FC2ブログ
FC2 Analyzer

ForefatherとAncestor

暑い暑いと思っていますが、もう8月も終わりですね。私たちの教会は先祖をとても大切にしますが、どんな信仰を持っているにせよ、この8月はお盆ということで帰省してお墓参りなどして、多かれ少なかれ先祖に関心を持たれた方が多いのではないかと思います。

 ところで、私たち日本人は一口に「先祖」と言いますが、英語で「先祖」を意味する語はancestorとforefatherと2つあります。日本人に馴染み深い?のは、中学の英語の教科書にも出てくるancestorのほうでしょうか?あまりforefatherは使わないですね。しかし、それにはちゃんとした?理由があるのです。それは…

 一言で言うと、ancestorは自分の祖父母、曽祖父母、曽々祖父母という、いわゆる血の繋がりのある先祖のことです。これに対して、forefatherはアブラハム・イサク・ヤコブの神ような信仰の先祖のことです。日本人はancestorにはお墓参りなどして思いを馳せる時がありますが、信仰の先祖などということはほとんど関心がないので、forefatherには思いも至らないのです。だから、「先祖」という英語もancestorしか知らない?のではないでしょうか。

 統一教会は先祖解怨式などをおこなってancestorを大事にしますが、もちろんforefatherも大事にしています。統一教会の聖歌の一つである「愛郷歌」の英訳は「Our forefather」です。「♪祖先が築いた麗し地♪」という歌い出しは、「♪Our forefathers built for us a beautiful land♪」です。キリスト教やイスラム教はforefatherへの思いが強く、仏教はancestorへの思いが強いように感じますが、両者を大事にする統一教会はこういう面でもまさしくunificateしているわけです。

 これからは、ancestorとforefatherの双方馳大事にする私たちになりたいものです。

8月のまとめ

 世間は夏休みだ、盆休みだと羨ましい限りでしたが、私は猛暑の夏に休みもなく仕事に追われていました。ふと気づいてみると、なんと1ヶ月以上ブログを更新してないではないですか。更新するもなにも、日曜日も仕事に追われ、礼拝すら満足に参加することができず、心もすっかり疲れている今日この頃です。やはり教会や礼拝は霊の拠り所です。

 さて、この8月の中野教会の主な活動ですが、私以外の方々は『自叙伝』の紹介や伝道に頑張っていました。また、中野教会長が120日修練会に参加してくださったので、8月8日に天福函(天福櫃より名称変更)の安着式を行うことができました。天福函とは、モーセの時代の契約の箱に相当する、とても貴いもので、八大教材・教本が収められているものです。感謝…。

 8月21日ー23日まで、教会長が渡韓していましたが、8月24日には恒例のミニ・パーティーが開かれました。毎月、毎月、このパーティーには新規の方が参加してくださっています。一緒に昼食を作って食事し、訓読をして、カラオケをして…という感じの、なんの変哲もない?パーティーなのですが、皆さんとても復興してくださっています。

 

代々木聖地&高麗神社に行ってきました

 7月15日、牧会者をはじめとする中野教会の12名の有志が、代々木聖地と高麗神社を訪ねて祈祷をし、中野教会の発展と伝道への決意を誓ってきました。

 代々木聖地はこれらは真のお父様が1965年に来日されたとき、東京の明治神宮など、日本全国に8つの聖地を定めてくださいました。その後、明治神宮内の聖地は代々木公園に移されていますが、ここでは宋総会長もよく散策をされているそうで、運がよければ?総会長にお会いできるかもしれません。

 午前中に、この代々木聖地で祈祷した中野教会一行は、そこからさらに埼玉の高麗神社にクルマ3台に分乗して向かいました。高麗神社は、昔むかしに朝鮮半島北部に栄えた高句麗からの渡来人高麗王若光を祀っています。若光が渡来した年代については、『日本書紀』には666年10月に高句麗から派遣された使節の中に「若光」の名があります。また、『続日本紀』には703年に「従五位下高麗若光に王の姓を賜う」と記されています。若光は716年に武蔵国に新設された高麗郡に首長として赴任しました。当時の高麗郡は未開の原野で、若光は、駿河(静岡)甲斐(山梨)相模(神奈川)上総・下総(千葉)常陸(茨城)下野(栃木)の各地から移り住んだ高麗人(高句麗人)1799人とともに当地の開拓に当たりました。若光の死後、高麗郡民はその徳を偲び、その霊を「高麗明神」として祀りましたが、これが高麗神社創建の経緯です。その後、高麗神社は若光の子孫が代々宮司を務め、現代に至っているそうです。

高麗神社に参拝する中野教会員  <高麗神社に参拝する中野教会の方々>

 代々木から高麗神社に向かう際は、ナビのおかげで珍道中になりましたが、高麗についてからは、真のご父母様の祖国である韓国ととても関係の深い地を訪れて、12名みんながご父母様と韓国に思いを馳せ、新しい出発を決意して中野教会に戻ってきました。スピリチュアルなリフレッシュとして、とても良い一日でした。

藤田姉昇華祝祭

昨日は、日曜礼拝に代わり、日本中の教会で、藤田孝子姉の昇華祝祭がインターネットを通じて行われました。
このブログでも、統一教会員に対する不当かつ不法な拉致監禁について書きましたが、藤田姉は拉致監禁され、その状況に耐えきれず、監禁場所のトイレで自殺したのです。

昨日は、私たちが藤田姉の霊を慰労するとともに、二度とこのような出来事が起こらないように、拉致監禁に対して断固抗議する決意を新たにした一日でした。

自殺に至った藤田姉のケースは特別としても、信教の自由を認められている日本で、4000人の信者が拉致監禁され、3000人が強制改宗させられた事実を、皆さんはどう考えられますか?

宋総会長をお迎えして

 7月6日、東東京教区で宋総会長をお迎えしての集会が新宿教会でおこなわれ、中野教会の兄弟姉妹も、平日にもかかわらず多くの方が参加しました。

 とくに中野教会創設時から熱心に歩む婦人が、真のお父様の『自叙伝』を紹介する中から、この本に感銘して入会された方の証しをしましたが、総会長もとても感動され、集会の最後にわざわざこの婦人を壇上に呼ばれ、花束をくださいました。この花束は、今、中野教会の祭壇に大事に飾られています。

花束 <宋総会長からいただいた花束>

 このような『自叙伝』に関心のある方は、画面右側「リンク」内の「中野教会連絡先&アクセス」をクリックして、ぜひ中野教会に来てみてください。


プロフィール

中野天一

Author:中野天一
1960年、宮城県に生まれる。大学1年生の冬に統一教会に入会。信仰の深さはいざ知らず、信仰年数だけは30年になろうとしている。東京の池袋にあるキリスト教系大学の大学院博士課程まで進み、いくつかの大学の教壇に立ち、思想史などの講義を担当したこともあるが、現在は、一小企業の経営者として不況の波、その他諸々と戦う毎日である。

最新記事
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
印刷画面(ボタン付)
by genshoku
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR