本コラムでは、国内MBA入試は毎年何月頃に行われ、入学時期はいつになるのか、入試科目は?について説明します。
大学受験は一般的に2月ごろに行われ、4月に入学するという形ですが、国内MBAはどうなっているのかを説明します。
次に、国内MBA入試で課せられている入試科目について説明します。
次に最後に、入試に向けて勉強を開始する場合、いつから(試験の何か月前くらいから)受験勉強を開始すればいいのかについて説明します。
目次
【飯野一講師が動画で解説!】
アガルートアカデミー国内MBA講座の飯野一講師が、国内MBA入試の流れ、入試時期と入学時期、入試科目、そして受験勉強をいつから始めればよいかについて解説します。
国内MBA入試の流れ
国内MBA入試の基本の流れを以下で説明します。
まずは願書を提出します。
願書には志望理由書や研究計画書なども含まれておりまして、書類審査があります。
願書を提出したら、1次試験として、筆記試験が課される大学は小論文の試験を受けます。
この小論文の出来と、願書と同時に提出した志望理由書や研究計画書の合計点で1次の合否が決まります。
1次試験に合格しますと、2次試験として面接がありまして、面接に合格すると、最終合格として入学の許可が得られるという流れになります。
MBA入試の日程とスケジュール
入試には秋入試と、冬入試の2パターンがあります。
秋入試とは?
国内MBAの秋入試とは、10月ごろに出願時期がある入試のことです。(9月に出願する大学院もあります)
入試の流れとしては、10月初旬に出願し、10月中旬から下旬に1次試験があり、11月に2次試験の面接が実施されます。
秋入試を実施している大学院は、
・青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科
・慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
・中央大学大学院 戦略経営研究科
・東京都立大学大学院 経営学研究科
・同志社大学大学院 ビジネス研究科
・一橋大学大学院 経営管理研究科
・法政大学大学院 経営学研究科&イノベーションマネジメント研究科
・明治大学大学院 グローバルビジネス研究科
・立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科
・早稲田大学大学院 経営管理研究科
などがあります。
冬入試とは?
国内MBAの冬入試とは、1月ごろに出願時期がある入試のことです。
入試の流れとしては、1月初旬に出願し、1月下旬に1次試験があり、2月に2次試験の面接が実施さます。
冬入試を実施している大学院は、
・青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科
・慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
・中央大学大学院 戦略経営研究科
・東京都立大学大学院 経営学研究科
・同志社大学大学院 ビジネス研究科
・一橋大学大学院 経営管理研究科
・法政大学大学院 経営学研究科&イノベーションマネジメント研究科
・明治大学大学院 グローバルビジネス研究科
・立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科
・早稲田大学大学院 経営管理研究科
・神戸大学大学院 経営学研究科
などがあります。
なお、国内MBAは年2回入試があるところが多いですが、大学院によっては年1回しか入試がない大学院や年3回以上入試をおこなっている大学院もあります。
冬入試は秋入試より高倍率になる傾向
冬入試の特徴は、秋入試と比較して受験倍率が高くなる傾向があるということです。
秋入試で不合格になった方が再度挑戦する場合に、冬入試で不合格になると後がなくなるということで、冬入試は複数の大学院を受験する方が増えます。
そうすると、秋入試では1校しか受験しなかった方が、冬入試は複数の大学院を受験するようになり、結局、受験倍率が上がってしまう傾向があるのです。
このような傾向がみられますので、秋入試で1発で決めてしまう覚悟で受験することをお勧めします。
秋入試と冬入試、どちらを受験するかの判断基準
判断基準1 出願までの期間
秋入試と冬入試のどちらを受験するかに関してですが、ひとつ目の判断基準は、出願までの期間です。
受験を思い立った時に、あまりにも出願までの期間が短い場合は、十分な勉強時間が確保できませんので、次の受験機会に受験した方がいいと思います。
例えば、受験を思い立ったのが、8月末だったとします。
この場合、秋入試を受験するとしたら、出願までの時間が1か月ちょっとしかありません。
この短い期間でしっかり準備できるかというと難しいです。
よって、秋入試は見送り、冬入試を受験することになります。
関連コラム:3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAと勉強法・スケジュール
判断基準2 受験倍率
ふたつ目の判断基準は、受験倍率です。
基本的に国内MBA入試は、秋入試の方が倍率が低く、冬入試の方が倍率が高い傾向があります。
この傾向がある場合は、秋入試に受験した方が合格の可能性が高まるので、秋入試を選択すべきということになります。
この傾向がある大学院は、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科です。
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科は、年に3回入試がおこなわれています。
9月出願、11月出願、1月出願です。この3回の入試のうち、一番倍率が低い入試が9月出願で、一番倍率が高いのが1月出願です。
ですから、青山学院大学大学マネジメント研究科を目指す場合は、9月出願で受験するのが合格するには最も有利になります。
関連コラム:国内MBAの倍率から見る難易度と人気大学院合格に必要な勉強期間
国内MBAの入試科目
次に国内MBAの入試科目について説明します。
国内MBA入試の科目は、大学院によって異なりますが、大きく分けて2つのパターンに分けられます。
1つ目のパターンは、筆記試験が課せられる大学院です。
2つ目のパターンは、筆記試験はなく書類選考と面接だけの大学院です。
筆記試験が課せられている大学院の入試科目
まず、筆記試験が課せられている大学院の入試科目から説明します。
筆記試験とは小論文の試験です。
そして、この小論文以外に、志望理由書や研究計画書といった出願書類、そして面接の計3つが課せられています。
このパターンに該当する大学院は、慶應大学、東京都立大学、東京工業大、早稲田大学、京都大学、神戸大学、筑波大学(経シス)、一橋大学(経営管理)、横浜国立大学などです。
筆記試験がない大学院の入試科目
次が筆記試験がない大学院です。
こちらは志望理由書や研究計画書といった出願書類、そして面接の計2つが課せられています。
このパターンに該当する大学院は、青山学院大学、中央大学、筑波大学(国際)、一橋大学(金融財務)、法政大学、明治大学、立教大学などです。
国内MBA入試はいつから準備すればいい?
最後に、入試に向けた勉強を開始する時期について説明します。
小論文、研究計画書、面接、どれをとっても経営学の基本的な知識が必要になります。
そのため、経営学の基礎的な知識がある方とない方では勉強を開始する時期が異なっています。
関連コラム:MBA(経営学修士)とは
経営学の知識がない場合
まず、経営学の知識がない方がいつから受験勉強を開始すべきかについて説明します。
経営学の知識がない方が、先に説明した筆記試験が課せられる大学院を受験する場合は、出願の6か月前には受験勉強を開始するのが望ましいです。
まずは、経営学の基礎知識をインプットして、それができたら小論文の論述の練習、そして研究計画書の作成という順番で勉強すればいいと思います。
経営学の知識がない方が、先に説明した筆記試験がない大学院を受験する場合は、出願の3か月前に受験勉強を開始するのが望ましいです。
こちらは小論文の試験はありませんので、経営学の知識を暗記する必要はありません。
研究計画書を作成するための経営学に関する知識があればいいので、3か月前に開始すれば十分です。
関連コラム:国内MBA受験生必読!講師がおすすめする入試のための経営学本11冊
経営学の知識がある場合
次に、経営学の知識がある方について説明します。
経営学の知識がある方が、先に説明した筆記試験が課せられる大学院を受験する場合は、出願の3か月前に受験勉強を開始するのが望ましいです。
すでに経営学の知識は持っていますので、インプットに時間を費やす必要はありません。
そのため、いきなり小論文の論述、研究計画書の作成に着手できますので、3か月もあれば十分かと思います。
経営学の知識がある方が、先に説明した筆記試験がない大学院を受験する場合は、出願の2か月前に受験勉強を開始するのが望ましいです。
経営学の知識は持ち合わせていますので、インプットなしで、いきなり研究計画書の作成に着手できますので、2か月もあれば十分かと思います。
関連コラム:3~6ヶ月間の準備期間で合格できる国内MBAと勉強法・スケジュール
国内MBAの倍率は上昇傾向!受験対策は早めに始めよう
一橋大学の経営分析プログラムは2020年2.26倍→2021年2.13倍→2022年3.4倍となっています。
早稲田大学の夜間主総合は2021年が3.21倍から2022年3.8倍となっています。
人気がある国内MBAの受験生は増え、倍率は上昇傾向にあります。
入試対策のために予備校に通う方も増えています。
どのMBA入試でも共通する「研究計画書」(出願書類)は曖昧な志望動機では合格は難しく、書類選考で落とされてしまいます。
出願書類の「研究計画書」は答えがあるものではないので、他の受験生と差をつけるためには添削が重要になってきます。
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