郊外型の「コワーキングスペース」開設へ 長野市の国道19号沿い 北信「最大規模」

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水島紙店が開設するコワーキング施設。内装にも力を入れて集客を図る

 紙製品卸の老舗、水島紙店(長野市高田五分一)は3月6日、本社敷地内にコワーキング施設「TERMINAL●51(ターミナル・ゴーイチ)」を開設する。コワーキング施設は長野市でも中心市街地で目立つが、国道19号沿いに立地する郊外型の施設。北信地方では「最大規模」といい、需要を掘り起こし、地域の事業者の交流につなげたいという。総事業費約7500万円を投じ、事務所棟を改築した。

 同社は4年前からオーダーメードで手提げの紙袋の販売を始めており、個人事業主やフリーランスなど他事業者との接点を広げてきた。その中でコワーキング施設の需要を把握し、事業化を決断した。水島康明(みちあき)社長は、同国道沿いの立地などから「仕事や暮らし、旅の拠点」となる場所に施設をなぞらえた―と説明。駐車場も備え、遠方から訪れる利用者も見込む。

 事務所棟は一部2階建てで延べ約500平方メートル。ミーティングルームを含めてフリー席…

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