• 「少年A」全記録廃棄、最高裁「適切でなく申し訳ない」と遺族に陳謝　土師守さん「一般の常識とずれている」2023/02/14 21:50

　１９９７年に起きた神戸連続児童殺傷事件をはじめ、全国各地で重大少年事件の記録が廃棄された問題で、連続児童殺傷事件で次男の土師淳君＝当時（１１）＝を亡くした父親の守さん（６６）が１４日、最高裁有識者委員会で遺族の心情を述べた。土師さんは「ずさんな管理体制に憤りを感じる」と訴え、最高裁の小野寺真也総務局長は「適切ではなかった」と陳謝した。問題の発覚後、最高裁側が事件当事者に直接謝罪するのは初めて。

• 事件記録問題　「閲覧できずとも残っているか廃棄されたかは雲泥の差」　土師守さん最高裁への意見陳述書要旨　2023/02/14 18:50

　１９９７年に神戸市須磨区で児童５人が襲われ、２人が殺害された神戸連続児童殺傷事件の全ての事件記録を神戸家裁が廃棄していた問題で、事件で次男の淳君＝当時（１１）＝を亡くした父の土師守さん（６６）が１４日、最高裁を訪れ、記録を廃棄された心情や今後の記録保存の在り方について意見を述べた。

• 「少年A」全記録廃棄、遺族の土師守さん「子どもが生きた証を奪うこと」　ずさんな管理への憤り、最高裁に訴え2023/02/14 18:47

　１９９７年に神戸市須磨区で児童５人が襲われ、２人が殺害された神戸連続児童殺傷事件の全事件記録を神戸家裁が廃棄していた問題で、事件で次男の淳君＝当時（１１）＝を亡くした父の土師守さん（６６）が１４日、最高裁を訪れ、記録を廃棄された心情や今後の記録保存の在り方について意見を述べた。意見聴取の後に東京都内で記者会見した土師さんは「（最高裁に）ずさんな管理がいかに被害者遺族に影響を及ぼすかを伝えた。伝わったかどうかは４月の調査報告を待つしかない」と語った。