!!!!!!!!!!!」

そうなんだよなぁ……まずこっちからのアクションがほぼ封じられているって、どういう縛りプレイなんだと

「実際、才能的に見ても彼女は欲しいんスよね。ほらこれ」
323/02/15(水)21:54:03No.1026952230+
取り出して三人の前に出したのは、わかる範囲で調べた彼女のトレーニングその他における記録
トレセン学園とは本当にすごいものだ。正式に所属しているチームが無いにしても、個人の記録はしっかり残されている。それをなんとかしてかき集めてまとめたその書類の束には、彼女の才能がしっかりと記載されていた

「うおぅ。ここまで調べ上げたプイ?探偵プイ?」
「トレーナーが頑張ってくれたのもあるッスけどね。臆病な気性を無視してみるなら、あの子相当素質あるとみていいと思うんスよ」
「これは……確かにそうですね。模擬レースの記録なんかを見ても………」

極端な話……というか残酷な話だが
このトレセン学園は相当数のウマ娘が集っているといっても、結果を出せるのは本当に一握り……どころか一つまみ程度
さらに栄冠を掴めるのはその中からさらに一つまみといった現実がある
突然才能を開花させ、一気にスターダムへ上り詰める例も無いわけではないが……ある程度の記録を見てしまえば、その素質の有無は嫌でも出てしまう
それによって学園を涙を流しつつ去る例も決して少なくはない。むしろありふれた出来事なのだ
423/02/15(水)21:54:24No.1026952393+
「彼女は間違いなく、のし上がれる才覚を持ってるッス。それはトレーナーや姐御たちとも話してはっきり出た結論ッスよ」

そんな厳しい現実の話をする中で……彼女の素質は、間違いなく本物だと。はっきり断言できるものだった

「あの子の才能を、是非開花させたい。それがウチらの望みでもあるッス」

その先にある彼女の未来を、見てみたい。それは偽りなき本音で、今こうして話し合いの場を設けている理由でもあった
しかし、どうにもこうにも話はそう簡単には進まない
問題なのは………そう

「でも、校内で会っても即逃げられちゃうんですよね………」
523/02/15(水)21:54:37No.1026952480+
ソングラインちゃんのいう通りだ
彼女の臆病は正直度を越している。間違いなくレースに影響を及ぼすほどに
なんというかその………哀しいかな。間違いなく、『気性難』と呼ばれるそれなのだ

「流石に双眼鏡が必要な距離は脱したッスけど……ていうか、確実に距離は縮まってきてるんスけどね」
「正直このままじゃ卒業までにここに辿りつくか怪しい成長速度プイ」
「トレーナーさんが直接声をかけるのではだめですか!!!!!!!!!!!?」
「試したッス。脱兎の如く逃げられて、ショックでしおしおになってたッス」

頭を抱えてしまう。いやまぁ、気持ちがわからんでもないけど

「バレンタインの時の贈り物といい、彼女からも確実に歩み寄りの姿勢があるのは確かなんスけどねぇ………」
「アレは驚きました。あの子、結構律儀ですよね………」
「節分の時は顔を出すまでにはなってくれましたね!!!!!!!!!!!!!!」
「そこからが遠いプイ。僅かでも選択肢間違えたら逆戻りプイ」
623/02/15(水)21:54:51No.1026952572+
あの臆病の化身をどう丸め込むか。何度かフルメンバーで会議したりもしたが、なかなか結論は出ない
下手に包囲でもしようものなら卒倒しかねないし、変に悪印象を与えかねない
ただでさえ変な風評被害に悩まされてる我がチームだ。そこは慎重にいきたい

「まぁ普通に、単純に後輩として欲しい気持ちが強いのもあるッスけどね」
「正直待ちきれません!!!!!!!!!!!!!早く後輩欲しいです!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「そ、それは確かに………」

そうなのだ。単純に後輩が欲しい。ぶっちゃけ、これもかなり比率を占めてる理由ではある
よくよく考えてみれば自分もこのチームでは年少の方で、エールちゃん達が入ってくるまでは一番後輩だったわけで。新しい後輩が入ってくるとなればそりゃまぁ浮つくというもんだ
ただ共に練習をするだけではなく、それこそこのチームにつきものなトンチキな騒ぎだって一緒に経験してみたい
多分多くのメンツは、純粋に、新しいメンバーが欲しいのだ
723/02/15(水)21:55:03No.1026952667+
「しかし、何度会議を開いても決定的な案は出ないッスねぇ………」
「なんかもう煮詰まるところまで煮詰まった感じプイ。お茶会でも開いて誘えればそれが一番プイ。けど………」
「それができるか、と聞かれれば……難しい、ですよね?」

