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職場の義理チョコがきっかけで「地獄」に。謎の“お返し”ルールに困惑する男性社員たち

日刊SPA! / 2023年2月12日 15時52分

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※写真はイメージです。

 世間では「バレンタインブームは終わった」などといわれるようになって久しいが、結局は正月がすぎれば街はバレンタインモードに切り替わる。もちろん、チョコをあげなければいけない“義務”など存在しないが、実際に「わずらわしい」と感じている人も少なくない。今回は、職場の義理チョコがきっかけで「地獄を見た」という2人のエピソードを紹介する。
◆義理チョコが盛り上がる「パリピっぽい」職場

「もうバレンタインをなくしてほしい! せめて会社とかだけでも!」

 杉浦薫さん(31歳・仮名)は、彼女とバレンタインでギクシャクしてしまったようだ。杉浦さんはIT系の会社に勤めているが、社風が「ちょっとパリピっぽい感じ」だと苦笑する。

「みんな陽キャ(陽気なキャラクター)が多いし、社長も俺より少し年上ぐらいでノリが大学のサークルみたいな人ですね」

 社員の誕生日はみんなでお祝い。新年会に忘年会、クリスマス会まであるという。

「なんでもかんでもイベントにする(笑)。でもおかげでみんな仲が良いからけっこう気に入ってます。もちろん、バレンタインもイベントのひとつです。さすがに飲み会はしませんが、女性社員は当たり前にチョコをくれます」

◆彼女の機嫌が直らない

 だが、たくさんのバレンタインチョコを貰い、半同棲状態の彼女に「一緒に食べよう」と声をかけたところ、予想外の反応をされてしまった。

「彼女は甘いものが好きだし、色々な種類があるから一緒に食べ比べしたかったんですが、『無神経!』と怒られてしまいました」

 女性社員にもらったチョコの中には、彼女が用意していたメーカーと丸かぶりなものがあったのだ。

「人気のチョコのメーカーなんで、しょうがないっていったらしょうがないんですけど。そもそも会社の子から貰ったチョコは当然、“義理”です。彼女のは本命チョコじゃないですか。だから、そんなに気にしないでほしかったんですけど」

 その後も彼女の機嫌は直らず、ホワイトデーを迎えてしまう。

◆「もうバレンタインはコリゴリです」

 杉浦さんはお返しに彼女の好きなコスメブランドで欲しがっていた化粧品一式をプレゼントした。しかし、彼女の機嫌は悪くなる一方だった。

「絶対に喜ぶであろうものをあげたのに『うん……』といった反応。もしかして被っちゃってた(すでに持っている)のかと聞いたら、首を横に振られて。いったい、何が気に入らないのか聞いたら“値段”だというんです」

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