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白煙とごう音も、機体動かず=説明追われる担当者―H3ロケット・種子島

時事通信 / 2023年2月17日 11時49分

 カウントダウンが進み、白い煙とごう音が響く。しかし、空に昇っていくはずのH3ロケットは発射台に居座ったままだった。

 初打ち上げを控えた17日午前、鹿児島県・種子島宇宙センターは天気にも恵まれ、絶好の打ち上げ日和。準備作業も順調に進み、センター内の緊張感も高まっていた。

 午前10時37分、発射時刻の約6秒前に予定通りメインエンジンが点火。約4キロ離れた報道席でも白い煙が吹き出すのが見え、ごう音が聞こえた。しかし、カウントが「0」になってもロケットは動かない。青い作業着を着た宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱重工業の関係者がバタバタと走り始めた。

 記者室では、JAXAの広報担当者が「主エンジンには着火したが、固体ロケットには着火しなかった。今はそれ以上のことは分からない」と説明。「失敗か」との問い掛けには「ロケットはまだ飛んでおらず、失敗ではない」と強く否定した。 

[時事通信社]

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