四人揃って、うーんと唸る
プイ先輩の言う通り、なんかもう煮詰まり切った感じだ。会議をいくら重ねても結論は出ないまま、頭を悩ませたままに終わる事になる
姉貴なんかもう考えるの放棄してるし、姐御も聖剣先輩も、ずっと悩み続けてる。このままではいつまでたっても結論なんかでやしない

「んー、とりあえず今日は練習始めるッスか」
「そうですね。いつまでも考えていてもらちがあきませんし」
「準備運動してランニングからですかね!!!!!!!!!!!!!!!」
「まだ寒いんで、しっかり柔軟はやっておいてくださいッス」
「久しぶりに併走もするプイ。なんだか全然やってなかった気がするプイ」
823/02/15(水)21:55:14No.1026952738+
そう言って、全員席を立つ。とりあえず、今は今でやれることをやっていこう
それに、彼女もきっと頑張っているからこそのあのデータなのだ。だとすれば、自分たちがサボっているわけにはいかない
まずは準備運動と柔軟で、しっかり体を温めてからにしよう。予定を決めて、プレハブの戸を開けて………

「ッッッッッッッ」
「………あれ」

開け、て

「………………えと」
「ぁ、ぁの。その………」
923/02/15(水)21:55:31No.1026952878+
きゅうっと絞られた、鹿毛の耳。同じ鹿毛の長い前髪の下で、涙をふるふると堪えるその姿
それはまさに、先ほどまで行われていた第X回会議の議題そのもので

「………ハギノ、モーリスちゃん?」

今にもこぼれそうな涙を堪えた彼女は。恐る恐る頭を下げてきて

「ぁ、その………」

その場にいる誰もが予想もしていなかった、まさかの言葉を口にしてきた

「れ、練習見学………よろしいでしょうか………!!!」
1023/02/15(水)21:55:42No.1026952960+


「まさか、どころの話じゃなかったッスけど………」

準備運動に柔軟を終えて、体を温めるためのランニングを終えた後。その後幾つかの練習をこなしていく中で………そこにも、彼女は居た
申し訳なさそうに少し……多少離れた場所に立つハギノモーリスちゃん。しかしその姿は決して茂みに隠れたり段ボールの中から覗いてたりなどせず、確かに見える場所に立っていた

「どんな風の吹き回しかはわからないッスけど、結果的にはよかったってこと……スかね?」
「少なくとも今までから比べたら格段……どころじゃないワープ進化プイ。本当にびっくりププイプイ」

うおおおおおおおおおと叫びながらショットガンタッチをしてるエールちゃん達を見ながらそんな言葉を交わす
今でこそ練習に集中している彼女らも最初は面食らっていて、まさしく自分と同じ状態だった
……ついに後輩誕生かと飛びつきそうになったエールちゃんをソングラインちゃんが咄嗟にエルボーで制したりしたけど、それは置いておいて
なんせ、彼女がこう堂々と姿を現したのは初対面の時以来と言ってもいいのだ。そりゃ全員驚きもするというもの
1123/02/15(水)21:55:57No.1026953063+
「しかも、震えながらですけどちゃんと練習自体をしっかり見てくれてるッスからね」
「あれは真面目に……ていうかメモまでとってるプイ。相当勉強熱心プイ」

そうなのだ。ただ見学というだけでなく、彼女はこちらの練習風景を時折メモまで取って研究している
その姿勢は何よりも熱心で、相変わらず涙目なのは変わらないがしっかりと視線は向けたままで
これは……マジで凄い子が来てくれたかもしれない

「さて、併走も終わって……」

ふと、そこでプイ先輩を見る
ぷっきゅん?なんてとぼけてるけど………そういえば……

「……あとでしっかり説明しておかないと不味そうッスね」
「ぷきゅー?」
1223/02/15(水)21:56:07No.1026953144+
この人の所属、絶対誤解されてるよなぁ……と
最近マジで気を付けないと。いや、練習に参加するのも暇さえあれば入り浸るのも別に全然いいんだけど………後輩たちにうちの所属と思われてる現象はなんとかせねば

「さて、この後はちょっとダッシュ練習やるつもりなんスけど………」
「そろそろ声かけてみるプイ?」
「そうなんスよね。いっちょ、踏み出してみるッスか」

ダメで元々、失敗してもきっと今日の調子ならまた次がある。そう気楽に構えることにしよう

「あの、ハギノモーリスちゃん」
「ひゃ、ひゃい!!!!!!」
「あー、その………」

これは………いけるか?どうだ?
1323/02/15(水)21:56:22No.1026953258+
「えと。準備運動は一緒にやってたッスよね?よかったらこの後、ダッシュ練習一緒ににやらないッスか?」
「ふぇ!!!!?」
「いや、その。無理にとは言わないッスけど………」

虎に出会ってしまったウサギみたいに震えてしまっているけど、逃げはしない
いくらか考えたように俯いて、彼女はもう一度、恐る恐る顔を上げる

「………ぉ、お願いします……」

……いやマジで過ごい進歩だ
こんな速度で進展するとは思ってなかった。彼女にいったいどんな変化があったのか
理由はとかく気になるのはあるが、それは今でなくてもいいだろう

「じゃあ、軽く体伸ばし直してエールちゃん達と合流するッス。靴なんかもチェックしておいてくださいね。おーい、エールちゃんソングラインちゃん。戻ってきてくださいッス」
「は、はい!!!!万全にします!!!!!!!!!」
1423/02/15(水)21:56:35No.1026953344+
一言一言におどおどはしてしまうものの、決して逃げ出そうとはしない
この調子なら練習体験してもらっても大丈夫だろう。本当ならトレーナーがいる時にやろうと思ってたけど、フライングしてもいいだろう

「戻りました!!!!!!!!!!!休憩もしたので万全です!!!!!!!!!!!!」
「ダッシュ練習ですか。分かりました」
「ハギノモーリスちゃんも参加するんで、最初は三人でお願いするッス。こっちはそれ記録するんで」

え!?と言う顔をするハギノモーリスちゃん。しかしまぁ、これは是非やっておきたいところなので
データの上でや映像記録では何度も見た彼女の走りだが、実際に肉眼で見たことは一度もない
それを生で見れるというのは……正直相当な収穫になるだろう

「じゃあ、こっちでホイッスル鳴らすんで、準備お願いッス」
「は、はい!!!!!!!!!」
1523/02/15(水)21:56:46No.1026953420+
三人並んで、ダッシュの姿勢。そこで……ふと、目に入った物がある
それは、ハギノモーリスちゃんの目だ。その眼は………今までの、涙をたたえたそれではなかった

(あれは、覚悟のできてる目だ)

一度走るとなった瞬間、今までの怯え方は何処へやらという定まった視線
走るという行為に対して真摯に、何よりも真面目に取り組むという姿勢。それがその表情になによりも出ていた
それは………得難い才能だ
トレセン学園、しかも中央という環境においても、それを真に身につけているウマ娘は存外に少ない
誰かを妬み羨み、それを棚上げすることで自分の今の場所を『仕方ない』と位置付けてしまった瞬間、ウマ娘の進化は終わってしまう
それをさせない……走るというただそれだけのことに向き合う心を持った、彼女の姿勢が………
1623/02/15(水)21:56:57No.1026953497+
「……強い子プイ」

本当に、綺麗だった

「………んじゃ、いくッスよー」

2月の寒空の下
ホイッスルが、高らかに鳴った
1723/02/15(水)21:57:20No.1026953647+


「で………どうして、急にここの来てくれる気になったッスか?」
「ぁぅ………えと、その……」

練習後のプレハブ小屋。始めて彼女はその室内に足を踏み入れていた
こたつの向こうでココアを両手で抱え、プルプル震えるハギノモーリスちゃん
練習終了後、亜光速で立ち去ろうとしたのをなんとか呼び止めてお茶会に誘うことに………本当に奇跡的に成功して
バレンタインのお返しも兼ねてお茶とお菓子を出して、こっちも若干おっかなびっくり、気になっていたことを聞いてみることにした

「ぁ、あの……ずっとこのままじゃいけないと思って……それで………」
「ああ、大丈夫ッス。落ち着いて話して下さいッス」
「ぷっきゅう。安心していいプイよ」
1823/02/15(水)21:57:33No.1026953739+
エールちゃんとソングラインちゃんも静かに聞いてるけど、そわそわを抑えきれてない
エールちゃんなんかソワワワワワワワワワってずっと震えてるし。落ち着いて、ステイ

「それで……と、友達のブリッツちゃんに相談して………」

なんと。凄く失礼な言い方かもしれないけど、この子がそんな踏み入った事情を相談できる友達がちゃんといてくれたのか

「そ、それで……一回、無理にでも踏み出さないと、い、いつまでたっても進まないって言われて……さっき、そこまで引っ張られてきて………」

なるほど。そのブリッツちゃんというのは中々に行動派のようだ。
きっとその子もハギノモーリスちゃんのことを心配してくれていたのだろう。その上で、覚悟を決めさせる以上にまず現場に辿りつかせようと引っ張ってきた、と。きっと相当信頼されているようだ
その子にも是非会ってみたいものだ。もし機会があればその子も練習を見学してもらって……というのは欲張り過ぎだろうか
1923/02/15(水)21:57:44No.1026953807+
「なるほど。でも、来てくれて本当に嬉しかったッス」
「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「お、おいメイケイエール静かに!!!あ、あの………ありがとう」

