概要
Misskey.ioからのドメインブロックへの対抗措置として、ドメインブロック解除を要請することにしたので告知します。
まず関連事項の時系列は以下となります。
ドメインブロックの経緯は、「告知: Misskey.ioからのドメインブロック | GNU social JP」にあります。ドメインブロックは私が行ったio管理人の投稿引用と引用削除要請拒否に対する腹いせでなされました。
引用は合法的で何の問題もありません。不快を理由に人権侵害が正当化されることはありえません。引用の削除要請は人権侵害であり、応じる必要はそもそもありません。それでも気に入らないならば個人アカウントで私だけブロックすればよかったです。しかし、わざわざドメインブロックがなされました。これにより、私とio管理人の個人的な抗争にも関わらず、無関係な両者のサーバーのユーザー合計1万人以上のユーザーに通信妨害の被害が発生しました。私怨をサーバー運営に持ち込み、多数の無関係な第三者を巻き込むという、幼稚で卑怯な手口を強く遺憾に思います。
元々ドメインブロックは管理者やユーザーが行えるので、しかたないかと思っていました。しかし、「ブロックが差別な理由 | GNU social JP」で紹介した通り、ドメインブロックは「所属・属性を理由とした不当行為」の差別で違法行為です。
具体的には、日本国憲法の「第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」や「 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」への違法行為です。
ブロックが差別で違法行為であるならば見逃せません。Misskey.ioはユーザー数1.5万人程度のMisskeyの代表サーバーです。代表サーバーで差別のような違法行為がなされて、何のお咎めもないならば、分散SNS上の差別や違法行為の蔓延を許すことになります。分散SNSの今後を中長期的に考えるならば、是正すべき事案です。
元々私は今回のドメインブロックに不服でした。そもそも差別という違法行為で社会の対立・分断を助長するだけのドメインブロックは分散SNSにいりません。せいぜい個人のブロックで十分です。
対応
そこで、具体的な対応を講じることにします。具体的には以下を行います。
現在ドメインブロックされていて直接問い合わせできないので、1の要請 (この記事の概要とリンクなど) を記事公開予定の2023-02-09 Thuの夜間以後に お問い合わせDiscordのサポート窓口 (https://go.misskey.io/support) で提出します。
まず、差別で違法行為であるドメインブロックの解除を要請します。あるいは、クローズドサーバーに移行して連合を解除を要請します。特定のサーバーだけ所属を理由にドメインブロックを行うのが差別になるので、そもそも連合を解除するならば、差別ではなくなるので、クローズド化でも差別の違法行為の解除となる判断です。
そして、周知のために、ドメインブロック解除かクローズド化がなされるまで、web.gnusocial.jpのサイトトップに重大告知と題してこの記事を永続的に固定表示します。これは後述の要請期限後も対応されるまで継続予定です。
要請・周知にもかかわらず、対応されない場合に備えて、io管理人の引用削除要請と同様に、月末の2023年2月末に要請の期限を設けます。期限までに対応されない場合、憲法14条及び21条への違法行為として、民事提訴を検討します。万が一、民事訴訟に進む場合、1のドメインブロック解除・クローズドサーバー化の要請に加え、ブロック解除の永続化の誓約、さらに差別による精神的苦痛への慰謝料も請求予定です。
結論
Misskey.ioからのドメインブロックへの対抗措置の告知でした。
今までブロックやドメインブロックが差別や違法という認識がなかったのですが、先日のハッシュタグデモ「#fedibirdはトランス差別している人をBANしてください ハッシュタグデモ騒動 | GNU social JP」をきっかけに認識が改まりました。こちらの記事は作成に1-2日と相当労力がかかりましたが、新しい知見が得られるきっかけになったのでまとめてよかったです。
私としては、「ドメインブロックを解除してほしい」、ただそれだけです。私を気に入らないならば、単に私だけブロックすればいいです。これならば、所属や属性での不当行為=差別にはたぶんなりません。ドメインブロックをしたことで、ドメイン・サーバーという所属を理由にした不当行為で差別にあたると思います。
小規模サーバーなら大目に見ますが、ユーザー数1万人超過で、分散SNS実装の代表サーバーでこのような差別がなされると、違法と知らずに同調するサーバーも現れて、二次被害も受けます。単にユーザーとの交流も妨害されてお互いに不便です。憎悪や分断を拡大助長するので、見過ごせません。素直に、私の要請を受け入れて、ドメインブロックを解除することを願っています。
万が一対応されない場合、不服ですので時期は未定ですが本当に民事訴訟するつもりでいます。勝訴できるかどうかはわかりませんが、「ドメインブロック」の事の重大さを相手や分散SNSで認識させる、抗議の意味でも裁判をする意味はあると思います。プロバイダーの開示請求など、やったことのない手続きのいい経験にもなるでしょう。
私は個人で上場企業相手に本人訴訟で弁護士相手に勝訴的和解 (勝訴以上の内容の和解)をもぎとったことがあります。裁判自体は別に誰でもできますし、争点がシンブルであれば、素人でも十分できます。本人訴訟なら手間はかかっても費用は2-3万円以内程度です。弁護士や司法書士に代理人を依頼するから高くなるのです。自分が原告ならば、敗訴しても失うものはありません。せいぜい請求が徒労に終わるくらいです。基本的に裁判は原告が有利なのです。
ブロック解除要請の結果を月末の期限後などに追記か別の記事にします。
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