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職場の義理チョコがきっかけで「地獄」に。謎の“お返し”ルールに困惑する男性社員たち

日刊SPA! / 2023年2月12日 15時52分

 同期の女の子に「来年のお返しは期待してるね」といわれ、さらに「こういうの喜ぶよ」と高級な美容パックを教えられたそうだ。

「いやぁ〜、もうドン引きです。そこまで給料もないのに貰った以上のお返しが必須で、さらに『〇〇さんは豪華だった』なんて品定めされるなんて。今まで彼女や親からしか貰ったことなかったし、お返しに文句をつけられたことなんてなかったので。義理チョコは、純粋に喜べるものではないと知りました」

◆次のバレンタインは「ナシで結構です」

 夏川さんは次のバレンタインを考えるだけで頭が痛いという。

「空気読めないっていわれても構わないから、先に『僕はバレンタインはナシで結構です』って断ろうかなって。豪華なお返しが目当てなら、本当に貰いたくない。僕みたいな人は多いと思いますよ」

 職場において、義理チョコを男性が「いる」「いらない」と先に意思表示できるシステムになったら、意外と「いらない」派が多いのかもしれない。

 実際にマーケティングリサーチ会社「インテージ」が、全国の15歳から79歳の男女(2633人)を対象に「バレンタイン事情」にかんしてインターネット上で行った調査結果を2月8日に発表した。

 そのなかで職場の義理チョコについて、有職者の女性82.8%が「参加したくない」と答えたのだとか。一方、男性も61.4%が「うれしくない」と回答するなど、もはや、「このイベントやる意味ある?」状態かもしれないが、各年代のなかで20代の男性のみ「うれしい」が「うれしくない」を上回り、66.3%という結果だった。

<取材・文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。Twitter:@sally_y0720

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