二人もすっかりテンションが上がっちゃった。まぁ、待望の後輩が自分から近寄ってきてくれたんだからそりゃ嬉しいだろう

「そ、それで………その………」

もじもじと言い淀みながらも、自発的に言葉を紡いでくる
そして、次に紡がれた言葉は我々全員が望んでいたものであった

「その………今度からも見学に来てよろしいでしょうか………!!!」
2023/02/15(水)21:58:09No.1026953972+
震えながら、怯えながら。それでも踏み出してきたその一歩
エールちゃん達の顔にも華が咲き、その自分もマスクの下で口元が緩むのがわかる
ああ、よかった。ずっと欲しかった一言を、今もらえた気分だ

「見学だけじゃなく、練習参加も大歓迎ッスよ」
「ぷっきゅー。なんか一安心プイ」
「早速明日もいっしょにやりますか!!!!!!!!!!!!!!」
「お、おい落ち着けメイケイエール!!!!あ、他の先輩方にも連絡を……」

一気に騒がしくなった室内。わたわたしちゃってるけど、逃げ出しはしないハギノモーリスちゃん
ああ、よかった。きっとこれから、もっと騒がしくなるだろう
競い合い、高め合い、トンチキな事件に巻き込まれたり。それこそ、退屈だけはさせない自信がある
まだ正式な加入ではないとはいえ、これは最高の出来事だ
2123/02/15(水)21:58:36No.1026954158+
「ひとまず……ようこそッス、ハギノモーリスちゃん。よろしくお願いするッス」
「ひゃ、ひゃい!!!よろしく、お願いします!!!!」
「折角だしお祝いするプイ。お茶淹れてくるプーイ」

これから待っているであろう日々を楽しみに、まずは今日も大騒ぎ。お茶とお菓子で盛大にやろうじゃないか
自分だって、新しい後輩の誕生……正式加入じゃなくても、その事実に浮かれてるんだから
………と、その前に

「あ、そうそうハギノモーリスちゃん。一個、大事な事言っておかないといけないんスけど」
「ひゃ、ひゃい!!!!!!!!!な、なんでしょぅ………!!」

酷く怯えてるけど、大丈夫大丈夫。本当に些細な………でも割と大事な事だから
2223/02/15(水)21:58:53No.1026954274+
「プイ先輩」
「ぷっきゅん」
「この人、うちのチームじゃなくて他所の所属ッス」
「………ええ!!!!!????」

その反応に、わっと笑い声が咲き誇る
きっとこれからもこんな騒がしい毎日が彼女を待っている。それだけは保証できるだろう
あたふたと慌てる彼女に、そっと手を出し述べた
2323/02/15(水)21:59:04No.1026954341+
「よろしくお願いするッス、ハギノモーリスちゃん」

今日、こうして

「………はい!!!よろしく、おねがいします!!!」

我等が根城たるプレハブ小屋には、新人(仮)が新たに加わる事となった
2423/02/15(水)21:59:33No.1026954562そうだねx9
以上。どぶろく貰ったので酒飲んで舎弟した
2523/02/15(水)22:01:23No.1026955357そうだねx2
新人メイン回いい…
2623/02/15(水)22:04:14No.1026956603そうだねx1
これはハギモちゃんのツテでブリッツもくる感じかな?
2723/02/15(水)22:06:14No.1026957449そうだねx6
ハギノモーリス。
よくやりました。
2823/02/15(水)22:09:17No.1026958837+
加入してほしいねぇ
2923/02/15(水)22:10:37No.1026959429そうだねx3
ハギモリちゃん頑張って…
3023/02/15(水)22:16:37No.1026962139+
あと来るとしたらブリッツにプラダリアに…
3123/02/15(水)22:24:04No.1026965601+
この後姐御姉貴聖剣魔女に囲まれるのか…
3223/02/15(水)22:28:55No.1026967726そうだねx1
>あと来るとしたらブリッツにプラダリアに…
プラダリアちゃんはトレーナーと色々因縁ありそう
3323/02/15(水)22:33:09No.1026969449そうだねx1
女学生に逃げられてしおしおになるトレーナー…
3423/02/15(水)22:38:17No.1026971434+
トレーナーも復帰したからね
3523/02/15(水)22:41:37No.1026972637そうだねx1
ハギモちゃんは是非頑張って欲しい
3623/02/15(水)22:48:30No.1026975216そうだねx3
エールちゃんも高松宮記念期待してるよ

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