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中野教会の場所

 私たちの統一教会中野教会は新井薬師寺の門前の柳通りに面していますが、私は個人的に、この場所はとても宗教的で、教会にふさわしい場所だと思っています。

 というのは、次の理由からです。つまり、榎原雅治氏の「中世地方都市の空間構成 -阿弥陀・薬師・旦過・風呂-」(服部英雄編『中世景観の復原と民衆像』花書院、2004年)などに詳しく書かれていますが、日本では中世になると、市がいわゆる「聖域」としてつくられるようになりました。おそらく、「経済行為(金儲け)は卑しい行為」というイメージを払拭するためだと思われますが、簡単に言うと、市の両端に阿弥陀寺(堂)と薬師寺を置き、その外側に身を清めるための湯屋が配されていたそうです。聖なる領域に入るには身を清めなければならず、それほどまでに聖なる場所で市が開かれたということです。

 さて、中野教会のある柳通りは先述した通りに新井薬師寺につながっています。新井薬師寺は江戸時代に二代将軍秀忠の子、和子の方の悪質な眼病を治したということで、それはそれは霊験あらたかなお寺です。一方、柳通りの、新井薬師寺とは反対の方向、中野五丁目の交差点のところには、実は小さいお堂がちゃんとあるのです。阿弥陀如来が祀られているかどうかは定かではありませんが、中野五丁目の交差点から新井薬師寺方向を向いた左側にお堂があるのです。つまり、柳通りはお寺の門前の商店街として昭和30年代まではかなり栄えたそうですが、しっかりと聖域の中にあったということです。

 その「聖域」の中に、私たちの教会はありますが、実は統一教会だけではなく、いま現在、この近辺には金光教さん、天理教さん、ものみの塔さんなど、たくさんの宗教団体の支部・教会があるのです。まさしく「中野のサンクチュアリ」ですね。関心のある方は、土日にでもJR中野駅→ブロードウェイ→柳通り→新井薬師寺→西武線新井薬師駅と散策してみてはいかがでしょうか?そして、ぜひ私たちの中野教会も訪ねてみてください。お待ちしています。

テーマ : みんなに知ってもらいたい
ジャンル : 日記

ブログを始めました

 はじめまして。統一教会中野教会に所属している中野天一といいます。
 
 統一教会の中では、中野教会は東京で最も規模の小さい教会で、定期的に教会に通われている方も50-60人といったところです。かくいう私も、今にもつぶれそうな?小会社を営みながら、妻や子と教会に通っておりまして、いわゆる「献身者」「教会献身者」ではありません。

 小さいが故の悲喜こもごもがありますが、何でもみんなで相談して手作りしていくアットホームな雰囲気は、他に変えがたい楽しみ、喜びがあるものです。礼拝堂も壮年の方々が「ドイト」で資材を買ってきて、内装を仕上げてくれました。このブログだって、本当は中野教会の立派なHP-トップページに素敵なフラッシュがついているような…-がほしいのです。でも、そんなHPをつくるおカネも時間もないから、不肖ながら私が無料のブログ(FC2さん、ありがとう!)で、私たちの教会の活動等を徒然なるままに書き綴っていこうというわけです。

 そんなわけで、このブログの不出来はご容赦いただいて、東京一小さな教会のアットホームな手作りの雰囲気が、お読みいただいた方々に少しでも伝われば幸いだと思っています。一流の洋菓子店にいる有名なパティシエが作ったケーキはもちろん美味しいけれど、田舎の母親の素朴なアップルパイの味も捨てがたいということですね。

 また、本ブログを読んで感想・質問等がございましたら、ぜひコメントなりメール(nakanoten1@yahoo.co.jp)なりいただければ幸いです。

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プロフィール

中野天一

Author:中野天一
1960年、宮城県に生まれる。大学1年生の冬に統一教会に入会。信仰の深さはいざ知らず、信仰年数だけは30年になろうとしている。東京の池袋にあるキリスト教系大学の大学院博士課程まで進み、いくつかの大学の教壇に立ち、思想史などの講義を担当したこともあるが、現在は、一小企業の経営者として不況の波、その他諸々と戦う毎日である。

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