⑥2009年4月1日、三菱重工業副社長の江川豪雄氏が第2代社長に就任。
⑦2009年9月、胴体と主翼の設計変更に伴い、2008年9月の時点で2011年初飛行、2013年に納入と発表していた予定を、初飛行を2012年第2四半期に、初号機納入を2014年第1四半期に見直した(1度目の納期延期)。
⑧2011年2月1日、米独立系地域航空会社トランス・ステーツ・ホールディングス(TSH)のリチャード・リーチ社長は、ロイターとのインタビューで、三菱航空機との間で次世代リージョナルジェット機「MRJを最大100機(確定50機、オプション50機)発注する契約を結んだことを明らかにした(2019年10月31日に契約解除)。
⑨2012年4月、開発並びに製造作業の進捗の遅れから試験機初飛行を2013年度第3四半期に、量産初号機納入を2015年度半ばから後半に延期になった(2度目の納期延期)。
⑩2012年12月14日、三菱航空機と米国のスカイウェストは、90席クラスの「三菱リージョナルジェット」(MRJ90)100機購入と、オプションで100機、合計200機の契約を正式に締結したと発表した。
大型発注を受け、2012年10月4日に今後20年間の受注目標を従来の1000機から5割増の1500機へ引き上げた。
⑪2013年1月、三菱重工副社長の川井昭陽氏が第3代社長に就任。
⑫2013年8月22日、装備品について、安全性を担保するプロセスを構築することに想定していたよりも時間が必要だとして3回目の開発スケジュール(試験機初飛行予定を2015年第2四半期に、初号機納入予定を2017年第2四半期に)の遅延を発表(3度目の納期延期)。
⑬2014年7月14日、三菱航空機は、MRJについて、米国のイースタン航空が最大40機(確定20機、オプション20機)発注する覚書(MOU)を締結したと発表した(同年9月に正式契約したが、2018年に契約は解除された)。
⑭2014年7月15日、三菱航空機は、ミャンマーの航空会社エアマンダレーからMRJ10機(確定6機、オプション4機)を新規に受注した。
⑮2014年10月18日、三菱航空機は、MRJの試験用初号機が完成したことを記念した式典(ロールアウト)を名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で開催した。