BT。そうなのか〜。

私は権威ではないけど職業的に「先生」ではあるのですが、寝首はかかれたくないし最初から寝首をかいてやると思ってくる学生さんの相手をするのはちょっと人間として気持ち的に無理だなと思います。

もちろん、学生さんに正面から批判されたり喧嘩ふっかけられたりすることはあるし、延々と議論してこちらが説得することもされることもどちらも納得しないこともあるし、「ここはあなたとは絶対に意見の合わないところだよね」とお互いにわかりあって長い(元)学生さんもいるし、そういうのは普通にいくらでもありますしむしろ嬉しいですけれど、それはお互いに(つまり教員から学生に対しても、その逆も)相手の知見や経験や感情に対する最低限の敬意があるからこそ成立する話なので、最初からこちらの寝首かくつもりでいる人の相手を真面目にさせられるのはな〜私は嫌だな。

「先生」やってる人たちは皆さんそんなに人間ができているんですかね…

→ 寝首をかくっていうのは、それとも、単に「油断してるとお前を乗り越えてしまうぞ」くらいの意味なのかな。それならそれは別に普通だけど。

私は「寝首をかく」というと、最初から相手と正面からやり取りする気はなく、相手が油断するところをみすまして裏切ってやっつける、的なものを連想してしまうので、最低限の信頼も敬意も最初から築き合う気のない人の相手はきついな、と正直思います。少なくとも最初はもう少しcivilにやってみませんか、みたいな感じ。

もちろんお仕事なのでそういう学生さんがいても仕方ないですが、ものすごく疲弊するだろうし、できればそういう態度じゃなくて「正面から批判しますよ」みたいな学生さんだといいなと思います。

SHIMIZU, Akiko

あ、BTしたツイート補足が出たんですね。

教員を必要以上に怖がる必要ないですよ、ということならそうですね。
というか、実際には本当にヤバい話がアカデミアのあちこちで出てくるし、それにアカデミアがきちんと対応できていないのは学生から見たって明らかなのだから、怖いのも当然ではあるのですが。
でも本来的にはそういう状況であってはいけない、という意味ではその通りだと思います。

ちなみに、私は「反抗」はせめて学部前期課程(1,2年生)くらいまでにしてほしいと思います。教員としてわがままを言えば、専門課程(
3,4年生)やましてや院生は、「反抗」ではなく、積極的に議論をしたり疑問や批判を提示したりしてほしいし、私が出会ってきた限りでは実際にそうできる人が圧倒的に多いという印象を持っています(それはもちろん私が多分とりわけ学生に恵まれてきたためではありますが)。