「サイバー犯罪」捜査技術を競う競技会 G7サミットに備え初開催 広島県警

2/10(金) 18:43

県内の警察署から選抜された警察官が腕を競います。サイバー犯罪の捜査技術を向上させるため、競技会が初めて開かれました。

県警本部で行われた「サイバー競技会」には県内の各警察署から選ばれた警察官78人がオンラインで参加しました。
競技会ではインターネットを使った犯罪予告のデータを解析する問題などが出題され、参加者はサイバー犯罪の知識や捜査技術を競いました。
去年、県内ではサイバー犯罪の相談件数が5748件寄せられ、過去最多となっています。
こうした中、競技会はサイバー犯罪の脅威に備えるため、初めて開催され、優勝は尾道警察署、準優勝は江田島警察署でした。
今年5月に開かれるG7広島サミットではサイバー攻撃を受ける可能性があり、県警は突発的な事案や相談に対処する能力を強化したいとしています。