長野市が廃止方針の青木島遊園地 子どもたち発散できず 隣接児童センターの1日を取材
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「子どもの声がうるさい」との苦情をきっかけに、長野市が廃止する方針の同市青木島町大塚の公園「青木島遊園地」。市こども政策課は隣接の児童センターの子どもが外で遊ぶ時間を確保できるよう、3月16日に始まる春休みから長期休みに限って、近くの小学校の校庭を使ってもらう方針を示す。だが、センターの小林俊行館長は「校庭は子どもが遊びたいタイミングで遊べるわけではない」とし、遊園地存続を求めている。
小林館長によると、長期休みに校庭を利用するとすれば、午前か午後の早い時間帯に限られる。保護者の送迎と重なる午後の遅い時間帯の利用は「実質的に困難」だ…
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