あなたの心を支配する”マニピュレーター”にカズレーザー流の対処法とは

2022.12.13 23:00

『カズレーザーと学ぶ。』が13日に放送され、『心の支配』についてカズレーザーが独自の対処法を語った。

番組では、“なぜ人は心を支配されてしまうのか”をテーマに、『カルト宗教の新たな手口 あなたの心に忍び寄る“いいね”人間』『日常に潜む心の支配者 いま急増するマニピュレーター』『場所細胞で脳をリセット 脳科学者が語る支配された脳内』の3つの観点から学んだ。

表立っての悪口や暴力はないが、攻撃性を隠したまま密かに他人の心を自分の思う通りに支配していきたいという、操る人という意味のマニピュレーターと呼ばれる人が急増しており、自分が得をするために他人を利用するという本心は隠しているため、「一見すると善人のように見える」という特徴があるという。

日本の会社にいそうなマニピュレーター上司として、“(営業)上位の人を表彰して周りにプレッシャーを与える”“自己啓発本の精神論を部下に薦める”“一度落としてから甘い言葉をかける”“社員の誕生日をお祝いして家族感をアピール”といった行動の特徴を描いた再現VTRを見たカズレーザーは、「これはパワハラじゃないから、たぶん間違ってないはずだ。私が迷ってる方が間違っているのかなと感じてしまう」と解説。

その対処法については、「これの逆を意識すれば良いと考えたら、すごいドライに仕事をするのが一番いいのかなと思います」と発言。さらに、「欧米企業だったら成果出さないと基本的にクビ切られちゃうじゃないですか、ベースとしては。日本企業で成果を出してなくて、でもなかなか解雇することかができない人を追い詰めるって意味では会社からしたらすごくいい社員ってことですよね、マニピュレーターは。プレッシャーかけてくれるから」と組織に問題があることを指摘。

これに対し公認心理士の柳原里枝子氏からは「ウソとか情報操作をするので、いい社員ではないが、できる社員ではある」と話し、立正大学心理学部教授の西田公昭氏は「役に立つかどうかで選ばれた人間(関係)なので、早く離れた方がいい」とアドバイスした。

カズレーザーは、「必要な時の距離感をうまく近づいたり離れたりがフレキシブルにできないと。欧米型ですぐクビになる方が、マニピュレーターから離れられるって考えたらメリットもあるのかなと、いろいろ思っちゃいましたね。自分の置かれている状況、例えば書き出してアウトプットして、それを別の時に確認するとかで外部から確認できるシステムを自分で持つのが一番の防護策なんですかね」と、マニピュレーターがはびこりがちな体質とその中での対処法について展開した。

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写真提供:(C)日テレ

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